夕刊:2020/05/25

週明け日経平均株価は反発でスタート。21000円台も射程圏内。東商金はまちまち。オイルは灯油の4桁高を筆頭に堅調に推移。

為替

午前中の外為市場は、ドル円は107.78円付近まで強含んだ後に失速している。実需の売買が活発化する5・10日(ごとおび)でドル買いが入ったが、ドル円の動意は一時的だった。今晩のニューヨーク市場やロンドン市場が休場であるほか、月末が迫っていることが動意を限定している。香港や新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、米中関係が緊迫化していることはドル円の重し。午後の外為市場は、ドル円は107円70銭前後の狭いレンジでもみ合いとなった。朝方107円50銭台から107円78銭近辺まで上昇。その後はレンジ内での小動きに終始した。今日は英国がバンクホリデー、米国がメモリアルデーで休場となっており、この後の海外市場での取引参加者がかなり少ない。これを受けて市場では積極的な取引を手控えるムードが広がっており、上下ともに動きにくい展開に。前週末NY市場でいったん下げてから回復を見せた流れもあり、週明けもしっかりとなったユーロ円は、朝の117円55銭近辺を高値にその後は117円30銭前後での推移。ユーロ円の買いもあって、朝方1.0908近辺を付けたユーロドルは1.09台を維持できず、1.0880台を付ける動きに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比353円高の20741.65円。終日しっかりしていた印象。前場の日経平均株価は前営業日比294円62銭高の2万682円78銭と反発でスタート。東証1部の売買高概算は5億507万株、売買代金概算は8507億6000万円。値上がり銘柄数は1717、対して値下がり銘柄数は363、変わらずは81銘柄だった。今日の東京市場ではリスク選好ムードが高まり、日経平均は反発、朝方高く始まった後いったん伸び悩む動きをみせたが、後半買い直されて2万600円台後半で前引けとなった。米中対立に対する警戒感はくすぶるものの、国内では首都圏や北海道などでも緊急事態宣言解除の見通しとなったことで、経済再開への期待が株価を押し上げた。東証1部全体の約8割の銘柄が上昇した。全体売買代金は低調だった。午後も高値圏で堅調な動き。前週末に割り込んだ5日移動平均線を回復した。5日移動平均線や25日移動平均線は引き続き上向きを維持している。上下に振幅しながらも上値を追う動きとなっており、上昇基調が継続するとみられる。

貴金属

金先限帳入値5986円(前日比-6円)銀先限帳入値59.0円(前日比+0.7円)白金先限帳入値2849円(前日比+24円)パラジウム先限帳入値6742円(前日比-210円)金は小幅続落、銀はま先限が反発。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調を受けて期先3本がマイナスサイドに転じた。銀はニューヨーク高を受けて先限が反発した。中国外務省の報道官は、海外諸国に「内政干渉」を止めるよう求めた。一方、香港では24日、香港警察がデモ隊に対して催涙ガスを発射し、逮捕者が出た。香港を巡って先行き懸念が残るが、週明けは米株価が時間外取引で上昇し、金の圧迫要因になった。午後は小幅続落、銀は期先2本が反発。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の軟調を受けてマイナスサイドに転じた。午後に入ると、押し目が買われ、プラスサイドを回復したが、ドル建て現物相場の戻りが売られ、再び小幅安となった。銀はニューヨーク高を受けて期先2本が反発した。

石油

原油先限帳入値25800円(前日比+850円)ガソリン先限帳入値35150円(前日比+840円)灯油先限帳入値35030円(前日比+1210円)午前中の東京石油市場は堅調。先週末の海外原油が安値から切り返したことが背景。新型コロナウイルスで落ち込んだ石油需要は回復途上にあり、相場を下支えしている。ただ、今晩のニューヨーク市場がメモリアルデーで休場であることや、香港情勢の不透明感は重し。ロンドン市場もスプリング・バンク・ホリデーで休場。時間外取引でニューヨーク原油は軟調に推移している。金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、米中の対立に対する懸念から金ETF(上場投信)に押し目買いが入った。アジア市場では朝方の1731.10ドルから、株高やドル高を受けて軟調となった。午後は反発。22日の海外原油が下値を切り上げ、東京夜間取引が買い優勢で引けたこと、週明けのニューヨーク原油時間外取引が弱含みで推移が圧迫要因も円小幅安や、日経平均株価の上昇が支援材料。 原油先限は午前中、2万5130円まで上げ幅を縮小。午前中に再上昇し、正午前に2万5500円の節目を超えた。2万5500円超えを達成すると、一段高となり、終盤に2万5830円まで上げ幅拡大。今日の高値圏で引けた。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値152.9円(前日比+1.4円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、当限を除いてしっかり。寄り付きでは、上海夜間安や原油安などを背景に、総じて売り優勢となった。だが、その後は、新型コロナウイルスの影響から停止していた経済活動が、徐々に再開されることを好感し、総じて買い優勢となっている。ただ、きょう納会を迎える5月限は、軟調に推移している。午後は期近安・期先高でまちまち。序盤は上海夜間安や海外原油安を受けて、やや売り優勢となったが、今日、納会を迎えた5月当限を除き、プラスサイドで小高く推移。今夜のニューヨーク、ロンドンが祝日のため、見送りムードだったが、上海ゴム期近の強含み、国内の他商品や日経平均株価の上昇に支援された。TSR20は、出来ず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22370円(前日比+160円)前場のコーンは、期先3本が反発。新規材料不足、25日のシカゴ休場となるため、閑散商いで玉の出方次第だが、夜間取引で反発した流れを引き継いでいる。先限は上げ幅を縮小したが、2万2330円で買い拾われ、2万2380円に再上昇。薄商いのなか、自律修正高を継続。期近7月限は変わらず。午後はほとんど商いがなく、動意薄となったが、閑散に売りなしで堅調に引けた。


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