夕刊:2020/06/26

ドル/円は107円台をキープで日経平均株価は力強く反発。金は新甫が出たが本日は軟調。石油三品はしっかり。

為替

外為市場中盤、ドル円は107円前半で小動き。値幅は107.09~107.24円とかなり狭い。月末・四半期末を控えた週末とあって、売買が見送られている。昨日から中国市場が端午節で休場であることも模様眺めムードが強い背景。米国では製造業の企業景況感だけでなく、急減した設備投資が回復する兆候があるものの、コロナショック後の超緩和的な金融政策を修正するほど指標は出揃っておらず、米国の金利見通しに変化がドルを動意付けるような段階にはない。ユーロ円は120.07円付近まで軟化した後に戻し、ニューヨーク終値水準で推移。豪ドル円は73.70円台で推移、NZドル円は68.75円付近まで弱含んだ後、下げ幅をほぼ消している。ユーロ円と同様に、5日移動平均線を挟んだ上下が続いている。午後のドル円は107円10銭台を中心としたもみ合いから、少しドル売り円買いが優勢となり、107円05銭前後の動きとなっている。海外勢の本格参加を前に調整の動きが広がった。昨日のロンドン朝の安値107円05銭をわずかに下回る107円04銭を付けているものの、107円の大台は維持している。ユーロドルは1.1220前後でのもみ合いが続く展開、海外市場で1.1190前後を付けるなど、ドル高の動きが優勢となったが、その後1.12台を回復し、1.12台前半での推移が続いている。ユーロ円は120円10銭前後での推移。120円30銭近辺が重くなっており、少し調整が入る展開に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比252.29円高の22512.08円。前引けの日経平均株価は前日比214円86銭高の2万2474円65銭で終える。東証1部の売買高概算は5億3371万株、売買代金は約9611億円。値上がり銘柄数は1303、値下がり銘柄数は764、変わらずは100銘柄だった。日経平均株価は堅調に推移。前日のNYダウが上昇したことを背景に買いが流入している。3月期末の配当金を再投資する動きも出ている様子だ。米国で金融機関に対する規制緩和が発表されたことから銀行株が買われた流れを引き継ぎ、日本でもメガバンクなどに買いが膨らんでいる。半導体関連やIT関連株もしっかり。午後は上値を伸ばし、プラス圏でのもみ合いとなった。上昇はしたものの、最近のレンジ相場の域を出ていない。こうした中、目先は22,000~23,000円台のレンジ内での振幅か。

貴金属

金先限帳入値6054円(本日新甫)銀先限帳入値61.3円(本日新甫)白金先限帳入値3085円(本日新甫)パラジウム先限帳入値円(前日比本日新甫)金は期中が反落、銀は反発。金はドル建て現物相場の上値の重さを受け、まちまちで始まった。その後は、ドル建て現物相場の下落を受けて期中が軟調となった。銀はニューヨーク高を受けて買い優勢となった。新甫2021年6月限は金標準が6077円、金ミニが6070円、銀が61.1円でそれぞれ発会した。米テキサス州のアボット知事は、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、州の段階的な経済再開を一時停止すると表明した。また米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、各地で新型コロナウイルス感染者が急増していることを受け、一部地域ではロックダウン(都市封鎖)措置が再導入される公算が大きいとしつつも、全米レベルでの封鎖はないとの認識を示した。金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が支援要因となる場面も見られたが、利食い売りに上値を抑えられた。アジア市場では、朝方の1764.71ドルから、ドル高などを受けて軟調となり、1760ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル高一服を受けて下げ一服となったが、戻りは売られた。

石油

原油先限帳入値27770円(前日比+960円)ガソリン先限帳入値39450円(前日比本日新甫)灯油先限帳入値41770円(前日比6364円本日新甫)東京石油市場は上昇。コロナショックから米経済が早期に回復することが期待されている。世界最大の石油消費国である米国では、景気回復を示す経済指標が目立つ。時間外取引でもニューヨーク原油は堅調。ただ、米国の一部の州では新型コロナウイルスの流行が悪化しており、景気回復見通しは不透明。円相場は1ドル=107円前半で推移し、前日水準とほぼ変わらず。日中取引開始後、東京原油先限は2万7650円まで上昇した。ただ、夜間取引の高値である2万7780円を試すような動きはみられない。イランの首都テヘラン東部で爆発があったと伝わっている。噂話であり真偽は不明で、原油相場は特に動意づいていない。発電所、あるいは軍事施設があった付近で大きな爆発があったもよう。午後は総じて急反発。為替は再び1ドル=107円台前半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が上昇して、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引が一段高となったことに支援された。主要3油種は、約定した限月は4ケタ高となるものが多くなった。また、製品は新甫1月限が発会したが、ガソリン、灯油ともに12月限に対して上ザヤとなっている。前営業日比は、ガソリンが800~1300円高、灯油が変わらず~1310円高、軽油が出来ずだが、名目値で1000円高。原油が340~1230円高。中京ガソリンは変わらず~1000円高、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値159.3円(前日比+0.8円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、総じて小安い。寄り付きは、夜間取引で米株価指数先物が下落していることを受けて、売りがやや優勢となった。ただ、その後は、手掛り材料難の中、小動きとなっている。昨日から端午節の4連休に突入した中国では、大型連休のため人の移動が活発になり、連休終了後の感染拡大が懸念されている。天然ゴムの世界最大の消費国である中国と、第2位の米国がこのような状況では、天然ゴムを積極的に買い進むのは、目先、難しいだろう。午後は総じて軟調。序盤は、夜間取引で米株価指数先物が下落していることを受けて、売りがやや優勢となった。その後、動意に欠ける展開となったが、引けにかけて、最近の上値の重さを嫌気した売りから、下げ幅を拡大させた。大引けのRSS3は、前営業日比2.5円安~出来ず、TSR20は同変わらず。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25160円(前日比+20円)とうもろこしは、シカゴ安から期中1月限と期先5月限、先限が下落。日中取引は閑散商い。期先5月限は前日比変わらずまで戻したが、再度、売り優勢。円相場が1ドル=107円台前半で推移。5月限は7月先限にサヤ寄せした格好。7月先限は発会値2万2500円を挟んで、もみあう展開。新規買い材料不足で買い人気離散状態に変わりなく、玉の出方次第だが、ジリ安のリスクあり。コーンは総じて続落。シカゴ安から期先含む3本が3ケタ安で引けた。先限は2万2440円まで下落。7月先限として一代安値を更新。2万2500円を挟んでもみあったが、終値で2万2500円割れ。


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