朝刊:2019/04/23

休場明けのダウは48ドル安で小幅安。ゴールドは小幅高。オイルは力強く続伸。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3営業日ぶりに反落し、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=111円90銭~112円00銭で取引を終えた。米長期金利の上昇を受けて円を対ドルで売る動きが出た。東京時間には112円を試す動きも見られたものの、回復することなく112円手前での値動きに終始した。イースター休暇で市場参加者が少ない中で動意薄の展開が続いている。今週は米GDP速報値の発表や、日銀決定会合などが予定されており、その内容を見極めたい雰囲気も強いようだ。特に米GDPは注目だが、前期比年率換算で2.2%が見込まれている。4月に入ってからの米指標が好調で、特に直近発表の貿易収支や卸売在庫、小売売上高のデータから、1%台だった予想が2%台に上方修正されている。インフレが落ち着きを示していることも寄与。第1四半期は弱いと見られていただけに、予想通りであればポジティブな数字になるのかもしれない。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。前営業日の18日終値比48ドル49セント(0.2%)安の26511ドル05セントで終えた。23日以降に米主要企業の2019年1~3月期決算の発表が山場を迎えるため、結果を見極めたいとして取引を見送るムードが強かった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が17.21高の8015.27、S&P500が2.94高の2907.97。連休明けで動意薄の中、きょうは戻り売りが優勢となった。主要な決算も無く材料に乏しいなかで売りが先行。ただ、今週は注目企業の決算発表が目白押しで、S&P500採用銘柄のうちの1-3月期決算を予定している3分の1が発表される。ボーイングやアマゾン、フェイスブック、マイクロソフトなどが発表予定。今回の決算は2016年以来の減益が予想されており、これまで発表された企業も減益決算が多い。しかし、予想ほどは悪くはないとの評価も多く、全体的にネガティブな雰囲気は強まっていない。それらのイベントを前にきょうは調整の動きが中心だったようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金は反発、銀は続伸。終値の前日比は、金が1.2~1.8ドル高、中心限月の6月限が1.6ドル高、銀が1.4~2.0セント高、中心限月の5月限が2.0セント高。 金6月限は反発。時間外取引では、原油急伸などを受けて堅調となった。日中取引では、ポジション調整の売りなどが出て上げ一服となった。ドルがユーロなどに対して売られ、ドルの代替投資先とされる金先物の買いを促した。 銀7月限は、原油急伸などを受けて買い優勢となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は大幅に続伸した。WTIで期近の5月物は前営業日の18日と比べ1.70ドル(2.7%)高の1バレル65.70ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が 1.48~1.70ドル高。その他の限月は0.07~1.39ドル高。 米国が来月でイランに対する石油制裁の免除期間を予定どおり終了し、各国に対してイランからの原油輸入をゼロにするようあらためて要求したことが相場を押し上げた。米国は昨年からイラン制裁を再開しており、石油制裁については原油高を危惧して 180日間の免除期間を設けた。ポンペオ米国務長官は来月以降の猶予期間はないと表明している。イランの原油輸出は日量100万バレルを下回る水準まで減少している が、規模としては依然として大きい。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて反落。4.00~0.75セント安。中心限月の7月限3.75セント安の363.50セント。大豆は反落。終値の前営業日は4.00セント安~2.00セント高。中心限月の7月限は3.50セント安の890.75セント。USDA発表の週間輸出検証高は強気な内容だったものの、小麦市場の軟調な足取りに追随する売りに下押された。小麦市場では2019年度のロシアの小麦生産量が前年度を上回るとの見方が浮上したことが弱材料視された。また、米コーンベルトでの天候回復見通しも売りを支援したため、19年5、7、9月限は一代の安値を更新。安値から買い戻す動きも乏しく、ほぼ安値で終えた。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。