夕刊:2019/12/24

閑散相場で日経平均株価小動き、金、銀、白金、パラジウム、原油すべて堅調

為替

24日の東京外国為替市場でユーロ・ドルは小動き。1.1100ドルから断続的に観測されている売りオーダーを前に1.1085ドルまで持ち高調整の売りに押された。もっとも、薄商いのため勢いに欠けている。ドル・円は動意薄。国内債券市場では2年債利回りが1年4カ月ぶりの水準まで上昇したが、為替相場への影響は限定的。値幅8銭の間でこう着している。ユーロ・円は、ユーロ・ドルと同様に若干頭が重い印象だが、動き自体は鈍い。これまでの参考レンジ:ドル・円:109.36円-109.44円、ユーロ・ドル:1.1085ドル-1.1094ドル、ユーロ・円:121.20円-121.42円

株式(日経平均)

24日の東京株式市場で日経平均株価は2日小幅続伸。前日比9円47銭(0.04%)高い2万3830円58銭で引けた。(高値2万3853円56銭-安値2万3796円35銭)TOPIX:1728.22 -1.20 0.07%安、マザーズ:879.62 +9.97 1.15%高:23日の米株式市場でNYダウは96ドル高と3日続伸し、3日連続で過去最高値を更新した。中国が輸入関税の引き下げを発表し、米中協議進展への期待が高まった。日経平均も米株高の流れを引き継いで寄り付きは、18円高から始まった。海外投資家を中心に取引参加者が減り、上値追いの動きは限定的さらに利益確定の売りも限定され、前日終値を挟んだ小動きが続き、ここまでの高値は23853.56円(32.45円高)、安値は23796.35円(24.76円安)、上下の値幅は57円ほどとなった。米市場はクリスマスのため、24日が短縮取引、25日が休場となる。海外投資家を中心に休暇に入った市場参加者が多い。典型的な閑散相場となった。

貴金属

金先限帳入値5239円(前日比+34円)銀先限帳入値62.1円(前日比+1.2円)白金先限帳入値3292円(前日比+59円)パラジウム先限帳入値6336円(前日比+84円):週明け23日のNY商品取引所の金塊先物相場は、対ユーロでのドル下落に伴う割安感などを材料に買われ、反発した。東京金は、堅調。午前中は、NY高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて堅調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上昇を受けて上値を伸ばした。先限は前日比25円高の5230円前後で推移。11月6日以来の高値5239円を付けた。NY市場では米耐久財受注が予想外に減少し、ドル安に振れたことが支援要因になった。ドル建て現物相場は12日の戻り高値を突破し、一段高となった。11月6日からの5000円~5200円中心のレンジ相場が上抜けした値動きとなった。一方、円相場は109円台半ばで推移した。銀もNY高を受け買い優勢となった。金は、9円高~35円高、銀は、0.9円高~1.9円高。プラチナ系貴金属(PGA)は、反発。プラチナは、NY高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、金堅調が下支えとなった。パラジウムもNY高を受けて堅調となった。プラチナは、52円高~61円高、パラジウムは、48円高~84円高。

石油

原油先限帳入値42120円(前日比+500円) ガソリン先限帳入値55720円(前日比+470円)灯油先限帳入値59010円(前日比+410円):週明け23日のNY商業取引所の原油先物相場は、米中貿易協議の進展期待などを背景に小反発した。東京石油市場は堅調。クリスマス前の薄商いのなかで海外原油が反発したことが国内市場を支えている。第1段階の米中通商合意が予定通り来月初めに署名・成立に至ると期待されていることが支援要因。ただ、今晩のNY市場はクリスマス・イブで短縮取引となることから、動意は限定的。円相場は109円前半でもみ合い。時間外取引でNY原油は小動き。日中取引開始後、東京原油先限は4万2000円の節目付近で堅調。ただ、先週からこの節目水準で上値を抑えられている。今晩のNY市場はクリスマス・イブで短縮取引となり、25日はクリスマスで休場となる。26日から取引は再開されるものの、市場参加者が本格的に戻ってくるのは来週以降か。今週いっぱいは動意が鈍そうだ。原油は、100円高~510円高、ガソリンは、60円高~480円高、灯油は、200円高~440円高。

ゴム

東京ゴムRSS先限帳入値197.5円(前日0円)ゴムTSR先限帳入値162.9(前日比0.0円)東京ゴムRSS3号は、総じて堅調。手掛り材料難の中、玉次第の展開となっている。新甫6月限は、196.0円で発会し、一時199.9円まで上昇したものの、同水準で切り返されると、197円台に軟化している。TSR20も出来ずとなった。新甫6月限は、196.0円で発会後、買いが先行し、199.9円まで上昇したが、200円の手前で切り返された。6月限が、このまま売りが優勢となると、同水準が2番天井となる可能性がある。産地サイドは、年が明ければ、ウィンタリング(落葉期=減産期)を意識した季節となる。東京先限は、現状、192円台で支持されている。現在、当先の順ザヤが26円付近まで拡大しており、サヤ修正の動きから、先限は190円に迫ることが予想されるが、節目の190円を割らなければ、再び200円接近の場面がありそうだ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値24380円(前日比+120円):東京コーンは、堅調。序盤の取引で先限に続き、期先11月限がプラスサイドに浮上。先限は2万4400円台前半で小高く推移。期先11月限は上げ幅を削る場面がったが、再浮上。期中7、9月限は安もちあい後に期先につられプラス圏へ浮上。前日の午後に下げ幅を拡大したことに対する修正高の域を出ていない。25日のシカゴコーンがクリスマスで休場となるため、東京市場では、新規売買は見送られ、小口の玉整理にとどまった。

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