夕刊:2020/05/27

昨晩のダウの力強さを引き継ぎ、日経平均は続伸。東商金は大幅反落。オイルは軟調。

為替

午前中の東京外為市場は、ドル円は107円半ばの前日安値圏で推移。序盤に107.37円付近まで弱含む場面があったが、下値は広がっていない。海外市場で強まったリスク選好のドル売りが一巡した後、東京市場における円相場の動意は限定的。新型コロナウイルスのワクチン開発が期待されているが、楽観的な動きのなかで円を売る動きは強まっていない。リスク許容度の変化による円相場の変動は限定的。ユーロ円は117.72円付近まで弱含み。昨日の高値圏からユーロドルが離れており、ユーロ円も重くなっている。前日に71円後半まで上昇し、2月以来の高値を更新した豪ドル円は71円前半で上げ一服。200日移動平均線が抵抗として意識されている。前日に3月以来の高値をつけたNZドル円は66円半ばで上げが小休止。ただ、4月以降の戻りを抑えていた66円ちょうど前後を上抜けている。午後の外為市場は、ドル円は107円50銭前後での推移。朝方に株安を受けて107円30銭台に値を落とし、その後の株の買い戻しに107円60銭台まで上昇も、振幅はそこまで、その後は107円台半ば前後の狭いレンジでもみ合った。前日の海外市場で1.10手前まで上昇も、大台超えを果たせず、朝は高値圏でもみ合ったものの、その後調整売りが入ったユーロドルは、午後に入っても頭の重い展開が続き1.0950台まで。ユーロは対円でも頭の重い展開で118円台をしっかり割り込み、一時117円70銭近辺まで。昨日117円30銭台から118円30銭台まで上昇しており、その調整が入った格好。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は148円高の21419.23円。前場は日経平均株価は前営業日比4円94銭安の2万1266円23銭と小反落で一度は上に行くも削られる。前場の東証1部の売買高概算は8億1645万株、売買代金概算は1兆3351億7000万円。値上がり銘柄数は1059、対して値下がり銘柄数は1014、変わらずは92銘柄だった。前日の米国株市場ではNYダウが急伸したもののナスダック総合指数が伸び悩み、東京市場では前日に日経平均が大幅高していたこともあって、ハイテク株など中心に目先利食い圧力が顕在化した。朝安後にプラス圏に浮上したものの一段の上値を買い進む動きもみられず、前日終値を挟んで方向感の定まらない動きに終始した。結局前引けは小幅ながらマイナス圏で着地。銀行株などが高くTOPIXはプラスだった。値上がり銘柄数、値下がり銘柄数ともに1000を超えるなど拮抗した。午後もしっかりで、三日連続陽線を付ける。急なあげなので短期的に調整の入る余地はある。ただ、底堅い流れは継続しており、上下に振幅しながらも上昇基調で推移するとみられる。

貴金属

金先限帳入値5907円(前日比-100円)銀先限帳入値59.0円(前日比-1.4円)白金先限帳入値2871円(前日比-43円)パラジウム先限帳入値6877円(前日比-181円)寄り付きから金は大幅反落、銀も反落。金は経済活動再開に対する期待感などを受けて売り優勢で始まった。その後もリスク選考性が高まり株式市場が堅調に推移しているうえ、ドル円が107円半ばの円高傾向にあることが重石となり、値位置を落としている。銀は金市場の軟調な足取りや円高を受けて売り優勢となった。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのロックダウン解除および緩和の動きが広がっていることに加え、22日に開催された全国人民代表大会(全人代)で経済支援のための政府支出の拡大方針が表明されたことを受けて、中国経済に期待が強 まっている。午後は金は3ケタ安、銀は先限が反落。金は経済活動再開に対する期待感などを受けて売り優勢で始まった。その後もリスク選考性が高まり株式市場が堅調に推移しているうえ、ドル円が107円半ばの円高傾向にあることが重石となり、軟調に推移。

石油

原油先限帳入値25800円(前日比-500円)ガソリン先限帳入値36100円(前日比-400円)灯油先限帳入値36050円(前日比-400円)午前中は東京石油市場は軟調。需要見通しの改善を背景に海外原油は堅調だったが、国内市場は利益確定の売りに押されている。ニューヨーク時間外取引の下げや円高が重 し。時間外取引でニューヨーク原油も軟調。7月限は前日比0.33ドル安の34.02ドルで推移。本日これまでのレンジは33.74~34.22ドル。午後は総じて反落。為替が1ドル=107円台半ばでやや円高に振れるな か、前日の海外原油先物が上伸したものの、急伸していた前日の国内大引け時点と比較して下落していたことや、この日のアジアの時間帯の夜間取引で軟化したことに圧迫された。主要3油種では、ガソリンの当限が小幅高で引けたことを除き、約定した限月はすべて軟調に引けた。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値154.0円(前日比-0.6円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み安。序盤は、手掛り材料難の中、やや売り優勢となった。その後、日中取引の上海ゴムが小緩んでいることを受けて、売り物がちの展開となっている。シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は、総じて小安く推移している。上海ゴムは、総じて上昇。指標限月の2020年9月限は、午前11時00分現在、前日比15元安の1万0255元となっている。午後も軒並み小安い。序盤は、手掛り材料難の中、売りがやや優勢となった。中盤以降は、盛り上がりを欠く商いの中、日中取引の上海ゴムが小緩むのを受けて、弱もち合いとなった。国内TSR20は、出来ず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22200円(前日比-120円)前場のコーンは、まちまち。期先2本が小幅安。期近7月限が200円高。前日のシカゴが小幅高で引けたが、円相場が1ドル=107円台半ばで小高く推移から、期先はまばらな売り優勢。先限は2万2220円までジリ安となったが、下値を切り上げ。先限は小幅安。2万2200円割れとなると、チャートは弱気に傾くが、下振れするだけの売り物はなく、下値堅く推移。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。