朝刊:2019/04/05

ダウは続伸の166ドル高。ゴールドは小反落。オイルも続落。今晩の雇用統計で如何に。

NY為替

日本時間午前5時7分現在のドル円は1ドル=111.60円。 NY時間の終盤に入ってもドル円は底堅い動きが続いており、111.60円近辺と本日高値圏での推移が続いている。きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となっている。ドル円はNY時間に入ってやや買いが優勢となり、一時111.65円付近まで上昇する場面も見られた。この日発表の米雇用指標が好調だったことや、米中貿易協議への期待感がサポートしている模様。米中協議に関しては、きのうからワシントンで閣僚級協議が行われている。トランプ大統領がきょう、劉鶴中国副首相と面会する予定で、習近平国家主席との首脳会談の計画を発表するかもしれないとの報道も流れ、期待感を高めているようだ。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比166ドル50セント(0.6%)高の26384ドル63セントと2018年10月上旬以来ほぼ半年ぶりの高値で終えた。米中貿易交渉の最終合意が近いとの期待が相場を支えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が3.77安の7891.79、S&P500が5.99高の2879.39。市場はきのうからワシントンで行われている米中貿易協議の行方に注目しているが、トランプ大統領がきょう、劉鶴中国副首相と面会し、習近平国家主席との首脳会談の計画を発表するかもしれないとの報道が流れており期待感が高まっている。寄り付きから買いが先行し、ダウ平均は一時170ドル超上昇。その後はIT・ハイテク株の売りが優勢となり、伸び悩む動きも見られたものの、終盤にかけて堅調に推移した。エネルギー株や銀行株、そして、産業株が上昇。

NY貴金属

ニューヨーク金は小幅続落、銀は反落。終値の前日比は、金が1.1~0.4ドル安、中心限月の6月限が1.0ドル安、銀が2.5~1.8セント安、中心限月の5月限が1.8セント安。金6月限は小幅続落。時間外取引では、ユーロ安などを受けて軟調となった。日中取引では、米新規失業保険申請件数の減少によるドル高を受けて昨年12月以来の安値1284.9ドルを付けた。その後は安値拾いの買いなどが入って下げ一服となった。ドルが上昇し、ドルの代替投資先とされる金が売られた。米中の貿易合意が近いとの期待感が強まっていることもリスク回避の際に買われやすい金先物の重荷だった。銀5月限は、ドル高を受けて昨年12月以来の安値1486.0セントを付けたのち、下げ一服となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は続落した。WTIで期近の5月物は前日比0.36ドル安の1バレル62.10ドルで取引を終えた。約5カ月ぶりの高値圏で推移しており、取引終了にかけて利益確定売りが出た。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.36~0.33ドル安。その他の限月は0.29ドル安~0.01ドル高。2月のドイツ製造業受注が一段と低下し、下降トレンドを鮮明にしたことで世界的な景気減速懸念が強まった。石油需要の下振れが警戒されている。米中通商協議が最終合意に向けて前進しており、本日にも首脳会談の日程が発表される可能性があると伝わっているが、これまで協議が難航してきたことから、相場の押し上げにはつながらなかった。一時70ドルの節目に到達したブレント原油が高値から押し戻されて引けたことが重し。ただ、供給不足が懸念されていることが下値を支えた。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国は少なくとも6月まで日量120万バレルの協調減産を続ける予定であるほか、6月以降も減産を続ける可能性がある。米国がイランやベネズエラに対する制裁を行っていることも、世界的な供給減少につながっている。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて続伸。終値の前営業日は0.25~2.50セント高。中心限月の5月限は2.50セント高の365.25セント。シカゴ大豆は反発。米中首脳会談期待から買い優勢となった。終値の前営業日比は6.75~7.75セント高。中心限月の5月限は7.75セント高の906.50セント。米中首脳会談期待の高まりを受けた大豆の上昇に追随した。週間純輸出成約高の弱気な内容が上値を抑制する要因となったため高値からは上げ幅を縮小したが、終値ベースでも365セント台を維持した。 362.75セントで取引を開始した5月限は、序盤に値位置を切り上げた後は様子見ムードが強まり、欧州の時間帯を終えるまで363.50~364.25セントのレンジ内での高下にとどまった。


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