夕刊:2019/12/18

利益確定売りに押され日経平均反落、金、銀、白金、パラジウムも総じて下落。

為替

18日の東京外為市場でドル・円は弱含み。日本株安を背景に円買いに振れ、ドルは109円50銭を下回る水準に落ち込んだ。前日からブレグジットの不透明感の再燃やトランプ米大統領のドル高けん制発言を受け、ドル売り・円買いに振れやすい地合い。また、日経平均株価は24000円を割り込み、円買いが主要通貨を下押しした。米株式先物のマイナス圏推移や米10年債利回りの低下もドルの下押し要因。ドル円は弱含み。クロス円の下げにつれたほか、株安を手掛かりにした売りも進み、昨日安値の109.44円を下抜けて一時109.41円まで下押しした。ユーロ・ドルも弱含み。ユーロ・円などの下落につれて一時1.1134ドルまで弱含む場面も見られた。これまでの取引レンジ:ドル・円109.41円~109.57円、ユーロ・円121.81円~122.16円、ユーロ・ドル1.1129ドル~1.1154ドルで推移した。

株式(日経平均)

18日の東京株式市場で日経平均株価は反落。前日比131円69銭(0.55%)安い2万3934円43銭で引けた。(高値2万4046円09銭-安値2万3919円36銭)TOPIX:1738.40 -8.80 0.50%安、マザーズ:866.20 -13.82 1.57%安:17日の米株式市場でNYダウは31ドル高と5日続伸し、連日で過去最高値を更新した。年初来高値を更新した日経平均は、利益確定の売りが先行し42円安から始まった。米株高が心理的な支えとなったものの、高値警戒感から積極的な買いは乏しく、24000円を挟みもみ合う展開となった。午後に入り為替がやや円高気味推移したことや24000円台回復まで急ピッチの上昇だったため、過熱警戒感も意識されるところ。一段の上値追い材料待ちとなり、目先の利益を確定する売りが出てはじめ下落する展開となった。海外投資家は、今週、来週とクリスマス休暇で市場参加者が減少する時期でもある。

貴金属

金先限帳入値5188円(前日比-8円)銀先限帳入値60.0円(前日比-0.2円)白金先限帳入値3261円(前日比-22円)パラジウム先限帳入値6471円(前日比-154円):17日のNY市場は、堅調な米経済指標が相場を下押しする半面、米中貿易協議をめぐる不透明感が支援材料となり、ほぼ横ばいとなった。東京金は、軒並み反落。序盤は概ね1ケタ安で推移し、下げ幅は限られている印象だったが、徐々に10円超の下げる限月も。円相場が109.40円台に強含みからジリ安。銀も先限は、金に追随安となった。金は、7円安~9円安、銀は、0.4円安~1.1円高。プラチナ系貴金属(PGA)は、総じて下落。プラチナは、ドル建て現物相場が920ドル台半ばに軟化を受け、期中から期先は序盤25円程度の下落となった。その後は、安持ち合いで推移後下げ幅を拡大し30円超の下落まで軟化した。午後に入り押し目で買いが入り始め20円安水準へ。パラジウムは、NY急落から期中から期先が100円超の下落まで軟化。期中~期先が150円安前後でもみあいとなった。プラチナは、28円安~4円高、パラジウムは、159円安~40円高。

石油

原油先限帳入値41400円(前日比+90円) ガソリン先限帳入値55010円(前日比+10円)灯油先限帳入値58370円(前日比+110円):17日NY市場は、米中貿易協議の「第1段階」正式合意を受けた買い地合いが継続、4日続伸した。東京石油市場はしっかり。海外原油が続伸し、ブレント原油、NY原油ともに9月以来の高値を更新した。米中通商合意により景気見通しが改善している。ただ、米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油や石油製品の在庫が増加したことがNY時間外取引を圧迫している。円相場は109円半ばでこう着感が強い。日中取引開始後、東京原油先限は4万1500円付近でしっかり。夜間取引では4万1640円まで上げ今週の高値を塗り替えているが、動意は限定的。今晩は米エネルギー情報局(EIA)が週報を発表する。先週分のように石油製品需要が落ち込んだままだと相場を重くしそうだ。API統計のように、原油と石油製品の在庫が増加すると利益確定の売りを呼び込む可能性が高い。原油は、0円~90円高、ガソリンは、10円安~380円高、灯油は、40円高~110円高。

ゴム

東京ゴムRSS先限帳入値199.5円(前日-1.4円)ゴムTSR先限帳入値163.1(前日比+2.8円)東京ゴムRSS3号は、総じて下落。上海夜間が小幅高などを手掛りに、序盤は小じっかりと推移した。ただ、商いは盛り上がりを欠いている。TSR20は、総じて買い優勢となっている。東京RSS先限は、薄商いの中、午前中は200円台を維持する展開となった。現状、新規の買い材料は見当たらない。ただ、ファンド勢が買いに転じているとみられ、これが支援材料となっている。また、商いの少なさも価格を維持させている。午後に入り先限が200円割れまで軟調になった。目先、200円台が維持されれば、まずは、節目の205円を試す流れとなりそうだ。ただ、薄商いのため、まとまった注文が出ると、一気に水準調整となることも考えておきたい。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値24400円(前日比+50円):東京コーンは、小幅高。シカゴ続伸から上げ幅限定的ながら買い優勢。先限は2万4470円をつけ、1月限の発会値2万4410円を一時超えた。期先11月限は90円高の2万4560円まで上昇し、直近の高値を更新。東京コーンは期先11月限が一代高値2万4610円に迫っている。一代高値更新なら先限の買いも刺激され、11月限に続き、2万4500円乗せのシナリオが描ける。


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