夕刊:2019/12/23

日経平均株価上値の重い展開、金、銀、堅調、原油軟調、白金、パラジウム大幅安

為替

23日の東京外国為替市場でドル・円はこう着。すでにクリスマス休暇している市場参加者が多いなか、本邦勢のフローも目立たず、ドル・円は109.40円前後とこの日の安値圏ながら動きは鈍い。円は対ユーロで続伸した。ドルに対して円とユーロがともに売られるなか、ユーロの下げ圧力が相対的に強く、円高・ユーロ安につながった。ユーロは対ドルで続落した。米景気の改善期待からドルは対ユーロでも買われている。これまでの参考レンジ:ドル・円:109.38円-109.54円、ユーロ・ドル:1.1073ドル-1.1083ドル、ユーロ・円:121.16円-121.35円

株式(日経平均)

23日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに小幅反発。前日比4円48銭(0.02%)高い2万3821円11銭で引けた。(高値2万3923円09銭-安値2万3810円82銭)TOPIX:1729.42 -3.65 0.21%安、マザーズ:869.65 -2.70 0.31%安:先週末の米国株式市場は、史上最高値を主要指数が揃って更新した。米中首脳が20日夜に電話協議したとの報道が材料視された。米中が13日に第1段階合意を発表した後、両首脳が協議したのは初めてとなり、合意文書の正式署名はまだ調整中ではあるが、相場の安心感につながった。日経平均は寄り付き直後に付けた23923.09円が高値となり、上値が重く徐々に上げ幅を縮める展開となった。出来高も低水準であることから市場参加者が限られている。積極的に押し目を拾う参加者も少ない為、日経平均は5日線(23904円)を下回った価格での攻防が続いている。国内株式市場で上値を買う材料も出てこない国内景気動向で米国株の好調に影響され今の価格帯が維持されている。逆に下値を売り込む参加者も少なく膠着相場となっている。

貴金属

金先限帳入値5205円(前日比+12円)銀先限帳入値60.9円(前日比+0.7円)白金先限帳入値3233円(前日比-48円)パラジウム先限帳入値6252円(前日比-247円):週末20日のNY商品取引所の金塊先物相場は、ドル高・ユーロ安に伴う割高感などに押され、小反落した。東京金は、堅調。午前中は、円安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場が上昇したが、円安一服に上値を抑えられ5200円手前でのもみ合いとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした。先限は前日比10円高の5203円前後で推移。5205円まで上昇した。NY市場ではドル高や株高を受けて下落した。週明けは買い戻しなどが入って堅調となった。一方、円相場は109円台半ばで円安が一服した。銀は、NY高と円高を受け、堅調となった。金は、9円高~12円高、銀は、0.7円高~1.2円高。プラチナ系貴金属(PGA)は、大幅安。プラチナは、NY安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下げ一服と円安一服を受け、もみ合いとなった。パラジウムは、NY安を受けて急落した。プラチナは、63円安~48円安、パラジウムは、380円安~240円安。

石油

原油先限帳入値41620円(前日比-400円) ガソリン先限帳入値55250円(前日比-350円)灯油先限帳入値58600円(前日比-360円):週末20日のNY商業取引所の原油先物相場は、利益確定の売りや対ユーロでのドル高を背景とした売りに押され、反落した。東京石油市場は総じて下落。灯油期中3月限を除き、売り優勢。20日の海外原油安を映し、250~300円程度の下落が目立つ。円相場が109円台半ばで小動き、NY原油時間外取引は小幅続落で推移し、買い材料乏しく、安もちあい。日中取引開始後、東京原油先限は4万1870円で戻りを抑えられ、4万1700円までジリ安。東京原油は押し目形成局面。まとまった押し目買いは見送られ、閑散商い。今週は欧米市場がクリスマス休暇入りすることや、来週月曜日が大納会のため、仕掛け難。NY原油市場で投機家の買い越し幅が2週連続で急増していることが示された。期近2月限が60ドル割れとなると、手じまい売りの執行が警戒される。23、24日の欧米時間の取引には注意したい。原油は、400円安~140円安、ガソリンは、950円安~280円安、灯油は、430円安~330円高。

ゴム

東京ゴムRSS先限帳入値193.6円(前日+0.3円)ゴムTSR先限帳入値162.9(前日比0.0円)東京ゴムRSS3号は、まちまち。手掛り材料難の中、玉次第の展開となっている。商いは盛り上がりを欠いている。なお、今日納会を迎える12月限は、出来ず。TSR20も出来ずとなっている。今日のゴム相場は、模様眺め気分が強く、狭いレンジ内での取引となっている。先限は、午前中193円で下げ渋っていたが午後に割れ、引き続き、11月下旬に抵抗となった192.5円付近の支持をトライした。下落した局面では、押し目買いも入り193円台を回復した。ただ、上値も195円の手前で抑えられており、動意に欠ける展開が続いている。19日に大陰線を付けたのち、上ヒゲの長い日足が続いており、戻りも鈍い。もう一段の調整も可能性もありそうだ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値24260円(前日比-150円):東京コーンは、期先4本が3桁の下落。20日のシカゴ期近2本は小反発したが、反応薄。夜間取引を30~10円で引けた流れを引き継ぎ、売り優勢。売り一巡後は安もちあいで推移。期先11月限は2万4200円まで下落。東京コーンは期先も軟調。1月限が発会値の2万4410円を割り込み、心理的に弱気派に有利に傾いている。期先11月限は一代高値2万4610円に19日に顔合わせしたが、上抜く前に軟化し、手じまい売り先行ムード。


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