夕刊:2019/07/26

日経平均4日ぶりに反落

為替

26日の東京外国為替市場でドル・円は小安い。昨日高値の108円75銭手前で頭の重さを確認すると、日経平均株価が下げ幅を広げたこともあって、徐々に売りが優勢に。米長期金利の低下も相場の重しとなり、一時108円57銭まで値を下げた。ユーロ・ドルは小高い。依然として狭いレンジ内推移ではあったものの、米金利低下を手掛かりにした買いが入り、一時1.1150ドルまでわずかに上昇した。ユーロ・円は、株安を受けた売りに押され、121円04銭まで弱含んだ。午後に入り、目新しい判断材料に乏しく全般的に小動き。ドル・円は日経平均が軟調に推移しているものの反応は限られ、引き続き108円60銭前後で膠着状態。クロス円もユーロ・円が121円10銭前後で、ポンド・円が135円20銭前後で売買が交錯しているほか、豪ドル・円も売り一服後は75円45銭前後で揉み合い。これまでの参考レンジ:ドル・円:108円57銭-108円74銭、ユーロ・ドル:1.1142ドル-1.1150ドル、ユーロ・円:121円02銭-121円21銭

株式(日経平均)

26日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落して引けた。前日比98円40銭(0.45%)安い21658円15銭で引けた。(高値21709円74銭-安値21590円66銭)TOPIX:1571.52 -6.33 0.40%安、マザーズ:896.08 -0.62 0.07%安。東証1部の売買代金は1兆7301億円、出来高は9億2618万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は626、値下がり銘柄数は1415、変わらず110銘柄。低調な決算を発表した銘柄への売りが相場の重荷となった。前日に約2カ月半ぶりの高値で終え、米株式相場も下落したとあって利益確定売りが優勢だった。中国需要の冷え込みで自動車や半導体工場向けの制御装置の販売が苦戦し、4~6月期が大幅減益となったオムロンが急落。ファナックや安川電機など設備投資関連株に売りが波及した。前日に上げが目立ったアドバンテストなど半導体関連には海外ヘッジファンドの売りが目立った。半面、医薬品や情報・通信など景気変動の影響を受けにくいセクターには買いがみられた。自動車や機械などに業績の下押しを警戒した売りが続いている。週末で様子見を決め込む投資家は多い。21:30に米4-6月GDP発表がある。大方の予想は前期比年率換算1.8%増となっており、1-3月期の同3.1%増から成長が鈍化するとみられている。6月の米小売売上高や6月の米耐久財受注など、最近発表の米経済指標は全般的に予想を上回っている。4-6月期の米GDP速報値も同様の結果になれば、米国の大幅利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。

貴金属

金先限帳入値4929円(前日比-6円)銀先限帳入値57.0円(前日比-0.2)白金先限帳入値3028円(前日比-34円)パラジウム先限帳入値5190円(前日比+8円)東京金、銀は、まちまち。NY商品取引所の金塊先物相場は、堅調な米経済指標などを受けて売りが優勢となり、反落した。米商務省が朝方に発表した6月の耐久財受注額は市場予想を大きく上回った。また、最新週の新規失業保険申請件数も予想よりも良好な内容だった。これらの統計を受け、安全資産とされる金の需要は減退。金相場には下落圧力がかかった。市場の注目は今月末のFOMCに集まっている。今回の会合では25bpの利下げはほぼ確実視されているものの、今後の金融政策運営方針について見極めたいとの思惑が広がっている。東京金は、午前中、NY安と円安を受け、まちまちで始まったのち、ドル建て現物相場の堅調を受けて小幅高となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りが一服し、上げ一服となり期先2本がマイナス圏へ。6月の米耐久財受注が強い内容となり、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。アジア市場で押し目を買われたが、戻りは限られた。一方、円相場は108円台後半の円安に振れた。銀は、NY安と円安を受けてまちまちとなった。銀もNY高を受けて買い優勢となった。金は、9円安~2円高。銀は、0.4円安~0円。市場は、米連邦準備理事会(FRB)が30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切ると確実視。CMEグループのFEDウォッチによると、金利先物相場が織り込む利下げ幅の予想確率は25ベーシスポイントが79%、50bpは21%となっている。米国では26日公表予定の第2・四半期国内総生産(GDP)速報値に注目が集まる。米財務省が行った320億ドルの7年債入札への需要は軟調だった。24日に行われた410億ドルの5年債入札、23日実施された400億ドルの2年債入札もさえない結果に終わった。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは、NY安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて下げ一服となった。パラジウムは、NY安と円安を受けまちまちとなる場面も見られたが、押し目は買われて小幅高となった。プラチナは、24円安~36円安、パラジウムは、8円高~41円高。

