夕刊:2019/12/20

週末で様子見の膠着相場日経平均横ばい、金、銀も小動き、白金、パラジウム、原油は、上昇

為替

20日の東京外為市場でドル・円は下げ渋りの膠着相場。日本株安などでやや円買い方向に振れたが、ドルは押し目買いで底堅さが意識された。ドル・円は年末に向け、引き続き狭いレンジ内での取引が続く。本日は朝方に109.40円を付けた後、日経平均株価の弱含みを受けた円買いで109.30円付近まで下落。ただ、国内勢の押し目買いで下げは一服。上海総合指数もマイナス圏のため円買いを支援しているもよう。ただ、ドルは109円前半で底堅さが意識される。ユーロ・円は小安い。一時121.50円まで売りに押され、昨日安値の121.42円も視野に入れた動きとなった。ユーロ・ドルも小安い。手掛かり材料を欠いているものの、朝方からのさえない動きが続き、一時1.1115ドルまで値を下げた。これまでの取引レンジ:ドル・円109.28円~109.40円、ユーロ・円121.48円~121.70円、ユーロ・ドル1.1114ドル~1.1125ドルで推移した。

株式(日経平均)

20日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。前日比48円22銭(0.20%)安い2万3816円63銭で引けた。(高値2万3908円77銭-安値2万3746円63銭)TOPIX:1733.07 -3.04 0.18%安、マザーズ:872.35 +5.45 0.63%高:19日の米株式市場でNYダウは137ドル高と反発し、過去最高値を更新した。ムニューシン財務長官が米中の第1段階の貿易合意は1月にも署名されると述べ、協議進展への期待が高まった。為替相場は109円台前半と前日よりやや円高方向に振れている。日経平均は米株高を好感して28円高から始まったものの、その後マイナスに転じ、前場中ごろには一時23746.63円(118.22円安)まで下落した。ファナックやソニーといった主力の輸出関連株を中心に売りが広がった。決算期末を控えた海外ファンドが、クリスマス休暇入りを前に利益確定売りに動いていた模様。材料乏しく前日比マイナス圏で膠着した。

貴金属

金先限帳入値5193円(前日比-1円)銀先限帳入値60.2円(前日比+0.2円)白金先限帳入値3281円(前日比+12円)パラジウム先限帳入値6499円(前日比+45円):19日のNY商品取引所の金塊先物相場は、新規の手掛かり材料不足から持ち高調整中心のレンジ取引となる中、反発した。東京金は、安値もみ合い。午前中は、円高を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の戻りが売られたことを受けて軟調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上値の重さを受け、もみ合いとなった。先限は前日比1円安~4円安の5190円~5193円の狭いレンジで推移。序盤に一時5189円まで下落した。NY市場では米経済指標の悪化を受けて押し目を買われた。一方、円相場は109円台前半の円高に振れた。銀は、NY高と円高を受け、まちまちとなった。金は、3円安~2円高、銀は、0.5円安~0.2円高。プラチナ系貴金属(PGA)は、上昇。プラチナは、ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、パラジウム堅調につれ高となったが、円小幅高をきっかけに上げ一服となった。パラジウムは、NY高を受けて堅調となった。プラチナは、9円高~17円高、パラジウムは、42円高~45円高。

石油

原油先限帳入値42020円(前日比+220円) ガソリン先限帳入値55600円(前日比+250円)灯油先限帳入値58960円(前日比+130円):19日のNY商業取引所の原油先物相場は、需給引き締まり期待を背景に買いが優勢となり、上伸した。東京石油市場は小幅高。米中通商協議の進展を背景に景気見通しが改善しており、NY原油やブレント原油は9月以来の高値を塗り替えた。ただ、クリスマスを控えて金融市場全体の動意は乏しく、国内市場の動きも限られている。円相場は109円前半で推移し、前日よりもやや円高水準にある。時間外取引でNY原油は小動き。日中取引開始後、東京原油先限は4万2000円の節目付近でしっかり。夜間取引では4万2010円まで上昇し、7月以来の高値を塗り替えた。夜間取引で東京原油先限は4万2010円まで上昇した。9月高値を上回っており、次の上値目処は7月高値の4万2540円となる。週足では一目均衡表の雲も上値に控えている。原油は、180円高~220円高、ガソリンは、180円安~320円高、灯油は、70円高~160円高。

ゴム

東京ゴムRSS3号は、総じて小幅続落。前日からの調整安の流れを引き継ぎ、売りがやや優勢となっている。先限は、192.8円まで下げたが、前日の安値192.7円の手前で下げ止まっている。TSR20は、出来ず。東京RSSは、調整色が詰まっている。ただ、先限は、11月下旬に抵抗となって192.5円付近で買い支えられており、節目の190円割れには至っていない。産地サイドをみると、タイ現物価格は、46バーツ台で推移しており、最近の高値圏に位置している。このため、東京市場は、これまで上昇に対する調整安ではあるが、ここから大きく崩れる可能性は今のところ低い。190円近辺をバックに試し買いに入っているようだ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値24410円(前日比-90円):東京コーンは、期中先が2~3ケタ安。前日のシカゴ小幅続落、円小幅高を背景に序盤から売り優勢。売り一巡後は小幅安でもちあい。先限は2万4410円まで下落し、1月限の発会値に顔合わせ。期先11月限は2万4490円まで下落。東京コーンは小幅安。週末を控えて閑散商い。1月先限が発会値の2万4410円を割り込むと、心理的に弱気派に有利に傾く。11月限は一代高値2万4610円に近い値位置にあり、利食い売り要因となる。


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