朝刊:2019/04/11

ダウは小幅高の6.5ドル高で横ばい。ゴールドは続伸。オイルも反発。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=110円95銭~111円05銭で取引を終えた。米長期金利の低下を受けて、日米の金利差縮小の見方から円買い・ドル売りがやや優勢となった。米株は小幅な値動きに留まったものの米国債利回りが下げておりドル円を圧迫していた模様。特段の材料は見当たらない。朝方発表になった米消費者物価指数(CPI)はインフレの落ち着きを示す内容となった。ただ、市場が期待しているFRBの利下げ期待を促すほどの弱さではなかった。午後になって公表されたFOMC議事録を受けてドル円は買い戻しの動きも見られるものの動きは強まっていない。議事録では「2019年は金利据え置きが正当化」と記していた。市場が期待していた利下げのヒントまでは出なかったことから、ドル円は買い戻しの反応を見せていた。100日線が110.90円付近に来ていたが、その水準は維持されている。景気については、先行きの不透明感に言及している一方で、第1四半期のGDPは減速するものの、第2四半期には回復を見込んでいる。個人消費や設備投資が減速すると見ているようだが、個人消費に関しては再び大きく改善を予想している模様。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均が小反発し、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数やハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も反発した。今後本格化する米主要企業の決算発表の内容次第で、主要株価指数は過去最高値更新が視野に入ってきそうだ。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が6.58ドル高の2万6157.16ドル、ナスダック総合指数が54.97高の7964.24、S&P500が10.01高の2888.21。午後になってFOMC議事録が公表されたが、議事録では「2019年は金利据え置きが正当化」と記していた。市場が期待していた利下げのヒントまでは出なかったことから、株式市場の反応は限定的となっている。無難な通過といったところのようだ。景気の先行きに対する不透明感もある中、明日の大手銀を皮切りに始まる決算を見極めたいとの雰囲気も強い。決算は減益が予想されているが、果たして市場がどのような反応を見せるか注目している。今年に入って買い戻しが続いてきただけに、市場も踊り場に一旦入っているようだ

NY貴金属

ニューヨーク金は続伸、銀は反発。終値の前日比は、金が5.2~5.6ドル高、中心限月の6月限が5.6ドル高、銀が3.1~3.5セント高、中心限月の5月限が3.3セント高。金6月限は続伸。時間外取引では押し目を買われる場面も見られたが、経済指標の発表などを控えて上げ一服となった。日中取引では、ドル高が圧迫要因となったが、ドル高が一服すると、押し目を買われて一段高となり、3月28日以来の高値1314.7ドルを付けた。世界景気の減速懸念が前日から続き、現物資産としての裏付けがある金先物に買いが続いた。午後の時間外取引ではやや伸び悩む場面があった。3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、委員らが「経済が広範に悪化しない限り、利下げはない」との見解で一致していたことがわかった。利下げを期待していた投資家が金に売りを出した。銀5月限は、ドル高一服や金堅調を受けて反発した。

NY原油

NYMEXで原油先物相場が反発した。WTIで期近の5月物は前日比0.63ドル高の1バレル64.61ドルで終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.63~0.69ドル高。その他の限月は0.07ドル安~0.84ドル高。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が増加したことはあまり材料視されず、ガソリン在庫の急激な減少が続いていることが相場を押し上げた。米国は夏場に向けた需要期に入っている。前年割れが続いていたガソリン需要の4週間移動平均は日量936万8000バレルまで増加し、前年の水準を上回った。原油在庫の増加は輸出が減少したことや、製油所稼働率が目立って上向いていないことが背景。製油所稼働率は87.5%と引き続き低水準。米原油生産量は日量

シカゴコーン・大豆

とうもろこし・大豆


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