石油

原油先限帳入値40260円(前日比+350円)ガソリン先限帳入値50260円(前日比+240円)灯油先限帳入値58350円(前日比+620円)東京石油市場は、下落。NY商業取引所の原油先物相場は、原油在庫の急減にもかかわらず下落した前日の反動で買い戻しが入り、小反発した。24日の相場は、午前までに発表された官民の週報で、米国内原油在庫が市場予想を大きく上回る取り崩しとなったことをきっかけに、一時上げ幅を拡大。しかし、原油在庫の急減は、ハリケーンの接近に伴って米メキシコ湾岸周辺の石油関連施設が操業を停止していたためとの見方に打ち消され、結局、同日の清算値は反落となった。しかし、ホワイトハウスは24日、30日から中国・上海で閣僚級の貿易協議を開くと発表。世界経済の成長の足かせとなっている米中貿易摩擦が緩和されれば、エネルギー需要が上向くとの期待を手掛かりに、25日朝にかけて相場はジリ高で推移した。ただ、米欧などの経済指標の悪化が目立っている中で需要の先細り懸念は根強く、57ドルの節目を試した後は上値の重い展開が続いた。海外高や円安を受けて買いが優勢だが、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動意は限定的。来週のFOMCでは約10年ぶりに利下げが行われる見通し。今晩、4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が発表されることも模様眺めムードにつながっている。円相場は108円後半で、海外市場からの円売り・ドル買いが一巡している。時間外取引でNY原油は小動き東京原油先限は4万円の節目を挟んで上下。日中取引開始後に目立った変動はない。東京ガソリン2020年2月限は50090円で発会した後、一時49620円まで売りに押された。昨年の10月高値と12月安値を起点として、ブレント原油は三角持ち合いのチャートパターンを形成している。2016年1月以降の上昇トレンドが一服した後の中段保ち合いであり、三角保ち合いからの上放れが期待される。ただ、足元では値動きが煮詰まっているところであり、こう着感はさらに強まっていきそうだ。原油は、70円高~500円高。ガソリンは、240円高~280円高。灯油は、250円高~650円高。

ゴム

東京ゴムRSS先限帳入値187.6円(前日比-1.1円)ゴムTSR先限帳入値153.3円(前日比0円)東京ゴムRSSは、期近1本を除いて軟調。薄商いの中、上海ゴムが小安く推移していることを受けて、期近1本を除いて売り物がちの展開となった。TSRは、動意に欠ける展開となっている。東京ゴムRSSの新甫1月限は、187.3円で発会した。寄り付き直後は、一時177.7円まで急落し、その後、187.7円まで急伸するなど、薄商いの中、乱高下となった。値動きが落ち着くと、売り物がちの展開となり、12月限に対して4円前後の下ザヤとなっている。11月限と12月限は11円前後の逆ザヤとなっていることから、12月限と1月限も次第に逆ザヤが拡大する可能性がある。ただ、産地需給に変化の兆しがみえることもあり、12月限と1月限の逆ザヤが拡大しないことも考えられる。その場合は、順ザヤ化に向けた動きとなりそうだ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値24580円(前日比-90円)東京コーンは、まちまち。夜間取引から日中取引の序盤は先限が小幅安。期先5月限が先限につれ安となった。その後、先限が下げ幅を拡大。他限月は薄商いのなか、高もちあい。新規材料不足で見送り気分が強いなか、玉次第の展開を継続。東京コーンは期先2本が軟調。先限は日中取引開始後、下値を切り上げたが、24620円で戻り一杯。シカゴ夜間取引が小幅続落にもほとんど反応せず、閑散商いを継続。先限は24500円が支持線。午後は玉次第だが、期先の戻りは鈍く、もちあいの公算大だ。


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