朝刊:2019/09/19

FOMC発表。ダウは知ったら終いで売られるも買い戻しが入り前日比36ドル高。ゴールドは反落も押し目は買われる。オイルは続落。

NY為替

きょうのNY為替市場、午後になってドル買いが優勢となり、ドル円は108円台半ばに上昇した。午後に公表されたFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受けて為替市場はドル買いの反応を見せている。FRBは大方の予想通り0.25%の利下げを打ち出して来た。しかし、それ自体にはサプライズはなく注目は、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)から追加利下げへのヒントを探りたいところだったが、ドット・プロットの中央値は2019年末も2020年末も1.875%とこの日決定した水準と変わらずとなっている。中央値だけから見れば追加利下げは見込まれず、予想以上にハト派色はなかった。しかし、ドット・プロットのばらつきを見ると、追加緩和の必要性でメンバー内の意見が真っ二つに割れている様子も示された。予想以上にハト派色はなく為替市場はドル買いの反応を見せているが、内容の割にはドル買いの反応は小幅な印象。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比36ドル28セント(0.1%)高の27147ドル08セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で2019~20年の利下げ停止を示唆し、結果発表後にダウ平均は200ドル強下げる場面があった。終値の前日比は、ナスダック総合指数が8.63安の8177.39、S&P500が1.03高の3006.73。午後に発表されたFOMCの結果を受けて株式市場は売りが強まり、ダウ平均は一時211ドル安まで下げ幅を広げた。しかし、売りが一巡すると買い戻しも入り、FOMC後の下げを解消する動きとなり、ダウ平均はプラス圏で通常取引を終えている。FOMCでは大方の予想通り0.25%の利下げが打ち出された。しかし、それ自体にはサプライズはなく、注目はFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)から追加利下げへのヒントを探りたいところだったが、ドット・プロットの中央値は2019年末も2020年末も1.875%と、この日決定した水準と変わらずとなっていた。中央値だけから見れば追加利下げは見込まれず、予想以上にハト派色はなかった。

NY貴金属

ニューヨーク金は続伸、銀は反落。終値の前日比は、金が1.1~2.5ドル高、中心限月の12月限が2.4ドル高、銀が22.5~21.9セント安、中心限月の12月限が22.1セント安。金12月限は続伸。時間外取引では、ユーロ高一服に上値を抑えられたが、押し目は買われた。日中取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しなどを背景に堅調となった。ただ米FOMC後はドル高に振れたことを受けて下落した。米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めると見込んで、金利が付かない資産である金への資金流入が続くとみた買いが優勢だった。銀12月限は、ユーロ高一服などを受けて売り優勢となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は続落した。WTIで期近の10月物は前日比1.23ドル安の1バレル58.11ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.23~1.06ドル安。その他の限月は0.95~0.38ドル安。攻撃を受けたサウジアラビアの生産量が月内に回復する見通しであることから、週明けの急騰がさらに調整された。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことも重し。EIA週報では、製油所稼働率が前週の95.1%から91.2%まで大幅に低下し、製油所が定期改修に向かっていることが示唆された。米国の夏場の需要期は終了している。石油製品需要は日量2026万2000バレル、このうちガソリン需要は同893万9000バレルと、季節的に減速しつつある。米原油生産量は日量1240万バレルと、3週連続で横ばいだった。日量1250万バレルまで拡大した後、過去最高水準で高止まりしている。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて反発。終値の前営業日比は0.25セント安~3.25セント高。中心限月の12月限は3.25セント高の371.25セント。大豆は続落。終値の前営業日比は5.00~3.75セント安。中心限月の11月限は5.00セント安の888.75セント。前日に下落した後で修正のための買い戻しが入った。また、南半球で乾燥した天気が続くなか、イールド低下懸念が強まり上昇した小麦市場の動きも強気材料となった。12月限は370セント台を回復した後も値を落とさず、370セント台を維持したまま、この日の高値に近い水準で取引を終えている。中心限月の12月限は、367.75セントで取引を開始した後のアジアの時間帯はやや地合いを引き締め、368.75~369.75セントのレンジ内での小動きとなった。


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