夕刊:2020/06/10

本日の日経平均株価は小動き。東商金は反発。オイルはまちまち。ドル/円も107円半ばで推移。

為替

午前中の東京外為市場は、ドル円は107円後半で小動き。昨日の安値圏を引き継ぎつつ、値幅は107.68~107.87円付近と非常に狭い。昨日から始まっている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動意が鈍い。追加緩和が警戒されている。先週で上げ一服となったクロス円も模様眺めムードが強い。ユーロ円は122円前半、ポンド円は137円前半、豪ドル円は75円ちょうど付近で推移し、ニューヨーク終値水準でほぼ横ばい。午後のドル円は107円40銭前後まで一時値を落とした。前日のNY市場で107円62銭まで値を落としたドル円。午前中は107円80銭台まで値を戻す場面も見られたが、下げて始まった後、プラス圏を回復するなど地合いとの強さを示した日経平均が、後場に入って一時売りが強まったこともあり、昼過ぎから再びドル安円高の動きが優勢に。日経平均はその後プラス圏を回復するなど、堅調地合いを維持したことで、リスク警戒での円買いの動きは一服も、ロンドン勢の本格参加を前にドル全面安の流れが強まり、ドル円は再び下方向への動きが強まった。ユーロドルが1.1340前後から1.1370近辺を付ける展開に。午前中は売りが目立ち0.6930台を付けていた豪ドルドルが0.7000の大台を付けるなどの動きも見られた。今晩のFOMCでの金融緩和の長期化を意識させるフォワードガイダンスの提示や、今後のYCC(イールドカーブコントロール)導入に向けた動きなどが強まるとの思惑がドル売りにつながっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比33円高の23124.95円。前場は日経平均株価は前営業日比24円19銭高の2万3115円22銭と小幅反発で小動きスタート。東証1部の売買高概算は5億8328万株、売買代金概算は1兆376億7000万円。値上がり銘柄数は960、対して値下がり銘柄数は1099、変わらずは101銘柄だった。きょう前場の東京株式市場では朝方は売り優勢の展開だったが、空売り筋の買い戻しなどが下値を支え、その後は一貫して下値を切り上げる展開で、結局日経平均は前日終値を上回る水準で着地した。前日の米株市場でNYダウは安かったもののナスダック総合指数は最高値を更新するなど、引き続き強い地合いでこの流れを引き継いだ。値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXはマイナスだった。午後は買い戻され日経平均株価はプラス圏に浮上した。引け際に手仕舞い売りが出て上げ幅を縮小したもののプラス圏で着地している。大引けの日経平均株価は前営業日比33円92銭高の2万3124円95銭と小幅反発。東証1部の売買高概算は12億5774万株、売買代金概算は2兆2934億7000万円。値上がり銘柄数は943、対して値下がり銘柄数は1142、変わらずは84銘柄だった。

貴金属

金先限帳入値5943円(前日比+38円)銀先限帳入値62.9円(前日比+1.4円)白金先限帳入値2913円(前日比+13円)パラジウム先限帳入値6720円(前日比-280円)金、銀は総じて反発。金は海外高を受けて買い優勢で始まった。その後は、現物高の進行を受けて上げ幅を伸ばし、5960円付近まで上昇した後に上げ幅を縮小したものの、大幅高を維持。銀もニューヨークと金の堅調を受けて買い優勢となった。金ETF(上場投信)からの投資資金流出が続いている。6月3日には1133.37トンまで増加していたSPDRの金ETF残高は、新規失業保険申請件数の縮小と予想外に強気な雇用統計を受けて縮小傾向を強め、9日時点では1124.6トンを記録している。6月1日時点の残高が1128.4トンだったため、月間で見た場合、金ETF残高はマイナスに落ち込んでいる。金に対する投資需要離れの可能性を窺わせているが、懸念されていた米国の雇用情勢も6月に入り都市封鎖(ロックダウン)の解除や緩和が進んでいることに伴う雇用の回復が見込まれるため、最悪期を脱した感が強いだけに、今後、金ETF残高が再び拡大に転じる可能性は縮小している。午後の金は反発、銀は先限が反発。金はニューヨーク続伸を受け、現物相場が1710ドル台で堅調に推移から買い優勢。前半、上げ幅を拡大し、50円超の上昇となる場面があった。午後に入ると、上げ幅を縮小も堅調に推移した。銀はニューヨーク安も金の反発から先限が買い優勢。前営業日比は、金標準、金ミニが36~49円高、ゴールドスポットが35円高、銀が変わらず~1.4円高。

石油

原油先限帳入値28140円(前日比-410円)ガソリン先限帳入値39360円(前日比+160円)灯油先限帳入値39800円(前日比+510円)東京石油市場は軟調。需給改善期待を背景に海外原油は反発したものの、NY時間外取引の下げや円高が重しとなっている。円相場は1ドル=107円後半で推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫は増加した。日中取引開始後、東京原油先限は2万8160円まで下落したものの、下げ幅は限定的。5日移動平均線の付近にとどまっている。これまでの時間外取引でニューヨーク原油は堅調。7月限は前日比0.62ドル安の38.32ドルで推移。本日これまでのレンジは38.00~38.61ドル。午後は油種間でまちまち。原油は続落、ガソリンはまちまち、灯油は反発。為替が1ドル=107円台半ばまでさらに円高に振れるなか、前日の海外市場の原油先物は反発したものの、すでに前日の国内大引け時点の夜間取引で堅調だったうえ、この日のアジアの時間帯の夜間取引で下落していることで、強弱感は相殺された。主要3油種は、原油が最も基調が弱くマイナス引けして、次にガソリン、灯油が最も基調が強くて軒並みプラス引けした。これにより、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)はさらに拡大した。また、引き続き原油は期先2本がETF絡みのロールオーバーとみられる商いで出来高が膨らんだ。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値163.0円(前日比+0.1円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、総じて小高い。円高や上海ゴムの小幅安など、弱材料が散見されるなか、景気回復期待などから、買いがやや優勢となっている。先週、一時27円超の順ザヤとなっていた当先のサヤが、今週に入り、やや縮小し、23円前後となっている。この背景には、期近6月限が徐々に地合いを引き締めていることが挙げられる。先週、6月限が一時128.8円まで水準を引き下げたが、今日の取引では、140円台を回復している。ゴムRSS3号は9月限を除いて上昇。序盤から中盤にかけて、円高に逆行し、景気回復期待などから、買い優先の展開となった。その後は、特に目立った材料が見当たらない中、小動きとなった。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比0.6円安~2.0円高、TSR20は同変わらず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22720円(前日比-110円)コーンは期先3本が続落。前日のシカゴ安、円相場が1ドル=107円台後半で強含みから売り優勢。先限は140円安の2万2690円まで下落したが、下げ幅を縮小し、一時2ケタ安に戻した。しかし、戻り圧力強く、3ケタ安。期先3月限が370円安まで下落。午後は下値堅く推移した。期先3月限が370円安まで下落したが、下げ幅を縮小て引けた。


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