朝刊:2019/11/27

ダウは連日の高値更新で前日比55ドル高。ゴールドは株式が強くても反発。オイルも続伸。

NY為替

本日のNY為替市場でドル円は買い優勢となり、109円台を再び回復。東京時間に瞬間的に109.20円近辺まで上昇していたが、直ぐに戻り売りに押され108円台に戻していた。108.95円付近に来ている200日線付近で売買が交錯していたが、NY時間に入って、その水準を再び上振れている。一方、ロンドン外国為替市場で英ポンドは対ドルで反落した。米株式市場が底堅く推移していることから、ドル円も買いが膨らんでいる模様。米国債利回りは相変わらず下げが続いているものの、ドル円は先週ほどの連動した動きは見せておらず、買い戻しが入りやすくなっているのかもしれない。米中協議への楽観的な見方は温存されており、ドル円をサポート。中国の劉副首相とムニューシン米財務長官およびライトハイザーUSTR代表が電話会談を行った。中国商務省は「米中は第1段階の合意に向け対話継続で同意し、重要問題を適切に解決することで意見が一致した」と発表。

NYダウ

米株式相場は3日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比55ドル21セント(0.2%)高の2万8121ドル68セントと連日で過去最高値を更新した。米中の貿易協議の進展への期待が引き続き相場を押し上げた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が15.45高の8647.93、S&P500が6.88高の3140.52。米中貿易協議への楽観的な見方は温存されておりサポートとなってはいるものの、指数が最高値に来ている中で高値警戒感も出ている。米中協議に関しては、中国の劉副首相とムニューシン米財務長官およびライトハイザーUSTR代表が電話会談を行った。中国商務省は「米中は第1段階の合意に向け対話継続で同意し、重要問題を適切に解決することで意見が一致した」と発表していた。米中貿易協議への市場の期待感は根強いものの、最高値圏に再び上昇する中、更なる上値追いには協議の詳細を確認したいとのムードも出始めている。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は、金が2.9~3.9ドル高、中心限月の2月限が3.6ドル高、銀が15.7~16.7セント高、中心限月の3月限が15.8セント高。金2月限は反発。時間外取引では、模様眺め気分が強いなか、小幅続落で推移。日中取引では、序盤から買い優勢となり、米株が続伸から前半に軟化し、1456.6ドルまで下落したが、1455ドルの節目を試すことなく、下値は堅い商状となった。足元で米長期金利は低下傾向にあり、金利のつかない金を裏付けとする金先物への買いを後押しした。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は続伸した。WTIで期近の2020年1月物は前日比0.40ドル高の1バレル58.41ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.40~0.41ドル高。その他の限月は0.02~0.44ドル高。米中通商協議の期待感が相場を押し上げた。トランプ米大統領は中国の習近平国家主席と対話しており、合意を目指して取り組みを続けていると語った。中国国営の新華社通信は、知的財産権の保護や強制的な技術移転の禁止など根本的な問題について米中両国が解決することで意見が一致したと報じた。ただ、トランプ米大統領の発言や新華社通信の報道に、通商協議の進展を示す具体的な内容はなく、上値はあまり伸びなかった。米週間石油在庫統計で原油在庫が減少すると想定されていることは支援要因。市場予想は前週比40万バレル減。昨年の傾向に沿って米製油所への原油投入量が増加しつつあり、原油在庫の取り崩し圧力が強まっている。

シカゴコーン・大豆

コーンは軒並み反落。終値の前営業日比は3.00~1.00セント安。中心限月の3月限は2.50セント安の378.25ント。大豆は総じて続落。終値の前営業日比は8.25~2.50セント安。中心限月の1月限は8.25セント安の884.25セント。大豆の軟調な足取りに追随安となり、3月限は380セントを割り込んで終了。ただ、天候不良が影響し、ネブラスカ、アイオワ、ミネソタの3州で収穫作業が遅延するとの懸念が強材料視されたため、下げ幅は限定された。


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