朝刊:2019/06/20

ダウは38ドル高で約一ヵ月半ぶりの高値を付ける。ゴールドは一旦は反落も引け間際に急騰する。オイルは小反落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=108円05銭~15銭で取引を終えた。ドル円は一時108円を割り込む場面も見られている。そのFOMCは、市場の利下げ期待が強まる中、今回は予想通りに金利据え置きとなったが、声明から「辛抱強く居られる」の文言を削除するなど、期待通りに利下げの可能性を示唆してきた。このところハト派色を強めているブラード・セントルイス連銀総裁が利下げを主張し反対票に回ったこともドル売りを誘発したようだ。しかし、FOMCメンバーの金利見通し(ドットプロット)は意見が2つに分断しており、中央値は年内変わらずとなっていた。この点では市場が期待していたほどハト派な印象はない。

NYダウ

米株式相場は3日続伸し、ダウ工業株30種平均は前日比38ドル高の26504ドルと5月3日以来、1カ月半ぶりの高値で終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が33.44高の7987.32、S&P500が8.71高の2926.46。序盤はこの日のFOMCの結果待ちの雰囲気を強め神経質な動きが続いた。株式市場は利下げ期待を強めており、今回は見送られるものの、それを示唆してくるとの期待感を高め、7月利下げを示唆してくるとの期待も高まっていた。午後になってFOMCの結果が発表され、声明から「辛抱強く居られる」の文言が削除されるなど期待通り利下げの可能性を示唆してきた。しかし、FOMCメンバー金利見通し(ドットプロット)は見解が2つに分断されており、中央値は年内変わらずとなっていた。この点では市場が期待していたほどハト派な印象はない。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は、金が7.5~1.9ドル安、中心限月の8月限が1.9ドル安、銀が3.9~3.4セント安、中心限月の7月限が3.5セント安。金8月限は反落。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなるなか、株高などを受けて軟調となった。日中取引では、ユーロ高などを受けて安値から戻すと、米FOMCで利下げの可能性が示されたことをきっかけに上昇した。金先物市場に資金流入が続くとの見方が広がった。外国為替市場でドルが主要通貨に対して売られ、ドルの代替投資先とされる金先物の買いを誘った。銀7月限は、金軟調につれ安となったのち、米FOMC後のドル安を受けて上昇した。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は小反落した。WTIで期近の7月物は前日比0.14ドル安の1バレル53.76ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が 0.14ドル安。その他の限月は0.34~0.15ドル安。前日に上昇した反動で上値が抑えられた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では原油在庫が市場予想以上に減少したものの、買いは勢いづかなかった。来週のG20首脳会議で、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席が通商問題について協議することから模様眺めムードが強い。米連邦公開市場委員会(FOMC)後も動意はあまり高まらなかった。

シカゴコーン・大豆

コーンは期近の主要限月が続落。終値の前営業日比は9.75セント安~0.25セント高。中心限月の12月限は9.75セント安の453.25セント。大豆は期近が反落。11.50セント~5.25セント安。中心限月の11月限は11.50セント安の928.75セント。前日に反落に転じたことで買い修正の動きが広がった。12月限は13日以来の安値まで下落した後も買い戻される動きが乏しいなか安値に近い水準で終了。出来高は減少傾向にあり、取組も減少。作付及び生育遅延に対する懸念も一段落した動きを見せている。12月限はアジアの時間帯から欧州の時間帯序盤にかけては米コーンベルトでの作付及び遅延に対する警戒感に支えられて底意の強い足取りを演じた。462.50セントで取引を開始した後に値を落としながらも459.00セントまで値を落としたら買い戻されるなど、460セント割れに対する抵抗を見せたほか、463セント台まで値を伸ばす場面が何度か見られた。


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