夕刊:2020/07/20

日経平均株価は引けは僅かだが値を戻して終了。貴金属はしっかり。オイルは小幅安。

為替

午前中のドル円は107.53円付近まで上昇した。23日からの東京市場の連休を控えて、5・10日(ゴトウビ)である本日の仲値公示にかけてドル買いが入った。ただ、一過性のフローであることから、ドル円の動意は一時的にとどまっている。ドル円に連動し、ユーロ円は122.78円付近、ポンド円は134.88円付近、豪ドル円は75.15円付近、NZドル円は70.40円付近まで水準を切り上げた。ただ、欧州通貨や資源国通貨は対ドルで重く、クロス円は高値から失速している。ユーロ/ポンドは0.9122ポンド付近までユーロ買いが優勢。17日から続けられている欧州連合(EU)の首脳会議で新型コロナの復興基金が合意に至ることが期待されている。午後のドル円は107.20銭台での推移。先週末に106円台に値を落としたドル円は、同水準で週明けを迎え、仲値がらみでのドル買い円売りのうわさに107円50銭台まで上昇の場面も、すぐに調整が入り、その後はもみ合いに。ユーロ買いドル売りの動きもあって、午後に入るとやや頭が重く107円20銭台での推移に。ユーロドルは直近高値を超えて1.1460台まで。17日、18日での開催予定であったEU首脳会議は、19日も継続、19日夜(20日早朝)まで議論が続き、本日23時からの再開と、まだ継続中。ただ、EU復興基金について合意に向けた動きが報じられており、今晩の再開後に7500億ユーロ規模の基金のうち3900億ユーロ部分を補助金でという案で合意がまとまるとの見通しに、ユーロ買いの動きが強まった。朝方1.1440台まで上昇した後、合意がなかなかまとまらず1.1420台まで調整が入る場面も見られたが、合意へ向けた強い意志が見られ、押し目は限定的に。合意見込み報道に今度はユーロ買いという流れ。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比21.06円高の22717.80円。前引けの日経平均株価は前日比80円19銭安の2万2616円23銭で終了。東証1部の売買高概算は4億5771万株、売買代金は約8356億円。値上がり銘柄数は594、値下がり銘柄数は1481、変わらずは88銘柄だった。日経平均株価は朝高後に売りに押される展開。寄り付きは前週末に比べ75円高と上昇してスタートした。前週末17日のNYダウは62ドル安と続落したが、ナスダック指数は上昇した。こうしたなか、週明けの東京市場は買い先行で始まったが、上値は重く午前10時過ぎにはマイナス圏に転じた。新型コロナウイルス感染拡大への警戒感は強く、上値は重い状態となっている。後場は再び上昇に転じるなど、前週末終値を挟んでのもみ合いに終始した。引けにかけてプラス圏に転じて引けたものの、5日移動平均線は回復できなかった。25日移動平均線の上に位置しているものの、3日連続での陰線引けとなるなど、上値の重い動きを見せた。日本市場は4連休を控えていることもあり、積極的に買いを仕掛けにくい展開とみられる。

貴金属

金先限帳入値6239円(前日比+30円)銀先限帳入値67.1円(前日比+1.1円)白金先限帳入値2859円(前日比+31円)パラジウム先限帳入値6914円(前日比+113円)金、銀は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が上げ一服となったが、円安を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高あや円安を受けて堅調となった。金はドル安が支援要因になった。6月の米住宅着工件数は前月比17.3%増の118万6000戸と2016年10月以来の高い伸びを記録した。事前予想は116万9000戸。一方、7月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は73.2と、前月の78.1から低下し、事前予想の79を割り込んだ。米株価はS&P500とナスダックが反発した。米政府の刺激策に対する期待感が支援要因となった。リスク選好の動きからドル安に振れた。午後に入ると、円安が一服したが、ドル建て現物相場の押し目が買われたことから高値圏でのもみ合いとなった。銀もニューヨーク高や円安を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが26~31円高、ゴールドスポットが32円高、銀が変わらず~1.4円高。

石油

原油先限帳入値28620円(前日比-150円)ガソリン先限帳入値39930円(前日比-200円)灯油先限帳入値43770円(前日比+20円)東京石油市場は軟調。先週末の海外原油が軟調だったうえ、週明けのニューヨーク時間外取引も軟調な値動きとなっている。世界的に石油需要は回復している反面、新型コロナウイルスの流行は収まっておらず、海外原油の上値は重い。午前中の時間外取引はニューヨーク原油は軟調。9月限は前日比0.24ドル安の40.51ドルで推移。本日これまでのレンジは40.38~40.83ドル。午後は原油、ガソリンが概ね下落。灯油がまちまち。原油は海外原油が軟調、アジア株の下落から総じて売り優勢。23日から4連休となるせいか、見送りムードが強く閑散商い。原油先限は2万8500円の節目が支持線となり、下値を切り上げたが小安く引けた。ガソリンは原油につれ安となる限月が目立った。灯油は期近8月限が1000円高の4万1700円。先限は上げ幅を削り、20円高。前営業日比は、ガソリンが540円安~40円高、灯油が150円安~1000円高、軽油が出来ずだが、名目値で100円安。原油が280~100円安。中京ガソリンは300円安~変わらず、灯油は200円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値155.3円(前日比-1.0円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、先限を除いて堅調。寄り付き直後は、17日の上海夜間安や株安、原油安を受けて売りが優勢となった。だが、売り一巡後は、最近の産地価格の上昇を背景に、期近中心に堅調に推移している。7月に入り、期近7月限の上昇が目立っている。1日の始値が142.2円なので、10円超の上げ幅だ。期先12月限は1日の始値154.5円前後でのもみ合いが続いているおり、サヤが急速に縮小している。ゴムRSS3号はまちまち。期中から期中は7月当限高に支援され、買い優勢。期先は上海ゴム安から売り優勢。ただし下げ幅は限定的。閑散商い。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比1.0円安~2.2円高、TSR20は同変わらず。RSS3号12月限は同1.0円安の155.3円、TSR20の12月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23030円(前日比+100円)とうもろこしは、総じて上昇。序盤は期先3本が買い優勢。しかし期先5月限がマイナスサイドに軟化したが、再浮上。シカゴ夜間取引が小反落しているが、反応薄で先限は小高い状態を維持。先限は上げ幅が限定的ながら小じっかりと推移。特に新規買いが増えている商状ではない。今夜のシカゴ市場の引け後に発表される19日時点での作柄報告待ちムード。先限は夜間取引の高値2万3040円と顔合わせした。引けにかけても崩れず、2万3000円台を維持して引けた。しかし期先5月限は終盤に軟化し、180円安で引けた。


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