夕刊:2020/06/04

OPECプラス詰めの協議難航で、原油反落。日経平均は戻り高値更新後、利益確定売りで緩む。それでもプラス圏で終了。

為替

朝方のドル円は4月9日以来2カ月ぶり高値を更新。対ドルで円の下落が目立っているがドル指数も3カ月ぶりの安値まで下落。海外市場のじり高地合いを引き継ぎ、ドルは午前9時前に109.04円まで上昇。朝方は短期筋の買いが主導。?しかし久々の円安水準とあって、東京市場では輸出企業などがドル売りに動き、108円後半へすぐ反落。ユーロが続伸、122円台で底堅い動き。1月16日につけた年初来高値に迫ってきた。対ドルでも1.12ドル半ばと年初来プラス圏へ浮上した。また、豪ドル米ドルは一時0.6892米ドルまで下押し。0.70米ドルの大台乗せに失敗したこともあり、目先は上値の重さが目立っている。午後に入りドル円は108.80円を下値に徐々に切り返し、再び109円台に突入。朝の高値109.04円を上抜いた。結局15時のドル円は109円06銭、高値は109円09銭となった。

株式(日経平均)

寄付きの日経平均は米国株高を引き継ぎ、前日より271円38銭高い2万2885円14銭でスタート、直後2万2907円92銭まで伸ばすも、今日はここで頭打ち、個人投資家中心に利益確定を急ぐ動きが出て値を消す展開となった。日経平均は騰落レシオやRSIなどのテクニカルに過熱感があり、上値が重い格好。後場寄りは、前日より80円80銭安い2万2532円96銭でスタートし、2万2501円81銭まで突っ込むも、そこからは切り返しの形。その後は2万2600円後半を挟んで揉み合いになった。市場では「利益確定売りが出やすい局面ではあるが、前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、バリュー株や景気敏感株は底堅い。フィラデルフィア半導体指数が3%近くまで上昇したことももあり、半導体関連はしっかりとしているようだ」(国内証券)との声が出ていた。結局終値は、81円98銭高い2万2695円74銭、値上がり銘柄数は1032、値下がりは1026変わらずは111、東証1部の売買高は15億1632万株、売買代金は2兆6913億円だった。

貴金属

金先限帳入値5965円(前日比-44円)銀先限帳入値61.8円(前日比-0.7円)白金先限帳入値2889円(前日比-8円)パラジウム先限帳入値6782円(前日比-117円)東京金、銀は下落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安一服を受けて軟調となったが、ドル建て現物相場の底堅い値動きが下支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の堅調を受けて底堅く推移した。プラチナ系貴金属(PGM)は、総じて下落。プラチナはニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安一服に上値を抑えられたが、ドル建て現物相場の底堅い値動きが下支えになった。パラジウムもニューヨーク安を受けて売り優勢となった。

石油

原油先限帳入値27340円(前日比-570円)ガソリン先限帳入値36270円(前日比-1080円)灯油先限帳入値36760円(前日比-990円)本日の東京石油市場は軟調。海外原油は続伸したものの、米国の石油需要が伸び悩んでいることや、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による協議の行方が不透明であることが国内市場を圧迫している。本日あるいは来週の予定だったOPECプラスのオンライン会合がいつ実施されるのか不明。ただ、円相場が1ドル=109円ちょうど付近で円安推移していることは国内市場を下支え。 時間外取引でニューヨーク原油は下落。7月限は15時15分現在前日比0.66ドル安の36.63ドルで推移。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値154.4円(前日比-2.6円)東京ゴムRSS3号は、軒並み安。序盤は、強弱材料が交錯するなか、前日の夜間取引と同値圏で推移した。その後、日中取引の上海ゴムが、売り物がちで推移していることから、小緩んでいる。TSR20は、出来ず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22610円(前日比-30円)東京コーンはまちまち。序盤、期先2本が小幅安で推移したが、期先3月限は一時プラスサイドに浮上。先限はつれ高にならず。午前10時頃から期先が弱含みとなり、小幅安でもちあい。


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