朝刊:2019/12/25

クリスマス休暇前で商いは閑散。ダウは前日比36ドル安。ゴールドは続伸。オイルも続伸。

NY為替

本日のNY為替市場、ドル円はNY時間に入ってやや売りが優勢となった。米5年債入札の結果が発表され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を大きく下回ったことで、米国債利回りが急速に下げに転じ、ドル円も追随。ただ、クリスマス・イブで市場参加者も少ない中、売りの動きは限定的で、全体的には109円台半ばでの狭い範囲でのレンジ取引に終始した。 一方、ロンドン外国為替市場で英ポンドは対ドルで反発した。英国時間16時時点では、前日の同時点と比べて0.0040ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2960~70ドルだった。12月相場に対して市場は、昨年の終盤の悪夢を警戒していたが、米中がとりあえず第1段階で合意し、追加関税が見送られた。また、英国も総選挙を受けて秩序ある離脱になりそうな情勢。米中貿易協議も英EU離脱も、課題は来年に持ち越されてはいるものの、ひとまず目先の危機は脱したことで、市場には安心感が広がっている。この雰囲気の中で米景気の先行きへのセンチメントも上昇しており、来年も景気拡大を維持できるのではとの期待感も出始めている。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比36ドル08セント(0.1%)安の2万8515ドル45セントで終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が7.24高の8952.88、S&P500が0.63安の3223.38。 クリスマス・イブで動意薄の展開の中、利益確定売りが出た模様。きょうは取引時間も現地時間午後1時(日本時間25日3時)までの短縮取引。12月相場に対して市場は、昨年の終盤の悪夢を警戒していたが、米中がとりあえず第1段階で合意し、追加関税が見送られた。また、英国も総選挙を受けて秩序ある離脱になりそうな情勢。米中貿易協議も英EU離脱も、課題は来年に持ち越されてはいるものの、ひとまず目先の危機は脱したことで、市場には安心感が広がっている。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が16.1~16.6ドル高、中心限月の2月限が16.1ドル高、銀が34.9~35.8セント高、中心限月の3月限が35.4セント高。金2月限は続伸。時間外取引では、戻り高値を突破すると、クリスマス前の買い戻しが入って堅調となった。日中取引では、米5年債入札を受けて利回りが低下したことから一段高となり、11月5日以来の高値1505.0ドルを付けた。外国為替市場でドルが英ポンドなどに対して下落した場面で、ドルの代替投資先とされる金が買われた。銀3月限は、金堅調や日中取引のドル安を受けて買い優勢となり、11月5日以来の高値1786.5セントを付けた。ニューヨーク金2月限は続伸。時間外取引では1488.1~1496.9ドルのレンジで推移、前日比5.1ドル高の1493.8ドルとなった。2月限は、高寄りしたのち、12日の戻り高値1491.6ドルを突破し、クリスマス前の買い戻しが入って堅調となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は続伸した。WTIで、期近の2020年2月物は前日比0.59ドル高の1バレル61.11ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.59ドル高。その他の限月は0.06~0.58ドル高。第1段階の米中通商合意について、署名・成立が近づいていると期待されているなかで買いが優勢だった。世界的な景気見通しがやや改善し、石油需要の下振れ懸念が和らいでいる。トランプ米大統領は「中国との合意は成立しており、書面作成に取り組んでいる」、「習近平主席といずれ署名式を行う」と述べた。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が年明けから減産目標を拡大することで合意していることは、需要見通しを改善させている。新たな減産目標は日量170万バレルで、3月まで行われる。ただ、ロシアが減産に消極的であることから、3月以降の協調減産については不透明。産油国も米中通商協議の動向を見守っている。25日のニューヨーク市場はクリスマスで休場となる。本来、現地時間の水曜日に発表されている米エネルギー情報局(EIA)の週報は、現地金曜日に発表される。

シカゴコーン・大豆

シカゴコーンは総じて小反落。終値の前営業日比は1.25セント安~1.75セント高。期近3月限は前日比1.25セント安の387.50セント。シカゴ大豆は続伸。終値の前営業日比は2.00~3.75セント高。中心限月の期近1月限は2.50セント高の936.50セント。クリスマス休暇を控えて様子見ムードが強まり玉整理主体の足取りとなった。大豆市場の堅調な足取りに対する反応も薄く、期近の主要限月は続落。南米生産国での降雨に伴う生育環境改善も重石となった。


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