朝刊:2019/12/24

最高値更新のダウ。まだ勢い止まらず。前日比96ドル高。ゴールドは反発。オイルも小反発。

NY為替

本日のNY為替市場、ドル円は膠着した展開が続いた。米株は最高値更新が続いており、ドル円を下支えしている一方で、上値を試す動きも出ていない状況。クリスマス休暇を前に市場は動意薄となっており、新たな手掛かり材料を求めているようだ。一方、ロンドン外国為替市場で円相場は小反発した。英国時間16時の時点では、前週末の同時点と比べて10銭円高・ドル安の1ドル=109円30~40銭だった。この日発表の米耐久財受注が予想外の減少となり、企業の設備投資の弱さを浮き彫りにしている。貿易問題や世界経済の減速で米製造業のモメンタムはなお低水準のようだ。一方、米新築住宅販売は予想こそ下回ったものの、低金利や力強い労働市場が支えとなり、2007年以来の高水準は保っている。来年以降、世界経済が回復し、米製造業を中心に設備投資が回復するかが注目点の一つではある。21日線が109.10円付近に来ており、下値サポートとして意識される。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。前週末比96ドル44セント(0.3%)高の2万8551ドル53セントと3日連続で過去最高値を更新した。終値の前日比は、ナスダック総合指数が20.69高の8945.65、S&P500が2.79高の3224.01。先週末にトランプ大統領が、「米中による最初の合意への署名がまもなく実施される」と述べたことや、中国が米国産の冷凍豚肉やアボカト、そして、一部の半導体に対する関税を引き下げると述べたことなどを材料に買いが膨らんでいる模様。先週発表の個人消費のデータも堅調で市場では、来年の景気に楽観的なムードが強まっており、クリスマス休暇を前にしたショートカバーが続いている。

NY貴金属

ニューヨーク金は反発、銀は続伸。終値の前日比は、金が7.3~8.1ドル高、中心限月の2月限が7.8ドル高、銀が27.5~27.9セント高、中心限月の3月限が27.5セント高。金2月限は反発。時間外取引では、買い戻しが入ったことやユーロ高を受けて堅調となったが、欧州時間に入ると、ユーロ高が一服し、上げ一服となった。日中取引では、米耐久財受注が予想外に減少したことを受けて堅調となった。ドルが対ユーロや対円で売られ、ドルの代替投資先とされ、逆の動きになりやすい金に買いが向かった。銀3月限は、金堅調やドル安を受けて買い優勢となり、11月7日以来の高値1752.0セントを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は小反発した。WTIで期近の2020年2月物は前日比0.08ドル高の1バレル60.52ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.08~0.10ドル高。その他の限月は0.06~0.23ドル高。先週末、トランプ米大統領が第1段階の米中通商合意について「まもなく署名する」と述べるなど、米中貿易摩擦の見通しが改善していることが相場を支えた。世界経済の減速懸念が後退している。米国の予定どおりならば、今週にも合意の文書化作業が終了し、来年1月初旬に署名される見通し。

シカゴコーン・大豆

シカゴコーンは総じて続伸。終値の前営業日比は0.25~1.75セント高。期近3月限は前日比1.00セント高の388.75セント。シカゴ大豆は出来高の少ない期先以外が続伸。終値の前営業日比は先限の1.25セント安を除くと1.25~5.75セント高。中心限月の期近1月限は5.75セント高の934.00セント。クリスマス休暇を控えて様子見ムードが強まるなか、中国による一部製品に対する輸入関税の引き下げ発表が買いを支援した。また、大豆市場の強い足取りも好感された。ただ、3月限の取引レンジはこの4日間ほとんど変化はないうえ、この日も狭いレンジ内で高下するなど、様子見ムードの強さを窺わせる足取りとなっている。


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