朝刊:2019/09/18

ダウはFOMC結果発表待ちで様子見ムード、前日比33ドル高。ゴールドは続伸も利食いが出る。オイルは大幅安。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は小反発し、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=108円05銭~15銭で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を18日に控えて様子見姿勢が強く、小幅な値動きで終始した。きょうはサウジへのリスクは一服する中、ドル売り・円売りの動きからドル円は108円台前半での上下動に終始。ただ、108円台はしっかりと維持しており、100日線の水準を固める動きも見られている。8月後半からのリバウンド相場の流れを堅持し、高値圏を維持している状況。100日線に到達し、次の材料待ちといった雰囲気だが、きょうからFOMCが始まった。明日の現地時間午後2時(日本時間19日午前3時)に結果が発表。トランプ大統領による大胆な利下げへの圧力は続いているものの、市場では今回は利下げを確実視も、利下げ幅は0.25%に留まるとの見方が有力。ただ、市場も十分に織り込んでおり、0.25%の利下げであればサプライズは無さそうだ。

NYダウ

米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前日比33ドル98セント(0.1%)高の27110ドル80セントで終えた。18日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、様子見ムードが強く方向感に乏しかった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が32.47高の8186.02、S&P500が7.74高の3005.70。明日のFOMCの結果発表を控えて全体的に様子見気分が強まっており狭い範囲での値動きとなった。サウジの石油施設攻撃によるリスク回避の雰囲気は一服している。トランプ大統領が戦争はしたくないと述べていたことに加え、サウジの生産は見通しよりも早期に回復との期待が高まり、9月末までにアブカイク製油所の生産量は攻撃前の水準回復を目指すとしている。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が1.7~2.1ドル高、中心限月の12月限が1.9ドル高、銀が11.0~11.5セント高、中心限月の12月限が11.4セント高。 金12月限は続伸。時間外取引では、戻りを売られる場面も見られたが、ユーロの押し目が買われたことを受けて下げ一服となった。日中取引では、ドル安や株安を受けて堅調となった。金利の付かない資産である金の相対的な魅力が高まるとみた投資家の買いが入った。ただ、金は前日の大幅高を受けた利益確定売りも出て、上昇は小幅にとどまった。銀12月限は、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は大幅に反落した。WTIで期近の10月物は前日比3.56ドル安の1バレル59.34ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が3.57~3.56ドル安。その他の限月は3.45~0.30ドル安。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が、攻撃を受けて減少した日量570万バレルの生産量は今月末までに完全に回復するとの見通しを示し、供給ひっ迫懸念がしぼんだ。10月の生産量は日量989万バレルまで回復する予定。生産量が回復するまでは在庫を取り崩して供給をまかなう。サウジ全体の生産能力は9月末までに日量1100万バレル、11月末までに同1200万バレルを回復する見通し。

シカゴコーン・大豆

シカゴコーンは反落。終値の前営業日比は6.75~1.25セント安。中心限月の12月限は6.00セント安の368.00セント。大豆は反落。終値の前営業日比は6.50~0.50セント安。中心限月の11月限は6.25セント安の893.75セント。米農務省(USDA)発表の作柄報告において、作柄のうちの良以上の割合が前週と同じ55%だったことに加え、収穫の開始が明らかになったことで天候不良に対する警戒感が後退したことが売りを誘った。


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