朝刊:2019/04/01

ダウは引け際に大きく上げて前日比211ドル高。ゴールドもしっかり。オイルも三日ぶりの反発

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=110円75銭~85銭で取引を終えた。米株式相場の上昇で投資家心理が改善し、低金利で運用資金の調達通貨とされる円に売りが出た。ダウ平均株価が180ドル高と堅調地合いを維持するなど、株高の動きが継続しており、リスク選好での円売りを誘う形でドル円、クロス円がしっかり。2.43%台まで上昇した米10年債利回りが2.40%近くまで下げてきており、ドル円も上値を抑えられているものの、下値はしっかり。ユーロドルは1.12台前半。ドル買いの流れ継続も1.12割れを試すほどの勢いは見られず。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比211ドル22セント(0.8%)高の25928ドル68セントで終えた。今週北京で開いた閣僚級の米中貿易交渉が順調だったとの見方が広がった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が60.15高の7729.32、S&P500が18.96高の2834.40。29日の米国株式市場は大平均株価が200ドルを超える上昇となるなど、総じて堅調な展開となった。米債利回りの上昇がみられるなど、リスク警戒の動きに対する調整が目立っており、株式市場は幅広く買いが入った。ダウ平均株価は30銘柄のうち29銘柄が上昇する展開に。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は、金が3.1~5.5ドル高、中心限月の6月限が3.2ドル高、銀が13.7~14.3セント高、中心限月の5月限が13.7セント高。金6月限は反発。時間外取引では、株高などを受けて軟調となり、7日以来の安値1291.3ドルを付けたのち、ユーロ安一服を受けて下げ一服となった。日中取引では、米PCEデフレータでインフレの落ち着きが示されたことを受けて堅調となり、1304.6ドルまで上昇した。ただ買い一巡後は株高を受けて上げ一服となった。外国為替市場でドルが対ユーロなどで下げた場面で、ドルの代替投資先とされる金が買われた。ただ。午後にかけてドルが買い戻されると伸び悩んだ。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTIで期近の5月物は前日比0.84ドル高の1バレル60.14ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.80~0.84ドル高。その他の限月は0.12ドル安~0.77ドル高。米中の通商協議に対する期待感から株高に振れたことなどを受けて堅調となった。石油輸出国機構(OPEC)の協調減産にロシアが9月までの延長の可能性を示したことも支援要因となり、5月限は昨年11月以来の高値60.73ドルを付けた。米ホワイトハウスは、米中が北京で行った通商協議は「建設的」だったとの認識を示し、両国は合意に向け進展しているとの見解を示した。株高に振れ、原油の支援要因になった。来週は、中国の劉鶴副首相がワシントンを訪問する予定となっている。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて大幅反落。終値の前営業比は17.50~3.00セント安。中心限月の5月限は17.50セント安の356.50セント。大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は5.25セント~3.25セント安。中心限月の5月限は5.25セント安の884.25セント。米農務省(USDA)が発表した19/20年度の作付意向および3月1日時点の四半期在庫が共に事前予想を上回っていたことが弱材料となった。5月限は一代の安値となる356.00セントまで一気に下落。その後も買い戻す動きは乏しいなか、ほぼ安値で取引を終えた。19年7、9月限も一代安値を更新。


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