夕刊:2019/06/19

日経平均株価は堅調で前日比361円高。金は小幅安。原油、石油製品は4桁高。白金も昨日の下げから反発。  

為替

19日の東京外国為替市場で円相場は下げ幅をやや広げた。米中の貿易交渉が前進するとの期待から日経平均株価が大幅に上昇し、円は9時30分ごろに108円61銭近辺を付けた。午後は前場から30銭~40銭円高で推移。ただ米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間20日未明に控えて積極的なドル買いは難しいとの空気もある。円は対ユーロで小幅に伸び悩んだ。株高を受けて対ユーロでも円がやや売られた。ユーロは対ドルで安値圏もみ合い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、様子見ムードが強く、108円半ばまで小幅の上下にとどまった。日経平均は350円超高と大幅反発したが、ドル円の上値は108円62銭にとどまった。トランプ米大統領の「我々は中国と公平な協定を結ぶか、合意なしかのどちらか」「習・中国国家主席は素晴らしい主席であり、偉大な指導者」などの発言が伝わった。ユーロ・円は小幅高。10時時点では121円57銭とニューヨーク市場の終値(121円40銭)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。米中通商協議の再開期待や株高を背景に、121円64銭まで上値を伸ばすなど、底堅い動きとなった。ユーロ・ドルは戻りが鈍い。上値は1.1202ドルと、1.12ドル近辺で戻りの鈍い動きが続いている。これまでのレンジ:ドル・円:108円31銭-108円62銭、ユーロ・ドル:1.1192ドル-1.1203ドル、ユーロ・円:121円19銭-121円64銭

株式(日経平均)

19日の東京株式市場で日経平均株価はに大幅に反発して引けた。終値は前日比361円16銭(0.72%)高い21333円87銭の終値で引けた。(高値21358円72銭-安値21213円43銭)東証1部の値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は1781、変わらず55銘柄。株価は大きく値上がりした。来週のG20大阪サミットに合わせて米中の首脳会談が開かれる見通しになり、貿易交渉が進展するのではないかという期待からほぼ全面高の展開となった。午前中は前日比350円ほど高い21300円台前半を中心に推移した。一時は上げ幅を380円超に広げる場面があった。米中首脳会談が来週に開かれる見通しとなって米中貿易摩擦への警戒感が和らいだうえ、米欧の金融緩和期待が高まり、投資家心理を強気に傾けている。米中貿易戦争の懸念後退に加え、金融緩和への期待がきょうの相場を押し上げた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は18日の講演で物価目標の達成が脅かされれば「追加の刺激策が必要になる」と発言。これを受け、日本時間今晩に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)でも米連邦準備理事会(FRB)が利下げに前向きな姿勢を強めるとの見方が広がっている。金利低下が株式市場への資金流入を促し、株価を押し上げる『金融相場』が続けば日本株市場にとってもプラスに働くとの期待が高まった。トランプ大統領が18日、南部フロリダ州オーランドで大統領選再選出馬を正式表明したことも、一定の支えとなっている。更に「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と電話でいい会話をした。来週に日本で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)で協議を継続する」とツイッターに投稿した。米中両政府の担当者が19日から具体的な協議を再開するという。これまで貿易戦争の激化による業績下振れへの警戒感から半導体や電子部品といった景気敏感株が売られて相場の重荷となっていたが、貿易摩擦への懸念が和らいだとして、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンやファナック、TDKなどに買いが入って相場を押し上げた。

貴金属

金先限帳入値4674円(前日比-3円)銀先限帳入値51.円(前日比+0.4円)白金先限帳入値2814円(前日比+23円)パラジウム先限帳入値5002円(前日比+103円)NY市場では、米欧による金融緩和策への期待を追い風に買いが優勢となり、反発した。中心限月8月物の清算値は前日比7.80ドル(0.58%)高の1オンス=1350.70ドル。ECBのドラギ総裁がこの日の講演で、追加金融緩和の可能性を示唆したことを受け、未明から買いが先行。米FRBが18、19両日に開くFOMCで、景気減速リスクを回避するために「予防的利下げ」が必要かどうかを議論する見通しであることも、金利を生まない資産である金塊にとっては支援材料となり、相場は朝方に一時1358.50ドルまで上昇した。午後に入っても値段はもみ合い状態。夜間取引に付けた高値4702円を更新はできず。今晩のFOMCの結果待ちか。

石油

原油先限帳入値39080円(前日比+1150円)ガソリン先限帳入値46060円(前日比+1060円)灯油先限帳入値56290円(前日比+1080円)米中貿易交渉の妥結への期待が広がる中、エネルギー需要の先細り懸念が後退したことから買いを集め、急反発した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値は前日比1.97ドル(3.79%)高の1バレル=53.90ドル。8月物は1.94ドル高 の54.11ドルとなった。米中間の貿易摩擦 激化が回避されるのではないかとの期待が広がり、エネルギー需要の先細り懸念が後退。早朝までもみ合いが続いていた原油相場は急速に上げ幅を拡大した。また、この日は米株相場が大幅続伸したことを受け、株と並んでリスク資産とされる原油にも買いが入りやすかった。しかし、前場の付けた高値からは上げ幅は削る。更なる高値を更新していくのは新しい材料が必要か。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値202.7円(前日比+2.7円)ゴムTSR先限帳入値163.4円(前日比+1.2円)ゴムRSSは、総じて上昇。上海高や米中貿易問題に対する楽観的な見方の広がりから、総じて買いが先行する展開となった。東京先限は一時205.5円まで上昇する場面があった。ただ、中盤に入ると、やや伸び悩みをみせている。ゴムTSRは、動意に欠ける展開となっている。午後に入っては他の商品同様前場の付けた高値を瞬間でトライするも更新できず。昨日の上げ幅を見て本日は様子見ムードも漂うか。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25610円(前日比-200円)東京コーンは、総じて続落。寄り付き直後こそ、買い先行も自律修正高となり、先限りから地合いを緩め、直近の安値を更新する動き。シカゴ夜間取引が続落となり、下げ賛成ムード。先限の出来高が7割近くを占め、新規売りが続いているとみられ、先限は一時25760円まで下落。午後に入っても閑散とした値動き。先限で25500円~26000円の値動き。


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