夕刊:2019/10/17

本日の日経平均株価は昨日の年初来高値からの小休止で前日比21円安。東商金はしっかりの34円高。東証原油は方向感に欠け、先限前日比90円安。

為替

東京外為市場は朝方、ドル円は108円70銭台での推移となっている。昨日の海外市場では、米小売売上高が予想を大きく下回る弱い結果となったが、ドル円の下げは108円50銭台までと限定的で下値しっかり感。もっとも109円トライには慎重という流れで、108円台後半でのもみ合いに。今後は円安の流れが続くとすると、109円台に乗せると、200日線のある109.07が注目される。同線を上抜くと、8月1日の高値109.32を目指そう。高値更新となれば、節目の109.50や5月30日の高値109.93を試す展開になろう。前回正規雇用がマイナスになるなど、厳しい状況が見られた豪雇用統計を控え、豪ドル円は73円45銭近辺。発表を前に様子見ムード。ユーロ円は1ユーロ=120.45円前後、ユーロドルは1ユーロ=1.1077ドル近辺で推移している。午後に入っても108円後半で推移。本日は終始ドル高水準だった。新規の取引材料に乏しく、持ち高を大きく傾ける動きはみられない。米国の経済指標の発表や欧州連合(EU)首脳会議(サミット)を控え、次第に様子見姿勢が強まってきた。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は22451.86円。朝方の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比21円安の2万2451円と反落。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が小幅反落しており、ここまで日経平均が4連騰で大幅に水準を切り上げてきた東京市場でも、目先利益確定の売り圧力が意識されるところ。米国では好調な企業の決算発表がポジティブ材料として働いているものの、9月の小売売上高が市場予想に反して前月比で減少するなど個人消費の伸び悩みに対する警戒感も浮上している。昨日の強い流れを引き続き継続できるかどうかが課題。午後に入っても方向感なく小さな上げ下げに終始。年初来高値を付けた前日に比べ21円06銭(0.09%)安の2万2451円86銭で終えた。最近の相場上昇が急ピッチだったため利益確定売りが重荷となった。

貴金属

金先限帳入値5195円(前日比+34円)銀先限帳入値60.6円(前日比+0.1円)白金先限帳入値3102円(前日比+190円)パラジウム先限帳入値5838円(前日比+168円)東京貴金属は、総じて堅調。ニューヨーク高を受けて総じて買い優勢となり、一時は5200円を付ける。しかし、ドル建て現物相場の堅調が支援要因となったが、買い一巡後は上げ一服となった。 米小売売上高が予想外に減少し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が強い。今後発表される経済指標が弱い内容になると、貴金属はドル安を受けて金主導で堅調に推移するとみられる。午後に入っても高値もみ合い。午前中は、ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ止まりを受け、もみ合いとなった。東京プラチナは、小じっかり。午前中は、ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われた。午後に入ると、ドル建て現物相場の底堅い値動きを受け、小じっかりで推移した。

石油

原油先限帳入値37090円(前日比-1280円) ガソリン先限帳入値51220円(前日比+190円)灯油先限帳入値54490円(前日比+140円)寄り付きの東京石油市場は全般的に小幅安。先週末の米中通商合意の不透明感や、米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が大幅に増加したことが重しとなっている。時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.57ドル安の52.79ドルで推移。今後の先行きとして足元の米原油在庫の増加は季節的な現象であり、この時期の原油在庫の積み上がりを強く嫌気する必要はないと思われるが、原油相場の上値が重いなかで弱気な流れを後押しする要因となっている。午後に入っても上昇する力には乏しい展開。米エネルギー情報局(EIA)の統計でも在庫積み増し圧力の強さが再確認されると、売り圧力が強まり易くなる。特に株安や米指標の下振れがみられると、下げ幅が拡大し易くなる。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値163.8円(前日比+1.2円)ゴムTSR先限帳入値148.9円(前日比+0.0円)ゴムRSSは、総じて上昇。上海夜間が小幅高となったことを受けて、買いがやや優勢となっている。ゴムTSRは、動意に欠ける展開となっている。午後に入っても買い優勢に変わらず。このまま上海ゴム相場が安値修正に動くと、買い安心感が強まるか。一方、改めて戻りを売られると下値不安が強まる。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24440円(前日比+140円)東京コーンは反発。前日のシカゴコーンは主要限月が小安く引けたが、前日の下げで織り込み済み。夜間取引で反転した動きを引き継いでいる。午後もしっかりで終える。先限出来高は216枚。


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