夕刊:2019/11/27

日経平均株価4日続伸、金、銀、白金、原油堅調。

為替

27日の東京外国為替市場で、日経平均株価のプラス圏維持を支えに、一時109.17円へ小幅に上昇。だが、中国株が利益確定の売りで3日ぶりに反落スタートとなると伸び悩み、限られた値動きにとどまっている。ユーロ円は限定的なレンジで頭打ち。ドル円の上昇につれる形で一時120.28円と昨日高値の120.25円を上抜けた。しかし、その後はニューヨーク終値付近へ押し戻されており、値幅は限定的。ユーロ・ドルは横ばい。米感謝祭を控えて欧米系の東京デスクの動きはいつも以上に静か。円相場も小動きで、クロス円の振れを通じた動意も期待しにくい。これまでの参考レンジ:ドル円:109.02円-109.17円、ユーロ・ドル:1.1014ドル-1.1028ドル,ユーロ・円:120.11円-120.28円

株式(日経平均)

27日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸。前日比64円45銭(0.28%)高い2万3437円77銭で引けた。(高値2万3507円82銭-安値2万3418円23銭)TOPIX:1710.98 +5.27 0.31%高、マザーズ:911.83 +6.64 0.73%高。昨夜の米株式市場でNYダウは55ドル高と3日続伸し、連日で史上最高値を連続で更新した。日経平均もこうした流れを好感して79円高から始まった。朝方には一時23507.82円(134.50円高)まで上昇したが、23400円台でもみ合う場面が多く膠着感の強い展開だった。しかし、薄商いの中売りも出にくく個人投資家は、マザーズの個別銘柄を物色する構図が定着しつつある。海外投資家も10月1週目から8週連続で買い越しに転じておりこの動向が今後の上値を決めるであろう。

貴金属

金先限帳入値5110円(前日比+18円)銀先限帳入値59.8円(前日比+0.5)白金先限帳入値3174円(前日比+15円)パラジウム先限帳入値5983円(前日比+1円):昨夜のNY金先物相場は、米中貿易協議の行方に不透明感がくすぶる中、安値拾いの買いなどに支えられ、反発した。前日に2週間ぶりの安値を付けた反動から安値拾いの買いも入りやすかった。外国為替市場では対ユーロでドルが弱含み。ドル建てで取引される金塊などの商品の割安感につながり、金塊が買われた面もあった。東京金は、堅調。午前中は、NY高、円小幅安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の弱含みからわずかに上げ幅を縮小。午後に入ると、ドル建て現物相場の弱含み一服から堅調に推移し、20円程度の上昇で推移。日中押し目は、5108円で買い拾われた。夜間取引の後半以降は5100円割れにはならず。銀は、NY安、金高を受けて期先が堅調となった。金は、17円高~20円高、銀は、0.5円高~0.6円高。プラチナ系貴金属(PGA)は、プラチナが続伸。プラチナは、NY続伸を受けて買い優勢で始まった。その後は、円小幅安に支援され序盤から前半は20円超の上げ幅を維持していたが、徐々に上値が重くなり上げ幅を縮小したが2桁高は維持し堅調。パラジウムは、NY続伸にも限月間でまちまちの展開となった。プラチナは、13円高~18円高、パラジウムは、29円安~27円高。

石油

原油先限帳入値40180円(前日比+480円) ガソリン先限帳入値53450円(前日比+630円)灯油先限帳入値56460円(前日比+480円):昨夜のNY原油先物相場は、米中貿易協議の進展への期待が広がる中、続伸した。ロイター調査によると、11月22日までの1週間に米国内原油在庫は40万バレル減少したもよう。予想通りとなれば、小幅ながら5週ぶりの在庫取り崩しとなる。東京石油市場は堅調。米中通商協議に対する期待感から海外原油が堅調に推移しているほか、円相場が109円前半と円売りが優勢であることが背景。ただ、米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が増加したことが時間外取引でNY原油を圧迫している。日中取引開始後、東京原油先限は4万円の節目付近でしっかり。夜間取引では4万0140円まで上昇し、9月18日以来の高値を更新した後は上げが一服している。午後に下値を切り上げはじめ4万0180円の高値で引けた。本日は米エネルギー情報局(EIA)が週報を発表する。API統計のように原油在庫が増加すれば相場を圧迫しそうだが、感謝祭の祝日前であり、ポジション調整の売買が中心となるであろう。原油は、40円高~480円高、ガソリンは、550円高~690円高、灯油は、440円高~490円高。

ゴム

東京ゴムRSS先限帳入値188.5円(前日比+0.3円)ゴムTSR先限帳入値149.1(前日比0円)東京ゴムRSS3号は、期近主導で反発し上昇。上海市場は、軟調に推移しているが、産地高を手掛かりに、期近中心に買いが先行している。TSRも期近2本は上昇、5月限は動意に欠ける展開となっている。日本時間の午前10時30分に中国国家統計局から発表された10月の中国工業利益は前年比9.9%減と2011年の統計開始以来最大幅の落ち込みとなった。現時点では、同指標が市場に与える影響は限られている。ただ、中国の景気減速は、顕著である。現在、ゴム相場は産地要因から上昇しているが、需要サイドが注目されるようになると、再び売り圧力が強まりそうだ。また、直近の上昇に対する、利食い売りのきっかけになることも考えられる。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値23150円(前日比-100円)東京コーンは、総じて下落。シカゴ安から序盤、先限が売り優勢となり、修正安となり、他限月もつれ安。唯一。期近1月限が序盤から買い優勢となり、120円高でもちあい推移。先限は2万3050円まで下落。東京コーンはローカル色の強い商状を継続。先限は前日の午後から調整色が濃くなり、直近の高値2万3370円から320円の下落。昨日まで日足は5日連続の陽線引けだったが、今日は今月16日以来の陰線引けとなる可能性が高くなっている。


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