夕刊:2020/01/15

日経平均は追加関税引き下げを見込めなそうという流れから終始軟調ムード。東商金は5400円台後半でしっかり。東商原油は小幅安。

為替

東京外為市場では、手掛り材料難の中、もみ合いとなっている。ドル円は、109.90付近で弱もち合いとなっている。クロス円も狭いレンジ内でのもみ合いとなっており、ユーロ円は122.35付近での取引となっている。午後に110円を再度突破してくるかが注目される。午後に入ってもドル円は下げ渋り。米政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する販売制限を強化する規制を近く発表する可能性があるとの一部報道を受けて弱含み、一時109.82付近まで軟化したが、その後は下げ渋り、109円台後半でもみ合っている。

株式(日経平均)

本日の日経平均終値は23916.58円の108.59円安。寄り付きは日経平均株価、前営業日比101円安の2万3923円と反落。前日の米国株市場では、米中協議に対する楽観的な見方がやや修正される形となり、NYダウはプラス圏を確保したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数は小幅ながら反落となった。きょう米中協議の第1段階の合意文書に署名される見通しだが、米大統領選後まで追加関税引き下げは行わないと伝わったことが、これまでの楽観ムードにやや水を差す格好となっている。本日は米中協議第一弾合意の調印式を前に積極的な取引を手控える動きか。

貴金属

金先限帳入値5481円(前日比+45円)銀先限帳入値63.5円(前日比+0.6円)白金先限帳入値3512円(前日比+90円) パラジウム先限帳入値7259円(前日比+161円)東商の貴金属市場は前日比高。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢となった。プラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク高を受けて堅調となった。寄り付き直後は、現在の前営業日比は、金標準が21~32円高、金ミニが18~32円高、ゴールドスポットが31円高。前場は110円をドル円は下回ってるが、徐々にドル高傾向に。特に白金はしっかり。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。午後に入っても勢いは止まらず。一時は東商金は5479円を付ける。ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて堅調となった。前場の高値5479円を超え5484円を付ける。

石油

原油先限帳入値41230円(前日比-80円) ガソリン先限帳入値54980円(前日比-250円)灯油先限帳入値58000円(前日比-210円)朝の取引開始後、東京原油先限は4万1200円付近で小幅安。米中通商合意の内容公表を控えて模様眺めムードが強い。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比110万バレル増となった。ガソリン在庫は前週比320万バレル増、留出油は同678万バレル増となったことからすると、製油所稼働率の伸び悩みだけでなく、石油需要が低調に推移していることも連想できる。米エネルギー情報局(EIA)の週報では、石油製品需要が日量2000万バレルの節目を2週連続で下回っている。午後に入ると貴金属のような強さは感じられず、ずるずる値を下げだす。東商ガソリン先限は節目の55000円を割れてくる。しかし一方で、在庫減少が確認されると、短期的な下げ過ぎ感もあって押し目買いが膨らみ易くなる。米中通商合意署名を受けての株価動向と、それに対する原油相場の反応の有無にも注目。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値205.7円(前日比-2.1円)ゴムTSR先限帳入値172.2円(前日比-0.1円)ゴムRSSは、前日の大幅高に対する調整安となっている。 ゴムRSS先限は、前日の取引で208.0円まで上昇し、昨年3月4日以来の高値を付けた。ただ、今回の上昇は、ゴム独自の材料というより、株式市場がリスクオンとなっていることに追随した動きである。本日は終始、調整売り優勢。前日の急伸地合の過熱感が意識されると調整売り優勢の展開になる。一方、産地相場の堅調地合が維持されると、早めに押し目買いが入り易い。チャートはブレイク型の形状になっている。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24810円(前日比-170円)新規材料不足で限月間で方向性を欠いている。序盤に期中9月限が430円安まで急落したが、下げ幅を縮小。先限は2万5000円を挟んで小幅なもみあいだが、小幅高。一方、特に目新しい動きが見られない場合には、調整売りないしは持ち高調整中心の展開になる。


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