朝刊:2019/11/13

ダウは横ばいで推移。ゴールドは再び安値を探るも小幅安。オイルも小幅安。

NY為替

外国為替市場で円相場は小反落した。英国時間16時の時点では、前日の同時点と比べて10銭円安・ドル高の1ドル=109円10~20銭だった。12日の英国時間夕方に予定されているトランプ米大統領の講演内容を見極めたいとして積極的な取引は手控えられた。その後は、ドル円は1ドル=108.98円くらいは。NY時間の終盤に入ってドル円は109円ちょうど付近で推移している。後半にかけて米株の追随して利益確定売りがやや優勢となり108円台に値を落とした。ただ、下押す動きまでは見られていない。 きょうのNY為替市場でドル円は狭い範囲での値動きが続いていた。NY時間の昼になってトランプ大統領のNYエコノミッククラブでの講演が行われたが、市場が注目していた米中貿易協議に関しては「中国は合意を望んでいる。近く大きな合意が実現する可能性がある」と述べるに留まり、市場の反応も限定的となっている。本日の200日線は109円ちょうど付近に来ており、現在はその付近での推移となっている。ここ数日、上値が重くなっているが、200日線のブレイクを試す動きまでは見られていない。一方で110円を目指す動きもなく、米中の動向を待ちたい雰囲気のようだ。

NYダウ

米株式相場でダウ工業株30種平均は前日比横ばいの2万7691ドル49セントで終えた。前日まで連日で過去最高値を更新しており、目先の利益を確定する売りが出た。終値の前日比は、ナスダック総合指数が21.81高の8486.09、S&P500が4.83高の3091.84。 企業決算も峠を越し、市場の注目は米中貿易協議に集中している。先週は「中国商務省の段階的な関税撤廃で両国は合意」との発言に市場は期待感を高めていたが、トランプ大統領はいまのところ、その発言を追認していない。ホワイトハウス内でも段階的な関税撤廃には抵抗も強いようだ。そのような中、現地時間の昼頃にNYエコノミッククラブでのトランプ大統領の講演会が行われたが、市場が注目している米中貿易協議に関しては「中国は合意を望んでいる。近く大きな合意が実現する可能性がある」と述べるに留まった。市場の反応も限定的だった中、午後になってやや利益確定売りの見られたものの、下押しする動きまでは出ていない。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が3.7~3.4ドル安、中心限月の12月限が3.4ドル安、銀が11.8~8.5セント安、中心限月の12月限が11.0セント安。一時1446.2ドルと中心限月として8月上旬以来ほぼ3カ月ぶりの安値を付けた。外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、ドルの代替投資先とされる金の売りを誘った。米株式相場の堅調さが続き、リスク回避の際に買われやすい金先物の重荷になるとの見方も上値を抑えた。金12月限は続落。時間外取引では、アジア、欧州株が堅調に推移する中、売り優勢となり、小安く推移。日中取引では、トランプ大統領の演説待ちで戻り鈍く推移。中盤に下げ幅を拡大し、1446.2ドルまで下落し、8月2日以来の安値をつけ、直近の安値を更新する場面があった。後半から終盤にかけて下値を切り上げ、1450ドル台を回復したが、日足は4日連続の陰線引け。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は小幅に続落した。WTIで、期近の12月物は前日比0.06ドル安の1バレル56.80ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.06~0.05ドル安。その他の限月は0.03ドル安~0.12ドル高。トランプ米大統領の演説で米中通商協議に関する新たな情報は示されず、動意は高まらなかった。トランプ米大統領は第1段階目の合意が近いとの認識を示したものの、その他に手がかりとなりそうな発言は見当たらなかった。今月、あるいは来月には第1段階目の通商合意が正式に成立すると期待されているが、中国は段階的な関税撤廃を盛り込むよう要求しており、米国の対応が注目されている。今週の米週間石油在庫統計でも、原油在庫の増加が見通されていることは上値を抑えた。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫は3週連続で増加すると見通されている。石油製品在庫の取り崩しが続いているが、冬場の需要期に向けて原油消費量は順調に拡大していない。

シカゴコーン・大豆

コーンは軒並み反発。0.25~4.50セント高。中心限月の12月限は4.50セント高の386.50セント。 大豆は小幅まちまち。終値の前営業日比は1.00セント安~0.75セント高。中心限月の1月限は変わらずの917.00セント。場中に発表された米農務省(USDA)週間輸出検証高報告は中立的な内容だったが、米プレーンでの低温による影響を懸念した買いを受けて小麦市場が大幅高となったことに追随高となった。12月限は373.50セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまでは375.00セントを上値抵抗にしての狭いレンジ内での高下となったが、シカゴの時間帯を迎えると急速に地合いを引き締めた。


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