夕刊:2020/07/22

東商金は本日終了で最高値更新。そして大阪金へ。日経平均株価は反落。銀は暴騰。

為替

午前中のドル円は106.72円付近まで弱含み。前日の安値圏で推移している。昨日、欧州連合(EU)がコロナ復興基金の内容で合意し、ユーロ高・ドル安が勢いづいたことから、ドル円では引き続きドル売りが優勢。ユーロ圏の景気回復期待がやや高まっているが、リスク選好の円売りは対ドルではみられない。ユーロ高を背景にユーロ円は123.30円付近まで強含み。ユーロ/ドルは1.1542ドル付近まで水準を切り上げ、昨年1月以来の高値を塗り替えた。ただ、ドル円が弱含んでいることがユーロ円の上値を圧迫している。ユーロ主導でドル安となっており、オセアニア通貨も対ドルで堅調。豪ドル円は76円前半、NZドル円は71円ちょうど前後で推移し、昨日までの高値圏を維持。日経平均は反落。前引けでは前営業日比55.47円安の2万2828.75円となった。午後のドル円は106円80銭前後でのもみ合いに終始している。昨日の海外市場でユーロ買いドル売りなどが主導するドル全面安の流れの中で、107円を割り込んで一時106円69銭まで値を落としたドル円。106円80銭前後まで値を戻して朝を迎えた後、四連休を前にした実需がらみでのドル買い期待に仲値にかけてドル買い円売りが入る場面も106円89銭までと戻りは鈍い。もっとも、その後の押し目は106円71銭までとNY市場午後の安値に届いておらず、頭の上下ともに動きにくい展開に。四連休を前に取引を手控える動きが見られ、午後は106円80銭前後での推移が続いた。昨日、ようやく合意に至ったEU復興基金の中長期的なEU経済への好影響などを期待して買いが入ったユーロドル。海外市場で今年3月に付けた今年の最高値1.1490台、さらには心理的な大きな節目であった1.1500を超えて1.1540前後まで上昇して東京朝を迎えた。東京市場ではNY市場の高値をわずかに超えて1.1547を付ける動きも、1.1550を付けきれないなど、上値での買いには慎重。午後は1.1540前後での動きが中心となった。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は132.31円安の22751.61円。前引けの日経平均株価は前営業日比55円47銭安の2万2828円75銭と反落。東証1部の売買高概算は5億3582万株、売買代金概算は9231億9000万円。値上がり銘柄数は758、対して値下がり銘柄数は1300、変わらずは109銘柄だった。前日の米国株市場ではNYダウが高かったものの後半失速し、ナスダック総合指数が反落するなど軟調で、リスクオンのムードには乏しい。国内外で新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が拭えないなか、4連休を前にした東京市場でも買い手控えムードが強い。半導体関連などハイテク株に利益確定の売りが出る一方、建設や銀行など内需の一角に買い戻しが入った。また、非鉄や石油などの景気敏感株にも上昇するものが目立ったが、全体相場を押し上げるには力不足。前場の売買代金は1兆円に届かなかった。午後はマイナス圏でのもみ合いとなった。4連休を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられたようだ。5日移動平均線付近での振幅となるなど、最近のレンジ内でのもみ合いとなった。

貴金属

金先限帳入値6397円(前日比+123円)銀先限帳入値77.7円(前日比+7.5円)白金先限帳入値3006円(前日比+112円)パラジウム先限帳入値7207円(前日比+274円)金、銀は大幅続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の一段高を受けて上値を伸ばした。銀もニューヨーク高を受けて急伸した。欧州連合(EU)の復興基金案がまとまり、リスク選好の動きとなった。7500億ユーロのうち、補助金部分を3900憶ユーロとなる。ユーロがニューヨーク市場で一段高となった。また米国で1兆ドル規模の追加経済対策が協議されていることも支援要因となり、金ETF(上場投信)に投資資金が流入した。21日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比7.890トン増の1219.746トンとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われた。銀もニューヨーク高を受けて急伸した。前営業日比は、金標準、金ミニが109~125円高、ゴールドスポットが123円高、銀が6.8~9.2円高。金はリスク選好のドル安などを受けて急伸した。新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感に加え、欧州連合(EU)の復興基金案がまとまったこと、米国で追加経済対策が協議されていることから、リスク選好の動きとなった。アジア市場では、テクニカル要因の買いが入って一段高となり、ドル建て現物相場が1850ドルの節目を突破した。

石油

原油先限帳入値29540円(前日比+430円)ガソリン先限帳入値41320円(前日比+840円)灯油先限帳入値44700円(前日比+450円)東京石油市場は堅調。海外原油が3月以来の高値を更新したことから国内市場も買いが優勢。欧州連合(EU)がコロア復興基金の内容について合意し、石油需要の回復期待が強まった。ただ、円相場が1ドル=106円前半で円高推移していることや、時間外取引でニューヨーク原油が下げていることが重し。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計では原油在庫が増加した。中国で豪雨による洪水被害が拡大しているなかで、約9万4000のダムが老朽化していることが懸念されている。今後の天候が中国経済のリスクとして意識されつつある。多くのダムは1950~60年代にかけて建設されており、毛沢東の時代に集中的に行われた。午後の石油市場は続伸。為替が1ドル=106円台後半まで円高に振れているものの、前日の海外原油先物が続伸したことに支援された。たた、この日のアジアの時間帯の夜間取引では軟調に推移しており、東京石油の上げ幅は抑制された。この日のドバイ原油の現物は堅調に推移している。主要3油種は、原油が先限を含む2本、ガソリンは期中以降の4本、灯油は期先3本が一代高値を更新したが、高値からはかなり上げ幅を削った。前営業日比は、ガソリンが80円安~900円高、灯油が変わらず~1070円高、軽油が出来ずだが、名目値で700円高。原油が240~580円高。中京ガソリンは変わらず~920円高、灯油は変わらず~1000円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値159.6円(前日比+0.6円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、期近主導で総じて続伸。寄り付きでは、21日の上海夜間が上昇し、さらに米株高、原油高となったものの、前日の東京ゴムの上げ幅が大きかったことから、これらに対する反応は鈍く、前日の夜間取引の引けと同値圏で推移した。だが、中盤に入ると、前日と同様の展開となり、期近を中心に地合いを引き締めている。期近7月限の上昇が目立っている。今月に入り、すでに16円超の上昇となっている。この背景には、新型コロナウイルスの影響から、供給が減少するとの見方が広がっていることがある。ただ、期近の上昇に対し、期先は、依然として160円台をしっかりと回復出来ずにいる。このため、一時、17円前後あった当先の順ザヤは1円弱まで縮小している。午後にに入ると、期近を中心に地合いを引き締め、期近7月限は、161.5円まで水準を引き上げた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比0.6~5.2円高、TSR20は同変わらず。RSS3号12月限は同0.6円高の159.6円、TSR20の12月限は変わらずの131.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22610円(前日比-190円)コーンは、総じて続落。前日のシカゴ安、1ドル=106円台後半の円高から売り優勢。シカゴ夜間取引が続落後にプラスサイドに浮上が買い戻し要因。先限は下値を切り上げ、2万2600円まで戻したが、売り圧力は根強く、2万2500円台前半に再度、軟化。先限中心に軟調。先限は夜間取引の中盤で2万2330円まで急落。2万2300円台の取引は5分程度で終え、日付けが変わる前に2万2840円まで反騰する荒っぽい展開だった。午後は引け前にジリ安となり、2万2610円で引けた。


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