朝刊:2019/03/27

ダウは140ドル高の続伸。ゴールドは反落。オイルは大幅反発

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比70銭円安・ドル高の1ドル=110円60銭~70銭で取引を終えた。米長期金利の下げが一服して日米金利差の縮小にいったん歯止めがかかり、円売り・ドル買いを誘った。対ユーロでのドル高が進む中、ドル円もしっかりとした動きに。朝から堅調地合いとなった米株式市場は、一時上げ幅を大きく縮めたが、ダウ平均が140ドル高で引けるなど、引けにかけて少し買いが入っており、堅調地合いを維持。ドル高の動きを誘う展開となった。ドル円はNY市場午前に110円69銭近辺を付けた後、110円台半ば割れまで値を落としたが、下がったところでは買いが出る展開で、押し目は限定的。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比140ドル高の25657ドルで終えた。原油価格の上昇を受けエネルギー株が買われたほか長期金利の低下一服を受け金融株が買われたが、一時は280ドル近かった上げ幅を縮小して終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が53.98高の7691.52、S&P500が20.10高の2818.46。26日の米国株は、寄りつきからプラス圏での推移。世界的なリスク警戒感の後退が見られ、欧州株などもプラス圏で推移する中での動き。ドル円は午前中に110円69銭で上昇する展開に。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は、金が10.2~7.1ドル安、中心限月の6月限が7.6ドル安、銀が15.7~13.5セント安、中心限月の5月限が13.8セント安。金6月限は反落。時間外取引では、株高などを受けて軟調となった。日中取引では、押し目を買われる場面も見られたが、ユーロ安を受けて戻りを売られた。外国為替市場でドルが円など主要通貨に対して上昇し、ドルの代替投資先とされる金の売りが優勢となった。銀5月限は、金軟調やユーロ安を受けて売り優勢となった。 ニューヨーク金6月限は反落。時間外取引では1318.5~1329.3ドルのレンジで推移、前日比9.4ドル安の1319.6ドルとなった。6月限は、安寄りしたのち、株高などを受けて軟調となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は大きく反発した。WTIで、期近の5月物は前日比1.12ドル高の1バレル59.94ドルで取引を終えた。ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.02~1.12ドル高。その他の限月は0.22ドル安~0.90ドル高。主要国の製造業の購買担当者指数(PMI)は引き続き下向きで、世界的な景気減速に伴う需要の下振れ懸念はあるものの、北半球が需要期に向かっているなかで供給不足が警戒されている。例年、米国を中心に春から夏場にかけてはガソリン需要が拡大し、一年間で最も石油需要が旺盛な時期を迎える。夏のドライブシーズンにかけて、米国の原油需給が引き締まった状態が続くとの思惑も相場を支えた。

シカゴコーン・大豆

コーンは反落。2.50~0.25セント安。中心限月の5月限は2.50セント安 の377.25セント。大豆は反落。終値の前営業日比は5.75~3.50セント安。中心限月の5月限は5.75セント高の900.75セント。米コーンベルトの土壌水分過剰に対する懸念が支援材料となったが、29日に発表される作付意向の発表を前にポジション調整のための売りが見られたことや、米国の弱気な経済指標の発表を受けてリスク回避の動きが見られたことで軟化した。379.25セントで取引を開始した5月限は、序盤に地合いをやや引き締めたが、その後のアジアの時間帯は379.75~380.00セントという狭いレンジ内での高下にとどまった。


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