夕刊:2019/09/06

日経平均は本日もしっかりの前日比113円高。東商金は連日の連騰から一変して急落の前日比75円安。5200円台はキープするも分水嶺か。東京原油はしっかり。目先は本日発表の米雇用統計待ちか。

為替

午前中は東京外為市場中盤、ドル円は107円ちょうど付近で小動き。米中通商協議が再開されることになったことや、堅調な底堅い米経済指標を受けて昨日のドル円は約1ヶ月ぶりの円安・ドル高水準を更新。米雇用統計の発表待ちのなか、東京市場での反動は限られている。 米雇用統計は本日日本時間21時30分に発表。黒田日銀総裁が日経新聞のインタビューに答え、マイナス金利の深堀について、選択肢の一つであることを認めたことで若干の円安進行も107円10銭近辺まで。108円台乗せるにはもう一つの材料が必要か。ユーロ円は118円前半、ポンド円は132円ちょうど付近、豪ドル円は73円ちょうど付近で推移し、これまでの円高推移に調整が入っている。ポンド/円、ポンド/ドルは本日はおとなしい動きか。

株式(日経平均)

日経平均株価の終値は113円63銭高の21199円57銭。午前中は日経平均株価は堅調に推移。前日の米株式市場が大幅高となったことを好感する買いが入っている。為替相場が約1カ月ぶりに1ドル=107円台と円安が進行したことが好感され、自動車や機械など輸出関連株が値を上げている。一般的に意識されやすい200日移動平均線がある21230円前後の攻防となっていた。午後に入ると値段はしっかりしてはいるものの前場の高値をとることはできず。週末ということもあり利食い売り先行。機械、輸送用機器、ガラス・土石製品が買われる一方で、電気・ガス、倉庫・運輸関連、情報・通信が売られている。

貴金属

金先限帳入値5202円(前日比-75円)銀先限帳入値63.5円(前日比-2.9円)白金先限帳入値3237円(前日比-116円)パラジウム先限帳入値5161円(前日比-19円)東京金、銀は反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の小幅安を受けて軟調。銀もニューヨーク安を受けて軟調となった。午前中の前営業日比は、金標準が82~67円安、金ミニが80~69円安、銀が2.9~1.8円安。午後に入っても前場の流れを引継ぎ軟調。東商金先限は5200円を一時割れる場面もでるも5200円台はキープする。

石油

原油先限帳入値37070円(前日比+280円)ガソリン先限帳入値47870円(前日比+70円)灯油先限帳入値54830円(前日比+60円)午前の東京石油市場は堅調。海外原油は小幅高にとどまったものの、米中通商協議の再開が発表されたことで円安となっていることが国内市場を押し上げている。円相場は1ドル=107円ちょうど付近で推移。時間外取引でニューヨーク原油はしっかり。日中取引開始後、37160円まで水準を切り上げた。夜間取引の高値である38000円から押し戻されているが、米雇用統計の発表を控えるなかでも買いがやや盛り返している。午後に入っても値段はしっかりしているが、前場の値段からは値を下げて引ける。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値165.0円(前日比-0.7円)ゴムTSR先限帳入値141.2円(前日比±0円)ゴムRSSは、小幅高。寄り付きは、上海夜間安を嫌気して、売りが優勢となった。その後は、日中取引の上海ゴムが、地合いを引き締めたことから、東京ゴムも買いが先行し、軒並みプラスサイドに転じている。ゴムTSRは、小動きとなっている。午前中のゴムRSSは前営業日比0.2~1.2円高、2月限は同0.9円高の166.6円で取引されている。ゴムTSRの前営業日比は1.0円安~変わらず。3月限は同変わらずの141.2円で推移している。前場は推定出来高はゴムRSSが2268枚、ゴムTSRは841枚。午後に入っても積極的に売買を仕掛けるムードになく、このまま週末を迎えやすい。上海ゴム相場の上昇が続いており、リスクオン状態にあるため、動きがあるとすれば上向きの可能性が高い。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22790円(前日比+110円)東京コーンは期中から期先が反発。前日のシカゴ期近が小高く引けたこと、1ドル=107円台の円安から買い優勢。シカゴ夜間取引が小幅続伸から先限が22850円までジリ高となった。しかし22900円を目指す動きになる前に上げ幅を縮小し、22800円割れ。貴金属の大幅安にも影響を受けたか。午後に入っても閑散とした商いに終始。また、トランプ大統領がエタノール政策について関係当局と調整を行っている模様であり、何かエタノール需要刺激策が発表されると、安値修正が促され易くなる。


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