朝刊:2019/06/28

ダウは本日も小幅横ばいの10ドル安。ゴールドは続落。オイルは小幅続伸。

NY為替

きょうのNY為替市場、ドル円はNY時間にかけて戻り売りに押される展開が見られている。東京時間には香港紙が、米中は報復合戦を暫定的に休戦し、3000億ドルの中国輸入品に対する関税賦課回避で調整との報道が流れ、ドル円も108円台まで回復していた。米株も時間外で上昇していたが、NY時間にかけて伸び悩む動きが見られたことでドル円も追随したようだ。市場では暫定休戦で合意したとしても、あくまで短期的なもので、今後も追加関税のリスクなど不透明感は長引くとの見方が強まっている模様。今週のドル円は106円台まで下落する場面が見られるなど売りが加速した。さすがに過熱感も出ており、きのうから買い戻しが入っているが、あくまで自律反発の範囲のようで上値での戻り売り圧力は根強いようだ。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比10ドル安の26526ドルと3日続落した。週末の米中首脳会談を巡り悲観と楽観が入り交じり、取引を見送る雰囲気が強かった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が57.79高の7967.76、S&P500が11.14高の2924.92。ダウ平均は前日付近での狭い範囲での上下動に終始している。29日の米中首脳会談を控えて情報が錯綜しており、基本的には行方を確認したい雰囲気が強まっている。米中が貿易戦争の一時休戦で暫定合意したとの報道がアジア時間に伝わり、株式市場は時間外で上昇も見られていたが、今回は追加関税が見送られたとしても、あくまで短期的なもので、今後も不透明感は長引くとの見方が強まっている。また、きのうはトランプ大統領のインタビューが伝わっていたが、トランプ大統領のリスクも警戒されているようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が3.4ドル安~変わらず、中心限月の8月限が3.4ドル安、銀が8.9セント安~変わらず、中心限月の9月限が8.1セント安。金8月限は続落。時間外取引では、香港紙が「米中は貿易戦争の一時休戦で合意」と報じ、ドル高に振れたことを受けて軟調となった。日中取引では、中国政府が、華為技術(ファーウェイ)への米国技術売却禁止を米国政府が撤回するよう主張と報じられ、ドル高が一服したことを受けて下げ一服となった。米中貿易協議が前進するとの期待が強まったため、投資家のリスク回避に動く際に買われやすい金先物の重荷となった。25日に中心限月として約6年ぶりの高値を更新し、利益確定や持ち高調整の売りも出やすかった。銀9月限は、時間外取引でのドル高などを受けて軟調となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は小幅に続伸した。WTIで8月物は前日比0.05ドル高の1バレル59.43ドルで取引を終えた。29日の米中首脳会談を受けて貿易交渉が進展し、世界景気にも好影響を与えるとの見方が買いを支えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.05~0.06ドル高。その他の限月は0.18ドル安~0.07ドル高。今週末の米中首脳会談や来週の石油輸出国機構(OPEC)総会を控えて売買が見送られた。サウスチャイナ・モーニング・ポストは、米中貿易戦争が一時休戦で合意に達したと報じたものの、中国外務省はこの報道を否定した。米中首脳会談は日本時間の29日11時半から行われる。トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席と会談する前に、サウジアラビアのムハンマド皇太子と朝食を取る。

シカゴコーン・大豆

コーンは期近が続落。終値の前営業日比は3.75セント安~1.25セント高。中心限月の12月限は3.50セント安の451.00セント。大豆は総じて続落。終値の前営業日比は6.50セント安~0.50セント高。中心限月の11月限は6.00セント安の912.25セント。米コーンベルトの天気が回復するなか、生育環境の改善と生育ペースの加速観測が強まったことが弱材料となった。12月限は前日の安値を下抜いた。450セント割れには抵抗を見せたが、終値は安値に近い水準にとどまった。なお、シカゴ日中取引開始前に発表された米農務省(USDA)の輸出成約高報告は中立的な内容で、市場の反応は限られた。中心限月の7月限は454.50セントで取引を開始した後に地合いを引き締め、アジアの時間帯半ばには456セント台に到達。その後は概ね455セントを上回る水準での推移が続くなか、アジアの時間帯を終えて欧州の時間帯に移る頃に456.75セントの高値を付けた。


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