夕刊:2020/08/04

大阪金はじわりと続伸。日経平均株価は大幅反発。オイルは小幅高。

為替

午前中のドル円は円売りが優勢。106.19円付近まで水準を切り上げた。ドルを中心とした動意はみられず、短期的な値動きではあるが円相場が主導している。ただ、背景は特に見当たらず。ユーロ円は124.90円付近、ポンド円は138.88円付近まで堅調に推移。上昇基調にあるユーロ円は125円の節目前後が抵抗となっているが、調整安は限定的。豪ドル円は75.67円付近、NZドル円は70.30円付近まで強含み。6月の豪小売売上高で回復が続いたことは豪ドルを押し上げる要因だが、経済指標の多少の変動に関わらず豪中銀は前例のない金融緩和を続ける見通しであり、あまり手がかりとなっていない。この後は豪中銀が政策金利や声明を発表する。午後は106円10銭台での推移。前日は東京市場に続き、海外市場でも大きな振幅が見られ、105円50銭台から106円40銭台まで上昇し、105円台に戻すという動きを見せた。そうした動きの後を受けた4日の東京市場では、朝方106円台を回復するなど、下値しっかりの動きも、上値を追う動きにはならず、106円10銭台までと落ち着いた値動きに終始した。 ユーロドルも1.17台後半でもみ合いが続くなど、主要通貨は軒並み落ち着いた動きに。 13時半に豪中銀金融政策理事会の結果が発表された豪ドルも、目立った動きは見られず。理事会では事前見通し通りの政策金利及び3年物債券利回り目標の維持が示され、完全雇用に向けた前進が見られるまで利上げを実施しないという姿勢が示された。以前の予想ほど景気の縮小は深刻では無いという前回の声明を踏襲も、若干慎重姿勢が見られたという印象。ただ、想定の範囲内で相場への影響は目立たず。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比378.28円高の22573.66円。前引けの日経平均株価は前営業日比310円45銭高の2万2505円83銭と続伸からのスタート。東証1部の売買高概算は6億7899万株、売買代金概算は1兆2256億5000万円。値上がり銘柄数は1644、対して値下がり銘柄数は460、変わらずは64銘柄だった。きょう前場の東京株式市場では、前日の米国株市場でナスダック総合指数が史上最高値に買われるなどを受け、リスク選好の流れが続いた。外国為替市場では1ドル=106円台前半で推移するなど円安水準に振れており、これもマーケット心理にプラスに働いている。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は高まっているが、企業の決算発表で事前コンセンサスを上回った銘柄を中心に根強い買いが入っている。全体の76%の銘柄が上昇した。午後は上値を伸ばす展開となった。7月31日に21,710.00円の安値を付けた後、戻り歩調で推移している。25日移動平均線や22,500円の節目を回復している。2日間で860円超の上げとなるなど、安値からの戻りは急ながら、売り一巡感から値を戻しており、堅調な推移が続くとみられる。

貴金属

金先限帳入値6740円(前日比+9円)銀先限帳入値82.8円(前日比+0.2円)白金先限帳入値3122円(前日比+62円)パラジウム先限帳入値7049円(前日比+89円)金、銀は総じて上昇。金はニューヨーク高と円安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の小幅高を受けて堅調となった。銀は売り優勢で始まったのち、金堅調につれ高となった。7月の米ISM製造業景気指数は54.2と昨年3月以来の高水準となった。2カ月連続で上昇し、景気回復を示している。ただ米失業給付上乗せが失効したことから個人消費の先行き懸念が出ており、ドルの戻りは売られた。株高となったが、金ETF(上場投信)に投資資金が流入し、逃避買いが入っている。3日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比6.428トン増の1248.383トンとなった。午後に入ると、一時上げ幅を削り、先限が小安くなる場面があった。しかしプラスサイドに浮上し、後半から終盤にかけて堅調に推移。期中から期先は9~13円高で引けた。銀は午前中、先限と期中12月限が売り優勢。期近10月限と期先2、4月限は買い優勢と方向感がなかった。先限は利食い売り先行もようだったが、金、プラチナの上昇に支援され、プラスサイドに浮上して堅調に引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが4円安~24円高、ゴールドスポットが30円高、銀が変わらず~3.0円高。

石油

原油先限帳入値29480円(前日比+490円)ガソリン先限帳入値41760円(前日比+260円)灯油先限帳入値44600円(前日比+80円)東京石油市場は上昇。米国やユーロ圏の企業景況感が引き続き上向いていることから、石油需要のさらなる回復が期待されている。円相場が1ドル=106円前半で円安推移していることも支援要因。ただ、時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。今月から石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が増産していることが重し。午後は総じて続伸。為替が1ドル=106円台前半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油先物が続伸したことに支援されたが、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引が軟化していることで、日中取引では上げ一服となった。結局、国内夜間取引の後半に付けた高値には届かない水準でもみ合いが続いた。主要3油種では、灯油の需要期である期先の上げ幅が抑えられて、1月限は唯一マイナス引けした。前営業日比は、ガソリンが250~360円高、灯油が100円安~290円高、軽油が出来ずだが、名目値で500円高。原油が310~490円高。中京ガソリンは変わらず~1700円高、灯油は変わらず~1500円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値168.5円(前日比+1.5円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、当限を除いて上昇。株高や原油高を手掛りに買いが優勢となっている。このところ相場を主導してきて期近は、マイナスサイドに振れている。先限は、一時168.5円まで上昇し、6月8日の高値167.6円を上抜き、3月10日以来の高値を付けた。次の上値目標は、節目の170円となる。同水準を突破すれば、3月5日の高値174.4円が意識される。3月に同水準の攻防になった際は、3日間、上値を抑えられたのち、下落に転じており、同水準を含め、175円前後は重要なポイントになりそうだ。大引けのRSS3は、前営業日比0.7円安~2.4円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同1.5円高の168.5円、TSR20の1月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22700円(前日比+140円)コーンはまちまち。出来高の多い先限が3ケタ高を維持しているが、その他で出合いがあった限月は売り優勢。下げ幅は限月によって異なっている。シカゴ夜間取引が反落しているが、反応は鈍く閑散商い。先限は堅調。2万2800円を割り込んでいるが、堅調。2万2760円で買い支えられ、3ケタ高を維持。チャートは2万3000円を目指す過程に移行してきた。午後は戻りは売られ、終盤は小幅安で推移。前営業日比は250円安~140円高。先限は同140円高の2万2770円。


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