朝刊:2019/02/21

ダウは三日連続続伸。ゴールドも小幅高。オイルは六日連続続伸で一時はほぼ三ヶ月ぶりの高値を付ける

NY為替

きょうのNY為替市場、前半はこの日のFOMC議事録を控えてドル売りが優勢となっていた。ドル円も110.65円付近まで値を落とす動きが見られたが、午後になって議事録が公表されるとドル買いの反応を見せている。一方 英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉について、午後にスペイン外相が解決に向かっていると語ったと伝わると、ポンド買いが急速に強まった。議事録では、下振れリスクが強まりや世界および中国の成長鈍化への懸念が示された。注目のバランスシート縮小の終了については、ほぼ全員が今年後半の停止を望んでいることが明らかとなった。期待通りのハト派な内容ではあるが、年内の利上げ停止については明確にしてない。こちらは指標次第といったところのようだ。

NYダウ

米株式相場は3日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比63ドル12セント(0.2%)高の25954ドル44セントと昨年11月9日以来ほぼ3カ月ぶり高値で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が保有資産の縮小を年内にも終了するとの観測が強まったうえ、米中貿易交渉の進展期待が相場を支えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が2.30高の7489.07、S&P500が4.94高の2784.70。午後にFOMC議事録が発表され、発表直後は株式市場も売りの反応を見せたものの、すぐに買い戻しが入っている。議事録では、下振れリスクの強まりや世界および中国の成長鈍化への懸念が示された。注目のバランスシート縮小の終了については、ほぼ全員が今年後半の停止を望んでいることが明らかとなっている。期待通りのハト派な内容ではあったが、年内の利上げ停止については明確にしてない。こちらは指標次第といったところのようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が2.8~3.3ドル高、中心限月の4月限が3.1ドル高、銀が20.9~21.4セント高、中心限月の3月限が21.0セント高。金4月限は続伸。時間外取引では、ドル安などを受けて堅調となり、昨年5月以来の高値1349.8ドルを付けたのち、ドル安一服を受けて上げ一服となった。日中取引では、ドル安再開を受けて押し目を買われたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨発表後は上げ一服となった。外国為替市場でドルが対ユーロなどで下落し、ドルの代替投資先とされる金が買われた。銅やパラジウムなど工業用貴金属の相場上昇が目立っており、金に買いが波及したとの指摘があった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は6日続伸した。WTIで、期近の3月物は前日比0.83ドル高の1バレル56.92ドルで取引を終えた。一時57.55ドルと期近物として昨年11月中旬以来ほぼ3カ月ぶりの高値を付けた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.71~0.83ドル高。その他の限月は0.09ドル安~0.69ドル高。米中通商協議が合意に向かって進展していると期待されているなかで、世界的な景気減速や石油需要の下振れ懸念が後退している。米国は来週2日に中国からの輸入品2000億ドル分に対する追加関税を10%から20%まで引き上げる予定だが、協議が順調であると判断されるなら、引き上げは再延長される見通し。ただ、具体的な協議の進展は今のところ伝わっていない。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて反発。終値の前営業日比は出来高の少ない期先の0.25セント安以外が0.75~2.00セント高。中心限月の3月限は1.00セント高の370. 75セント。大豆は軒並み反発。終値の前営業日比は1.50~2.75セント高。中心限月の3月限は1.75セント高の902.50セント。 前日の下落後でテクニカル要因からの買い戻しが入った。一時は小麦市場の大幅安を映した売りに下押されて368セント台まで値を落とす場面が見られたが、大豆市場が反発に転じたことも買いを呼ぶ要因となり、3月限は370セント台を回復して終えた。ただ前日の下落に比べると戻りは弱く、下落後の修正高の域を出ない足取りだった。


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