夕刊:2020/07/28

大阪金は6700円台を突破するも大引けは6600円も割れて終了。日経平均株価も小幅安。オイルは小幅高。

為替

午前中のドル円は105.30円台での推移。NY市場午前に105円12銭までドル安円高が進んだ後、105円台前半での推移が続いている。105円ちょうど手前には機関投資家やオプション取引に絡んだドル買い円売り注文が並んでいるとみられ、下値を支える格好に。もっとも105円台半ばがすでに重くなっており、基調はまだ下方向ということで、上下ともに動きにくい展開となっている。ユーロドルは1.1750台での推移。NY市場午前に1.1780台まで上値を伸ばし、その後は1.1740台まで調整が入るも、押し目では買いが入る展開に。1.18手前に売りがあることに加え、2018年9月の高値1.1815が意識されており、上値での買いにも慎重で、ドル円同様にやや動きにくい展開。ユーロ円は円高よりもユーロ高の勢いが勝り、一時123円99銭と124円に迫る動き。大台超えには慎重な姿勢が見られたが123円80銭台での推移。豪ドルは対ドルで0.7170台と高値圏での推移。米中の緊張感が高まっていることは豪ドルに重石も、昨日の米株高からのリスク選好の流れが豪ドルを押し上げている。豪ドル円も75円50銭台と今週の高値圏。午後は105円50銭台での推移。前日の海外市場で105円12銭まで値を落としたドル円は、朝方ドル安基調が継続する中、105円22銭を付ける動きを見せたが、105円手前には機関投資家などからの買い注文が並んでいるといわれる中、ドル売りが一服。昼前にはドル円だけでなくドル全般にこれまでの売りに対する調整の動きが広がり、ドル円も105円台半ば超え。さらに13時過ぎには105円69銭まで買い戻しが入る場面が見られた。その後はロンドン勢の本格参加を前に少し値を落とし105円50銭台での推移に。ユーロドルも朝方はドル安が優勢で、10時台には1.1774まで上昇する場面が見られた。ドル円同様前日NY市場午前のドル安圏には届かず調整が入ると、1.1714まで一時値を落とした。その後は少し買い戻しが入り1.1730台まで。昨日NY市場午後から上昇が目立つ米債利回りが、東京市場でも上昇を見せドルの買い戻しに寄与。10年債利回りは昨日NY市場での0.56%台を付けた後、東京朝方には0.61%台まで上昇。その後も上昇が続き0.635%近辺を付けている。ロンドン勢の本格参加を前に少し利回りが低下しており、ドル売りの動きにつながっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比58.47円安の22657.38円。前引けの日経平均株価は前日比76円91銭高の2万2792円76銭で終了。東証1部の売買高概算は4億9472万株、売買代金は約8975億円。値上がり銘柄数は812、値下がり銘柄数は1231、変わらずは115銘柄だった。日経平均株価は上伸。朝方は小幅な上昇でスタートしたが、午前9時30分以降、買い基調が強まり、一時120円超の上昇となった。NYダウが上昇したことを受け、主力ハイテク株などが堅調に推移した。ただ、2万2800円を超えた水準では売りが膨らみ、買い一巡後は上昇幅が縮小した。午後は買い一巡後は伸び悩み、引けにかけて下げに転じた。後場でマイナス転換したように上昇の流れが継続しにくい傾向がある。このため、目先は22,000~23,000円台のレンジ内での推移が続きそうだ。

貴金属

金先限帳入値6590円(前日比+10円)銀先限帳入値83.6円(前日比+1.5円)白金先限帳入値3120円(前日比-55円)パラジウム先限帳入値7500円(前日比-55円)金、銀は大幅続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。金は新型コロナウイルスの感染拡大で景気回復の失速懸念が出ていることや、米中の対立激化を受けて堅調となり、内外で最高値を更新した。金ETF(上場投信)に投資資金が流入し、買い意欲が強い。27日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比5.844トン増の1234.649トンとなった。ニューヨーク市場では、好調な米耐久財受注などを受けてドル安が一服したが、先行き懸念が残っている。6月の米耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比3.3%増と、事前予想の2.3%増を上回り、2018年7月以降で最大の伸びとなった。ただ第2四半期の設備投資と経済活動は、世界大恐慌以降最大の落ち込みを避けられないとみられている。午後からは急速に上げ幅を削り、一時、先限が小安くなる場面があった。押し目意欲は強く、期中から期先は20円超の上げ幅を維持して推移。終盤から引けにかけて再度、利食い売りで上げ幅を削ったが、概ね小高く引けた。銀は2番限以降が買い優勢。期先から上げ幅を縮小。期先2本は1.2~1.5円高で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが1円安~12円高、ゴールドスポットが13円高、銀が変わらず~3.7円高。

石油

原油先限帳入値29370円(前日比+500円)ガソリン先限帳入値41520円(前日比+720円)灯油先限帳入値44680円(前日比+300円)東京石油市場は堅調。27日の海外原油が小高く引けたのに続き、28日のニューヨーク原油時間外取引が小幅続伸で推移から買い優勢。原油先限は2万9380円まで上げ幅を拡大した。1ドル=105円台前半の円高から2万9300円台では売り圧力が強く、2万3200円台後半まで上げ幅を縮小したが、期先11月限とともに400円程度の上げ幅を維持して推移。石油製品はガソリンから買い先行。灯油は原油、ガソリン高に支援され、期先12、1月限が3ケタ高。午後は総じて反発。為替が前日の海外市場で1ドル=105円台前半までさらに円高に振れたものの、その後に再び105円半ばに戻すなか、前日の海外原油先物が高下のあとプラス引けしたことで堅調な展開となった。ただ、この日のアジアの時間帯の夜間取引で弱含みとなっていることで、東京石油も上げ一服となった。主要3油種では、ガソリンの上げ幅がやや大きくなる一方、灯油の上げ幅は抑えられて、一部限月はマイナス引けした。前営業日比は、ガソリンが350~720円高、灯油が220円安~300円高、軽油が出来ずだが、名目値で400円高、原油が変わらず~500円高。中京ガソリンは変わらず~4200円高、灯油は500~4500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値160.9円(前日比+0.0円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軒並み高。序盤は、様子見気分が強く、前日の夜間取引の引けと同値圏で推移したが、中盤に入ると、買いが先行する展開となっている。なお、2021年1月限は、159.0円で発会し、161.9円まで水準を引き上げる場面があった。先限は、今日から1月限となる。今日の取引では、161.9円まで上昇している。このまま終値ベースで160円台を維持すれば、6月11日以来のこととなる。大引けのRSS3は、発会限月を除き前営業日比0.4~2.3円高、TSR20は同変わらず。RSS3号12月限は同2.3円高の160.5円、TSR20の12月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22460円(前日比+10円)とうもろこしは、期先3本が反発。1ドル=105円台前半まで円が続伸、米国産コーンの作柄改善にも先限は序盤の取引で110円高の2万2560円まで上げ幅を拡大した。上げ幅を縮小したが、小幅高状態を維持。前日の下げに対する修正高を維持して推移。商いは低調。とうもろこしは先限が小反発。5月限も含め、出来高が60枚しかなく、玉の出方次第の展開だが、売り仕掛けは少なく、地合いは緩まず。午後は円相場が一時1ドル=105円台前半に上昇と弱材料が揃ったが、出来高が100枚に満たない薄商いで方向性を欠いた。営業日比は200円安~60円高。


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