夕刊:2020/08/05

大阪金は高値更新で6900円をタッチする。日経平均株価は後場で僅かだが値を戻す。オイルはまちまち。

為替

午前中のドル円は105.51円付近まで弱含み。週明けのかけてドル円の戻りは21日移動平均線の付近で抑えられており、7月後半からの円買い・ドル売りの流れが根強い。アザー米厚生長官が近く台湾を訪問すると伝わっていることもドル円の重し。コロナ対策の担当者と会談するもようだが、米高官の台湾訪問は異例であり、米国と中国が対立を深めている証として警戒されている。ドル円に追随し、ユーロ円は124.64円付近、ポンド円は138.05円付近まで弱含み。一方、豪ドル円は75.87円付近まで上昇。NZドル円は70.27円付近まで上げた後に押し戻されたが、前日比プラス圏を維持。4-6月期のNZ雇用統計で失業率は市場予想に反して低下した。午後のドル円は105円60銭台を中心とした安値圏推移が続いた。前日のNY市場でのドル安の流れを受けて、午前中に105円51銭まで値を落とし、3日の安値を割り込む動きを見せたドル円。ただ、意識されている105円50銭を割り込まず、突っ込んだ動きには警戒感が出る展開に。午後に入って少し値を戻しているが、105円70銭を付けずと、頭の重い展開。ユーロドルが1.18台を維持して推移していることもあり、ドル安基調が継続。朝の第2四半期雇用統計が強めに出たNZドル円は、70円割れから70円25銭を付けるなど、しっかりの動きとなったが、その後はもみ合い。その後は70円台を維持しての推移と、少しNZドル買いが優勢も、積極的な買いにはやや慎重。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比58.81円安の22514.85円。前引けの日経平均株価は前日比142円52銭安の2万2431円14銭で終える。東証1部の売買高概算は5億7412万株、売買代金は約1兆301億円。値上がり銘柄数は632、値下がり銘柄数は1454、変わらずは83銘柄だった。日経平均株価は下落。4日のNYダウは上昇したものの、東京市場は前日までの2日間で大幅に値を上げていたこともあり、利益確定売りが先行している。日経平均の下落幅は一時200円を超した。NYダウ先物は下落しているほか、為替相場は1ドル=105円50銭台へ円高が進行していることも警戒されている。後場に入り下げ渋りを見せた。前日までの2日間で860円超の上昇となった反動から売りが先行したが、売り一巡後は下げ幅を縮小した。一時22,500円の節目を割り込み、25日移動平均線近辺での攻防となった。修正安に転じたものの、安値からは下げ幅を縮小して引けており、戻り歩調の途上にあるとみられる。

貴金属

金先限帳入値6880円(前日比+140円)銀先限帳入値88.3円(前日比+5.5円)白金先限帳入値3194円(前日比+72円)パラジウム先限帳入値7159円(前日比+110円)金、銀は総じて大幅続伸。金はニューヨークで連日過去最高値を更新する展開となるなか、買い優勢で始まった。その後はドル安傾向や上値警戒感から値位置を切り下げている。期先は85円程度の上昇。米国では新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けている経済立て直しのために与野党共和党によって1兆ドル(およそ106兆円)規模の追加支援策を盛り込んだ法案が提出されているが、この枠組みを巡る議会の交渉が続けられている。この協議が難航していることを受け、4日に米10年債利回りは0.505%と過去2番目に低い水準まで急低下したうえ、米5年債の利回りも0.189%と過去最低水準まで低下している。中長期債の金利が低下していることは、米国経済の将来的な回復見通しが弱気であることを示唆しているが、これが安全な投資先を求める動きを活発化させる源になっており、その結果、金市場に資金が流入している。実際、米国の新規失業保険申請件数は130万~140万件台と高い水準での推移が続いているうえ、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、レイオフとこれに伴う新規失業保険申請件数の再拡大のリスクが高まっている。午後に入ると再度、上げ幅を拡大し、6883円まで戻し、高値圏で引けた。全限月が一代高値を更新。銀はニューヨーク大幅高、ドル建て現物相場が25ドル台後半から26ドル水準で推移から5~5円超の上げ幅を維持して推移。前営業日比は、金標準、金ミニが134~141円高、ゴールドスポットが132円高、銀が5.0~5.7円高。

石油

原油先限帳入値29770円(前日比+290円)ガソリン先限帳入値41500円(前日比-260円)灯油先限帳入値44510円(前日比-90円)東京石油市場は売り買い交錯。原油はしっかりと推移しているものの、石油製品は売りが優勢。海外原油は続伸したものの上値は重く、国内市場の足並みは揃っていない。円相場が1ドル=105円半ばまで円高・ドル安推移していることは重し。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫は市場予想以上に減少したが、ニューヨーク時間外取引では特に材料視されていない。日中取引開始後、東京原油先限は2万9580円まで上げ幅を縮小した。ただ、マイナス圏に沈むことはなく、プラス圏は維持している。午後は主要3油種では、原油のみ全限月がプラス引けして、灯油もプラス引けする限月が多くなったが、ガソリンは基調が弱く、約定した限月はマイナスサイドに沈んだ。前営業日比は、ガソリンが260円安~変わらず、灯油が90円安~220円高、軽油が出来ずだが、名目値で200円高。原油が180~290円高。中京ガソリンは500円安~変わらず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値170.3円(前日比+1.8円)TSR20先限帳入値 出来ず。RSS3号は、期近安・期先高。序盤は、最近の強地合いを継続したうえ、株高や原油高を手掛りに買いが優勢となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟化していることから、期近を中心に売られ、期近3本はマイナスサイドに振れている。先限は、一時169.8円まで上昇し、前日の高値を上抜いた。節目の170円が目前となっている。同水準を突破すれば、3月5日の高値174.4円を試すことになる。この水準は、3月に攻防になった際、3日間、上値を抑えられたのち、下落に転じており、175円前後は重要なポイントになる。午後は直近の上昇を主導してきた期近が売り物がちとなり、期近3本はマイナスサイドに沈んで取引を終えた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比0.8円安~2.5円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同1.8円高の170.3円、TSR20の1月限は変わらの131.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22650円(前日比-120円)コーンは期先3本が下落。シカゴコーンが期近12月限が一代安値を更新する下落、円高から売り優勢。期先2本は序盤の取引で300円超の下落で推移した。先限から下値を切り上げ、2万2600円台に戻している。期先5月限も先限につられ下げ幅を縮小する展開。シカゴ夜間取引の反発が下支え要因。日中取引は下値を切り上げ、2万2600円台で安もちあい。期中1月限は唯一、買い先行となり、140円高。前営業日比は160円安~140円高。先限は同120円安の2万2650円。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。