夕刊:2020/08/06

連日金は高値更新。日経平均株価はまちまち。オイルは小幅高。

為替

午前中のドル円は105円半ばで推移。105.46~105.62円付近で上下しており、東京市場の方向感は限定的だが、全般的にはドル安の流れが継続している。米議会で協議は続いているものの、追加の景気刺激策が近々合意に至ると期待されていることや、新型コロナウイルスのワクチンが年末にかけて続々と投入されていく見通しであることがリスク選好のドル売りを促している。円相場に引き続き主体性はみられない。ユーロ円は125円前半で推移。昨日は2019年4月以来となる125円半ばまで上昇し、東京時間帯は上げ一服となっている。ポンド円は週初からの変動が目立たず、138円半ばでもみ合い。NZドル円は69.99円付近まで弱含み。ドルやユーロ、豪ドルに対してNZドル売りが入っていることが重し。ただ、7月末からNZドル円の変動は目立たない。午後はドル円は105円50銭台を中心とした狭いレンジでのもみ合いとなった。昨日のNY市場でユーロドルが1.19台を一時回復するなど、ドル全面安の動きが広がる中で、ドル円も105円30銭台まで下落。その後、105円台半ばを回復して、東京朝を迎えた。105円60銭台まで上値を試す場面が見られたが、昨日のドル安進行を受けて、東京勢の本格参加後にいったんはドル売りをトライ。もっとも、下値は限られ、その後は狭いレンジでのもみ合いとなった。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比96.70円安の223418.15円。前引けの日経平均株価は前日比74円16銭安の2万2440円69銭で終了。東証1部の売買高概算は5億3082万株、売買代金は約9680億円。値上がり銘柄数は808、値下がり銘柄数は1265、変わらずは93銘柄だった。日経平均株価は続落。前日のNYダウは上昇したものの、日経平均は小幅に値を下げてスタート。その後、プラス圏に浮上し一時、前日比70円強上昇したが、上値は重く買い一巡後は再び売り直されてマイナス圏に下落した。午後は上昇に転じたものの、再び下げに転じるなど上値の重い動きとなった。前日終値を挟んでのもみ合いとなった後に下落して引けた。日足チャートではこの3日間はほぼ横ばいで推移している。25日移動平均線近辺でのもみ合いとなっている。の決算発表を前に様子見姿勢も出ている様子だ。

貴金属

金先限帳入値6944円(前日比+64円)銀先限帳入値93.4円(前日比+5.1円)白金先限帳入値3321円(前日比+127円)パラジウム先限帳入値7310円(前日比+151円)金、銀は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。金のドル建て現物相場は史上最高値2054.02ドルを付けた。7月の全米雇用報告は民間部門雇用者数が16万7000人増と前月の431万4000人増から大幅に減速した。事前予想の150万人増も下回り、労働市場の回復が失速したとみられている。今夜は米新規失業保険申請件数の発表がある。金ETF(上場投信)に投資資金が流入し、引き続き金価格を押し上げている。5日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比10.227トン増の1267.960トンとなった。午後の取引は、現物価が2050ドルに向かう動きとなり、一段高となり、60円超の上昇で引けた。銀はニューヨーク大幅続伸、ドル建て現物相場が27ドル台に上伸から大幅高。先限と期近10月限が5円超の上げ幅を維持し、93円台で引けた。

石油

原油先限帳入値30260円(前日比+490円)ガソリン先限帳入値41950円(前日比+450円)灯油先限帳入値45020円(前日比+510円)東京石油市場は堅調。海外原油が一時3月以来の高値を更新したことで国内市場も買いが優勢。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が4月以来の低水準まで減少したことが手がかり。米追加景気刺激策が近々まとまると期待されていることも支援要因。円相場は1ドル=105円半ばで推移しており、前日水準とほぼ変わらず。日中取引開始後、東京原油先限は3万0270円まで水準を切り上げた。夜間取引で3万820円まで上昇し、3月以来の高値を更新した後は買いが一巡している。午後は石油市場は総じて上伸。為替が再び1ドル=105円台半ばまで円高に振れるなか、前日の海外原油先物が続伸したことに支援されたが、高値からは大きく崩れていることや、この日のアジアの時間帯の夜間取引がもみ合いで推移していることで、東京石油の上げ幅は抑制され、国内夜間取引に付けた高値からは大きく上げ幅を縮小した。主要3油種では、ガソリンの期近2本がマイナス引けしたものの、他限月は堅調に引けた。前営業日比は、ガソリンが150円安~510円高、灯油が400~860円高、軽油が出来ずだが、名目値で300円高。原油が370~590円高。中京ガソリンは変わらず~700円高、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値172.8円(前日比+2.5円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、軒並み上昇。寄り付きでは、最近の強地合いを継続したうえ、株高や原油高を手掛りに買いが優勢となった。その後、先高期待からの買いが期先に入っり、一段高となっている。先限は、一時173.7円まで上昇し、前日の高値を上抜いた。節目の175円が目前となっている。この水準は、3月4~6日に試したのち失敗し、下落に転じており、175円前後は重要なポイントになる。終わりはRSS3は、前営業日比0.2円安~2.5円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同2.5円高の172.8円、TSR20の1月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は22680円(前日比+30円)東京コーンは期先3本が上昇。閑散商いだが、シカゴ高を背景に買い優勢。先限は2万2700円台半ばで推移後、2万2700円まで上げ幅を縮小。弱気相場に傾きかけた流れを中立状態に戻す上昇。コーン先限は堅調。夜間取引の序盤で2万2780円まで上昇。夜間取引で2万2610円に軟化したが、買い拾われ、2万2700円台に浮上。今月4日の高値2万2830円が抵抗線。8日から3連休となるため、新規売買は見送りムード。午後は先限が上げ幅を縮小。期先5月限も追随し、2ケタ高で引けた。前営業日比は変わらず~100円高。先限は同30円高の2万2680円。


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