夕刊:2020/08/13

大阪金は大幅反発。日経平均株価も大幅続伸。オイルはまちまちでドル/円は106円半ばで推移。

為替

東京外為市場中盤、ドル円は106.60円付近まで弱含んだが、下値は広がっていない。欧州通貨や豪ドルに対してドル売りが優勢だが、円安の動きもあり、ドル円の動意は限定的。ユーロ円は126円ちょうど付近で前日高値圏を維持。昨日は2019年4月以来の高値を更新したが、反動安はみられず。豪ドル円は76.69円付近まで一時水準を切り上げた。7月の豪雇用統計を好感した豪ドル買いが入ったが反応は瞬間的で、上げは続いていない。午後のドル円は106円70銭前後での推移が続いた。昨日の海外市場で107円台を付けたドル円だが、大台を付けた後すぐに調整が入るなど、上値追いには慎重。その後は106円台後半での推移が続いている。朝方は106円88銭を付けるなど、上値を意識する展開も見られたが、ユーロドルが1.18台にしっかりと乗せるなどユーロ買いドル売りの動きが優勢になり、ドル円でもドル売りが入る展開に。もっとも午前中の押し目は106円60銭前後まで。午後に入ると上下ともにトライする勢いがなく、106円70銭前後でのもみ合いに終始した。ユーロドルは1.1800がサポートとなり、ロンドン勢が参加してくる時間帯になって東京午前の高値を超えて1.1820台へ。午前10時半の豪雇用統計が強めに出たことで一時買いが入った豪ドルは、買いが続かず。対ドルで0.7188を付けた後上昇分をすぐに解消。午後は0.7160台を中心とした推移。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比405.65円高の23250.11円。前引けの日経平均株価は前営業日比428円38銭高の2万3272円34銭と大幅続伸で終える。東証1部の売買高概算は7億412万株、売買代金概算は1兆2313億6000万円。値上がり銘柄数は1280、対して値下がり銘柄数は788、変わらずは105銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、主力株を中心に幅広く買われ日経平均株価は400円を超える上昇となり2万3000円大台を回復した。取引時間中としては2月下旬以来約半年ぶりの水準に浮上する局面もあった。前日の米国株市場ではワクチン開発期待などを背景に経済回復が早まるとの思惑から主要株指数が揃って上昇、これを受け東京市場でもハイテク株を中心にリスクを取る動きが広がった。午後の動きも日米金利差拡大を背景に外国為替市場で1ドル=106円台後半と円安で推移したことや、米国株市場でフィラデルフィア半導体株指数が最高値を更新したこともあって、ここ売りに押されていた半導体関連などが買われ全体相場を牽引した。日経平均は一時470円あまり上昇、その後は引けにかけ伸び悩んだものの400円を超える上昇で着地、2月下旬以来約半年ぶりの高値水準まで浮上している。全体売買代金も前日とほぼ同水準で2兆5000億円台と活況だった。

貴金属

金先限帳入値6620円(前日比+124円)銀先限帳入値88.8円(前日比+4.4円)白金先限帳入値3200円(前日比+26円)パラジウム先限帳入値7320円(前日比+148円)金、銀は急反発。金はドル建て現物相場の下げ一服を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル安を受けて堅調となった。銀もドル建て現物相場の下げ一服を受けて堅調となった。金のドル建て現物相場は前日、1900ドルの節目を割り込み、7月23日以来の安値1866.41ドルを付けたが、欧州時間からドル安に転じたことを受けて下げ一服となった。ユーロ圏の景気回復期待や、米議会での追加経済対策の協議が難航していることを受けてドル安に転じた。米政権と民主党指導部による追加の新型コロナウイルス経済対策を巡る協議決裂から合意に向けた双方の隔たりは大きく、協議再開の見通しは立っていない。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、米経済は自律的な回復に入っていると見られ、新型コロナウイルス追加経済対策法案による大規模な支援は必要ないと述べた。午後に入ると、現物相場が一時1920ドル台に下落から上げ幅を縮小した。しかし3ケタ高で堅調な値動きを継続。銀は、現物相場が25ドル台に続落しているが、金の反発から期先が買い優勢。午前中から期先2本が4円超の上げ幅で推移。2月限も買い先行で2円高。前営業日比は、金標準、金ミニが124~171円高、ゴールドスポットが153円高、銀が変わらず~4.4円高。

石油

原油先限帳入値30660円(前日比+290円)ガソリン先限帳入値41370円(前日比-50円)灯油先限帳入値45090円(前日比+410円)東京石油市場は堅調。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、コロナショック後に積み上がった過剰在庫の取り崩しが始まりつつあることが示された。新型コロナウイルスは蔓延しているものの、米国の石油需要は一段と回復している。ただ、円相場が1ドル=106円後半でやや円高で推移していることは重し。日中取引開始後、東京原油先限は3万0790円まで堅調に推移。夜間取引では3万0990円まで上昇し、3月以来の高値を更新した後は上げが一服している。午後の石油市場は油種間でまちまち。原油は小幅高、ガソリンは当限は堅調だったものの、期先3本が小幅安、灯油は当限と期先2本が小幅高。為替が1ドル=106円台後半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油が上昇したことに支援されたものの、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は小動きとなっており、上げ幅は大きくなかった。主要3油種では、最も出来高の多い原油は全限月が堅調だったが、ガソリンは期先3本が小幅安、灯油は約定した限月はプラス引けするなど、値動きはまちまちだった。原油は4本が一代高値を更新した。また、相変わらず期先2本にはETF絡みのロールオーバー(限月移行)の商いが入ったとみられ、出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが100円安~400円高、灯油が変わらず~530円高、軽油が出来ずだが、名目値で400円高。原油が170~290円高。中京ガソリンは300円安~変わらず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値173.3円(前日比+2.3円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、当限を除いて反発。寄り付きでは、上海夜間が小幅高となったうえ、米株高を好感し、買いが先行した。先限は175.7円まで上昇した。ただ、中盤に入ると、やや伸びみ、当限はマイナスサイドに沈んでいる。ゴムRSS3号は、米株市場が新型コロナウイルスのワクチン開発の進展などをから上昇した流れを受けて、買いが先行した。ただ。買い一巡後は、伸び悩みをみせている。直近のゴムの上昇は、先高期待に加え、金の上昇など他商品高に支援されていた。ただ、ここにきた金相場が乱高下していることもあり、積極的な買いが続かなくなっているようだ。午後は、上海ゴムの伸び悩みなどを背景に、上げ幅を削る限月が目立った。TSR20は、できず。大引けのRSS3は、前営業日比1.4~3.0円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同2.3円高の173.3円、TSR20の1月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23010円(前日比+400円)とうもろこしは、期中先が上昇。前日のシカゴコーン期近が続伸して引けたことから、期先3本が序盤から3ケタ高。シカゴ夜間取引が続伸し、期近12月限が330セントを試す上昇となったことから一段高。先限は抵抗線の2万2930円超えとなり、レンジが切り上がっている。この後も堅調に推移し、先限は2万2900円水準を維持しそうだ。午後に2万3040円の高値をつけた。他限月も上げ幅を拡大し、3月限を除き、今日の高値、または高値圏で引けた。先限は終値で2万3000円台を維持して引けた。前営業日比は変わらず~460円高。先限は同400円高の2万3010円。


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