朝刊:2019/12/27

休場明けは力強く上昇。ダウは105ドル高。ゴールドも2ヶ月ぶりの高値。オイルは3日続伸。

NY為替

本日のNY為替市場はドル売り・円売りの動きが見られている。クリスマス明けで欧州勢が休暇中であることもあり、市場参加者は少ない。薄商いの中、実需や仕掛け的な売買が相場を動かしている中、ドル円は買いがやや優勢となっており、109.65円近辺まで上昇。米株の最高値更新が続いており、米国債利回りも小幅ながら上昇していることがサポートとなっている模様。引き続き米中合意への期待感が相場をサポートしている。きょうは中国商務省の報道官が、「両国の担当者は第1段階の貿易協定に調印に接近しており、コミュニケーションを取りながら必要な手順を実行している」と述べたいた。米中の緊張緩和がドル相場にどう影響するかは未知数の部分も多いが、株価の上昇が続けば、ドル円にとっては円安からの上昇も期待される。きょうはその動きが、やや出ているのかもしれない。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前営業日比105ドル94セント(0.4%)高の2万8621ドル39セントで終え、過去最高値を更新した。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が105.94ドル高の2万8621.39ドル、ナスダック総合指数が69.51高の9022.39、S&P500が16.53高の3239.91。米中の第1段階での合意への期待感から、最高値圏にいる米株式市場は買いの動きが続いている。その米中合意だが、中国商務省の報道官が、「両国の担当者は第1段階の貿易協定に調印に接近しており、コミュニケーションを取りながら必要な手順を実行している」と述べたいた。クリスマス前のトランプ大統領の発言もあり期待感は高まっている。また、来年も景気後退はないとの見方がエコノミストの間でも広がっており、株式市場もモメンタムを維持しているようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が9.6~10.2ドル高、中心限月の2月限が9.6ドル高、銀が13.5~14.2セント高、中心限月の3月限が13.7セント高。金2月限は続伸。時間外取引では、押し目買いが入ると、戻り高値を突破して堅調となった。日中取引では、ドル安を受けて11月5日以来の高値1517.4ドルを付けた。その後は株高を受けて上げ一服となったが、米7年債入札による米国債の利回り低下などを受けて押し目を買われた。 市場参加者が心理的な節目とみていた1500ドルを24日に超え、一段高を見込む買いが入った。米国で低金利政策が来年も続くとの観測が相場を支えている。金利がつかない資産である金市場への資金流入が続くとみる買いを促した。銀3月限は、金堅調やドル安を受けて買い優勢となり、11月5日以来の高値1813.5セントを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場が3日続伸した。WTIで期近の2020年2月物は前営業日比0.57ドル高の1バレル61.68ドルで終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.54~0.57ドル高。その他の限月は0.15ドル安~0.51ドル高。第1弾の米中通商合意の署名・成立が迫っていると期待されていることが相場を押し上げた。世界経済を圧迫する米中の対立が和らいでいることで、景気見通しがやや改善している。中国商務省の報道官は「両国の担当者は第1段階の貿易協定の調印に接近している」との認識を示した。ただ、成立は来月初めとみられているものの、日程など具体的な言及は引き続きなかった。

シカゴコーン・大豆

シカゴコーンは軒並み反発。終値の前営業日比は0.50~11.00セント高。商いの薄い期先限月が値を飛ばした。期近3月限は前日比1.00セント高の388.50セント。 シカゴ大豆は続伸。終値の前営業日比は1.00~2.50セント高。期近1月限は1.25セント高の937.75セント。コーン独自の新規材料に乏しいなか、大豆の堅調に追随高となった。ただ、3月限の取引レンジ自体は12月17日以降変化はなく、この日も狭いレンジ内での高下にとどまるなど、こう着状態が続いている。


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