夕刊:2020/04/27

日経平均株価は力強く反発。再び2万円を目指すか。東証金は軟調。オイルも軟調。

為替

午前中の東京外為市場は、ドル円は107.50円近辺での推移。先週末の海外市場は107円台半ばで引け、朝方107.40円前後を付ける動きも、その後は東京勢の本格参加に伴って若干ドル買いの動きが優勢となり、107.60円台まで上昇も、上値はそこまで。 その後若干調整が入って107.50円前後での推移となっている。日銀金融政策決定会合の結果がこの後昼過ぎに発表される見込みで、上下ともに動きにくい面も。会合では国債の買い入れを事実上の無制限にするなどの追加緩和措置が見込まれており、市場の注目を集めている。週明けNY原油先物が軟調な地合いとなり、一時15ドル台前半まで値を落とした が、資源国通貨は対ドルで買いが優勢に。週末に報じられたサウジアラビアの減産前倒し実施などの材料を好感した格好に。豪ドルは朝の0.63台後半から0.6430台まで上値を伸ばしている。午後の外為市場は、ドル円は107円10銭台での推移。ドルは全面安基調となっており、ドル円も午前中に107円60銭台から値を落としている。ポンドや豪ドルに対するドル売りの勢いが強く、ポンドドルは午前中の1.2350台から1.2450手前まで上昇。朝から買いが目立つ展開であったが、午後に入ってポンド買いドル売りの動きが強まり、昼頃の1.2380前後から大きな上昇を見せ た。ジョンソン首相が今日から復帰との報道がポンド買いに安心感を与えた。また週末に英紙が今週にもロックダウンの緩和に向けたジョンソン首相からの発表があるとの報道がポンド買いにつながった面も。豪ドルもしっかり。株高などを受けたリスク選好の動きが資源国通貨高に。豪ドルは対ドルで朝から買いが入る展開で、0.6370台から午前中に0.6440手前ま で。午後に入って0.6460台まで上値を伸ばした。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比521円高の19783.22円。前引けの日経平均株価は前営業日比416円87銭高と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億463万株、売買代金概算は8428億円。値上がり銘柄数は1439、対して値下がり銘柄数は636、変わらずは92銘柄だった。前週末の米国株市場で原油市況の戻りなどを背景にNYダウなど主要株指数が高かったことで、東京市場も買い優勢の展開となった。海外では新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトし経済活動再開への期待が膨らんできたことも先物主導の買い戻しを誘っている。日経平均株価は朝方高く始まったあとも漸次水準を切り上げる展開とな り、400円を超える上げ幅で前引けを迎えた。ただ、売買代金は8400億円台と低調。午後の株式もしっかり。5日移動平均線と10日移動平均線がいずれも上向きに転じるとともに、両方を回復している。ボリンジャーバンド+1σを上抜くなど、堅調な推移を見せており、一段と上値を追う展開となりそうだ。

貴金属

金先限帳入値5928円(前日比ー円)銀先限帳入値53.2(前日比-円)白金先限帳入値2602円(前日比-円)パラジウム先限帳入値6910円(前日比-円)前場の金は小幅続落、銀はまちまち。金はニュ-ヨーク安を受けて売り優勢で始まっ た。その後は、円高一服が下支えになったが、ドル建て現物相場の戻りが売られたことが圧迫要因になった。銀はまちまちの動きとなった。午後の金も続落、銀はまちまち。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、円高一服が下支えになったが、ドル建て現物相場の戻りが売られ、上値を抑えられた。午後に入ると、円高を受けて軟調となった。銀はまちまちの動きとなった。

石油

原油先限帳入値19810円(前日比-690円)ガソリン先限帳入値28600円(前日比-0円)灯油先限帳入値30520円(前日比-0円)午前中の石油市場は原油、ガソリンが概ね下落。灯油は期先9、10月限が上昇。24日の海外原油はニューヨーク、ブレント原油とも期近6月限が小高く引けた。しかし週明けのニューヨーク原油時間外取引は軟調に推移し、東京原油は先限から売り優 勢。先限が支持線とみていた2万0300円を割り込んだことで、期先7、8月限、期中6月限にも売り圧力が波及。時間外取引でニューヨーク原油は下落。6月限は前日比1.28ドル安の15.66ドルで推移。本日これまでのレンジは15.24~16.98ドル。午後の石油市場は総じて下落。為替が1ドル=107円台前半まで円高に振れるなか、24日の海外原油先物は期近が小幅高となったものの、週明けのアジアの時間帯の夜間取引で急落したことに圧迫された。また、この日のドバイ原油の現物も下落している。主要3油種は、ガソリンの下げ幅が大きくなり、4ケタ安に沈む限月が多くなった。灯油は超閑散商状のなか限月ごとにまちまち。なお、この日製品の新甫11月限が発会したが、10月限に対して、ガソリンは上ザヤ、灯油も小幅上ザヤで推移した。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値151.5円(前日比+0円)TSR20先限帳入値120.5円(前日比+0.1円)ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きは、前週末の軟調地合いを継続し、売りが優勢となった。その後、一段安となる場面もあったが、上海ゴムが小じっかり推移していることから、一部限月はプラスサイドに振れている。TSR20は小幅まちまちとなっている。先限は150~155円前後での取引が中心となっている。新型コロナウイルスの影響から、戻り場面があっても、上値を追っての買いは入りにくい状況が続いている。その一方で、現物価格を考えると期近は135~140付近前後で推移している。東京ゴムの当先のサヤが通常10円前後の順ザヤであることから、先限の150円を以下を突っ込んでは売り込みにくい。目先、先限は150~155円前後でのレンジ取引が続きそうだ。午後のゴムRSS3号は先限が変わらず、その他は小幅安。先限は午後、株高に支援され、強含みで推移し、他の限月もつれ高となる場面があった。しかし円相場が1ドル=107円台前半に上昇、原油、ガソリンが大幅安などから終盤は売り優勢となった。先限のみ引け前に戻し、変わらず。TSR20は、小幅まちまち。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は21710円(前日比-420円)コーンは軒並み下落。シカゴコーンが24日の下落に続き、週明けの夜間取引で続落から売り優勢。下げ幅は限月によって異なる展開。期近9月限、期中1月限の下げが大きく、一代安値を更新。先限のコーンは軟調。シカゴコーンは続落し、期近7月限は321セント台で推移。週末に米国産コーンの作付けが進展したとの見方から売り優勢か。21900円台は維持しているが2万1900円割れとなると、2万1800円台前半まで軟化リスクあり。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。