朝刊:2019/09/02

ダウは様子見で小幅高の前日比41ドル高。ゴールドは続落。オイルはハリケーンが発達するも反落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=106円45銭~55銭で取引を終えた。中国が対米姿勢をやや軟化させ、トランプ米大統領も貿易協議の再開に言及した。月曜日2日は、米国がレイバーデーの祝日で休場となることから、いつもよりも長い週末を前に積極的な取引を手控える動きが目立った。ロンドン市場朝方に米債利回りの上昇などから106円台半ば超えまで上昇した後、調整が入った流れを受けて、NY朝方はドル売りが優勢に。ドル円は106円11銭を付ける動きとなった。もっともドル安はそこまで、106円の大台割れをトライするような流れにもならず、いったん揉み合いに。昨日までの流れを引き継いで、朝方は米株式市場が堅調な推移を見せたことも、ドル円の支えとなった。

NYダウ

米株式市場ではダウ工業株30種平均が3日続伸し、前日比41ドル03セント(0.2%)高の26403ドル28セントで終えた。中国政府が米国との貿易問題で協議に前向きと受け取れる姿勢を見せ、買い安心感につながった。終値ベースでは小幅ながら続伸。ナスダック総合指数が10.51安の7962.88、S&P500が1.82高の2926.40。前日の大幅高の流れが継続し、朝方は株高が優勢に。ダウ平均は一時26500ドル台を回復し、前日比で150ドル超の上昇となった。しかりトランプ発言などをきっかけにユーロドルに売りが入るなど、調整の動きが優勢となったこともあって、ダウ平均はマイナス圏まで下落。ハイテク関連の売りが主導したこともあって、ナスダックの下げはダウ以上に厳しいものとなった。

NY貴金属

ニューヨーク金は続落、銀は小反発。終値の前日比は、金が7.5~6.8ドル安、中心限月の12月限が7.5ドル安、銀が1.8~2.8セント高、中心限月の12月が1.9セント高。金12月限は続落。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが期待されていると同時に、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和にも注目が集まるなかでユーロ安・ドル高が加速し、ドル高が金相場の重しとなった。ユーロドルは2017年5月以来の安値を更新し、ドルインデックスは2017年5月以来の高値を塗り替えた。米債券市場で長期金利が一時上昇し、金利の付かない金を裏付けとする金先物の投資妙味が低下した。金先物価格は8月に上昇していた分、祝日前に持ち高調整の売りも出やすかった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTIで期近の10月物は前日比1.61ドル安の1バレル55.10ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.61~1.56ドル安。その他の限月は1.49~1.11ドル安。ハリケーン「ドリアン」が発達しつつ米フロリダ州へと向かっているなかで、米国の石油需要の落ち込みが警戒されている。米フロリダ州の経済的規模は大きい。「ドリアン」は5段階のうち2番めに勢力の強いカテゴリー4まで勢力を強める見通しで、現地時間の月曜日に上陸すると予報されている。「ドリアン」はフロリダ州に上陸した後、北上する見通しで、海上油田が集中する海域へ向かわないもよう。

シカゴコーン・大豆

コーンは期近が反落。終値の前営業日比は1.75セント安~1.50セント高。中心限月の12月限は1.50セント安の369.75セント。大豆はまちまち、期近の主要限月は小幅高。終値の前営業日比は0.50セント安~0.75セント高。中心限月の11月限は0.50セント高の869.00セント。米コーンベルトの低温による成熟遅れが報道されたことや、中国外務省が米中の関税合戦が続いているが、両国の交渉には肯定的な見方を示したことに支援される一方、ドル高進展やコーン、小麦などの他の農産物が軟調だったことで高値からは上げ幅を削った。ファンドはこの日ネットでは推定買い越した。


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