夕刊:2020/04/24

貴金属はまちまち。日経平均株価は反落。オイルは製品はしっかりしてるも原油は安い。

為替

東京外為市場は、ドル円は107.55~107.76円付近の狭いレンジ内で上下。一段とこう着感が強まっている。量的緩和を続けてきた日銀が国債を無制限に購入することを検討するとの報道があったが、あらためて材料視する動きはみられない。海外市場で3年ぶりの安値をつけたユーロ円は115円後半で下げ一服。ただ、欧州連合(EU)はコロナ危機後の経済対策で依然としてまとまっておらず、ユーロを圧迫している。豪ドル円は68.35円付近、NZドル円は64.42円付近まで弱含み。対ドルでオセアニア通貨が弱含んでいることが重し。日経平均は反落。前引けでは前営業日比157.02円安の1万9272.42円となった。午後の外為市場は、ドル円は107円60銭台での推移。朝から狭いレンジでの小動きに終始した。昨日の市場で107円台前半まで値を落とした後、来週の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待もあり、108円台まで上昇も続かずという流れ。その後は、107円台前半まで一時値を落とし、東京朝は107円50銭台でスタート。NY原油先物のしっかりした動きもあって午前中に107円70銭台まで上昇も、ドル買いは続かず、その後は107円60銭台を中心とした推移が続いた。昨日振幅を見せたユーロドルも朝からの値幅が20ポイントなく、主要通貨は様子見ムード。新型コロナウイルスの感染動向、NY原油先物市場動向などをにらみつつ、次の方向性を探る展開で、積極的に週越えのポジションを作りに行く動きは見られず。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日167円安の19262.00円。日経平均株価は前日比157円02銭安の1万9272円42銭。前場の東証1部の売買高概算は億4億8214万株、売買代金は約7994億円。値上がり銘柄数は573、値下がり銘柄数は1504、変わらずは92銘柄だった。日経平均株価は軟調に推移。23日の米株式市場は、NYダウが前日比39.44ドル高の2万3515.26ドルと続伸した。原油価格の上昇を受け石油エネルギー株が買われ、全体相場を押し上げた。ただ、米ギリアド・サイエンシズの新型コロナ治療薬の初期臨床試験が失敗に終わったとの報道を受け、楽観的な見方が後退した。こうしたなか、東京株式市場は下落してスタート。日経平均株価の下げ幅は一時200円を超えた。前日、上昇した反動で利益確定売りも膨らんでいる様子だ。午後の株式も方向感の見えにくい展開となっており、最近のレンジ内でのもみ合いとなっている。目先はこのところの高安のレンジである18,800~19,900円台での振幅となりそうだ。

貴金属

金先限帳入値5947円(前日比-4円)銀先限帳入値52.7円(前日比-0.5円)白金先限帳入値2580円(前日比-33円)パラジウム先限帳入値6910円(前日比+227円)金は総じて小反落、銀はまちまち。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始 まった。その後は、ドル建て現物相場の反落を受けてマイナスサイドに転じた。銀はドル高を受けて先限が小幅安となった。金のドル建て現物相場は、反落。きのうの海外市場では、経済指標の悪化を受けて堅調となった。アジア市場では、朝方の1729.62ドルから、ドル高を受けて軟調となった。午後の金は総じて小反落、銀はまちまち。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始 まったのち、ドル建て現物相場の上げ一服を受けてマイナスサイドに転じた。午後に入ると、ドル建て現物相場の小動きを受け、もみ合いとなった。銀はドル高を受けて先限が小幅安となった。先限は夜間取引で17日以来の高値5995円を付けたのち、上げ一服となった。同日に付けた上場来高値5997円直前まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場は1ドル=107円台後半で小幅に円安に振れた。一方、銀先限は 53.4円まで上昇した。

石油

原油先限帳入値20500円(前日比-830円)ガソリン先限帳入値28930円(前日比-20円)灯油先限帳入値31000円(前日比+700円)前場の東京石油市場は堅調に推移した後に伸び悩み。海外原油が続伸したことで買いが優勢となっているものの、高値から押し戻された。石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が来週末から協調減産を開始することで、今週の大暴落を経て戻りを試す機運はあるが、過剰在庫の拡大が続く見通しであることが上値を抑えている。時間外取引でニューヨーク原油6月限は堅調。円相場は1ドル=107円半ばから後半で推移し、方向感は鈍い。午後の石油市場は油種間でまちまち。為替が1ドル=107円台後半でもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が期近から急伸して、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引で一段高となったものの、前日の暴騰で織り込み済み感があったことで、買い意欲は盛り上がらず、終末を控えて手じまい売りが優勢となった。主要3油種は、原油とガソリンが総じて軟調となる一方、商いが薄い灯油はプラス引けする限月が多くなった。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値151.5円(前日比+0.0円)TSR20先限帳入値120.4円(前日比+0.1円)ゴムRSS3号は、軟調。寄り付きは、原油相場が続伸となっていることから、買いが優勢となる限月もみられたらが、買いは続かず、前日の上昇の反動安場面となっている。TSR20は、総じて小高い。なお、新甫2020年10月限は、154.7円で寄り付き、154.9円まで上昇したが、その後は売り優勢となり、152.4円まで軟化している。新甫2020年10月限が154.7円で発会し、発会直後に154.9円まで上昇したが、節目の155円目前で切り返された。期近5月限が141円台で推移していることから、サヤ関係を考えると、155円は通常よりサヤが拡大していることになる。午後のゴムRSS3号は、軟調。寄り付きは、前日の上昇の反動安となり、売りが優勢で推移した。その後、もみ合いが続いたたが、終盤に上海ゴムが、地合いを緩めたことから、売りが先行して引けた。TSR20は、期近5月限を除いて小高い。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22130円(前日比+50円)前場のとうもろこしは、先限を除き下落。前日のシカゴが期近が小幅続伸、円小幅高と強弱材料が交錯するなか、先限はシカゴ夜間の小幅高から強含み。原油高も支援材料。その他の限月は売り優勢。先限は前日の終値を挟んでもみあいだが、小幅高。期近9、11、1月限が一代安値に近い値位置に今日の日中取引で安値更新の可能性があり、買い方は警戒が必要だ。先限は小高いが小口の手じまい売りでマイナスサイドに軟化リスクあ り。午後のコーンはまちまち。前日のシカゴ期近小幅続伸、円小幅高と強弱材料が交錯するなか、午前中、シカゴ夜間取引が強含みから先限が小幅高。期先2月限がつれ高。東京原油期先やシカゴ夜間取引が午後、売り優勢となったが、コーン期先は堅調な値動きを維持した。期先が自律修正高を継続。期先3月限は2万1700円まで下落したが、先限が2万2000円割れにならず堅調に推移したことに支援され、地合いを引き締めた。


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