朝刊:2019/10/01

ダウは3日ぶりに反発で前日比96ドル高。ゴールドは大幅続落。オイルも5日続落。

NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅ながら4日続落し、前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=108円05銭~15銭で取引を終えた。先週末にトランプ政権が、米証券取引所に上場している中国企業の上場廃止や、米投資家による中国へのエクスポージャーを制限する制裁案を協議していると伝わり、リスク回避の雰囲気からドル円は107円台に値を落としていた。しかし、その米財務省がその報道を否定したことや、ナバロ大統領補佐官も「報道の内容の半分以上が不正確」などと指摘したことから懸念が一服している。中国の政府高官が閣僚級貿易協議の具体的な日程に言及したことも心理改善につながっている。 本日は四半期末ということもあり、108円台では実需売りも観測され107円台に値を落とす場面も見られたものの、107円80銭付近に来ている100日線水準は しっかりと維持しており、リバウンド相場を継続している。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比96ドル58セント(0.4%)高の26916ドル83セントで終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が59.71高の7999.34、S&P500が14.94高の2976.73。先週末はトランプ政権が、米証券取引所に上場している中国企業の上場廃止や、米投資家による中国へのエクスポージャーを制限する制裁案を協議しているとの報道が伝わり、リスク回避の雰囲気が広まったが、きょうはその雰囲気が一服した。米財務省が報道を否定したことや、ナバロ大統領補佐官も「報道の内容の半分以上が不正確」などと指摘したことから懸念が一服。中国の政府高官が閣僚級貿易協議の具体的な日程に言及したことも心理改善につながったようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は大幅続落。終値の前日比は、金が33.8~33.4ドル安、中心限月の12月限が33.5ドル安、銀が65.8~65.4セント安、中心限月の12月限が65.4セント安。金12月限は大幅続落。時間外取引では、ドル高を受けて軟調となった。米財務省は、中国企業の上場を阻止する計画はないとの見方を示した。また欧州中央銀行(ECB)の追加緩和の見方を受けてユーロが下落した。日中取引では、テクニカル要因の売りを巻き込んで急落し、8月6日以来の安値1470.5ドルを付けた。ドル高を受け、ドルの代替投資先とされる金が売られた。米株式相場が反発し、リスク回避の際に買われやすい金先物相場の重荷となった面もあった。銀12月限は、ドル高や金急落を受けて売り優勢となり、8月20日以来の安値 1698.0セントを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は5日続落した。WTIで期近の11月物は前週末比1.84ドル安の1バレル54.07ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.84~1.81ドル安。その他の限月は1.73~0.40ドル安。当初の予定通りにサウジアラビアの石油施設が完全に復旧し、9月14日の攻撃前の水準まで生産量が回復したことで供給懸念が後退した。生産量は日量で約970万バレルとなり、8月の日量978万バレルとほぼ同水準となった。アブカイクとクライスの原油処理施設に対する攻撃で、生産量は一時日量570万バレル減少した。

シカゴコーン・大豆

コーンは大幅反発。終値の前営業日比は4.00~16.50セント高。中心限月の12月限は16.50セント高の388.00セント。大豆は大幅反発。終値の前営業日比は5.25~23.00セント高。中心限月の11月限は23.00セント高の906.00セント。米農務省(USDA)発表の四半期在庫報告が事前予想を下回ったことを受けて買いの手が膨らんだ。また、米コーンベルト北部での多湿の影響で品質が低下し、良質のコーンの供給が限られるのではないか、との思惑が買いを支援し12月限は8月12日以来の高値まで上昇。そこから値を落とすことなく2けたの上げ幅を保ったまま、この日の高値引けとなった。


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