夕刊:2020/08/14

大阪金は大きく続伸。白金も高い。オイルはまちまち。日経平均株価は小幅高。

為替

ドル円は小動き。序盤に107.04円付近まで強含んだ後、上値重く推移している。ドルや円の値動きの軸が見えにくい期間が続いているうえ、お盆期間であることから模様眺めムードが強い。7月の中国小売売上高や同月の中国鉱工業生産指数が発表されたが、注目度は限定的。ただ、今晩の7月の米小売売上高には関心が向いている。序盤にユーロ円は126.47円付近、ポンド円は139.90円付近、豪ドル円は76.55円付近まで強含んだ後に伸び悩み。ポンド円や豪ドルは小幅安で推移している。午後はドル円は106円80銭台での推移。前日の海外市場に続いて東京朝も107円台を付ける場面が見られたが、大台超えでの買いには慎重で、NY市場の高値に届かず調整が入った。もっとも押し目も限定的でその後も106円90銭台で少しの間もみ合いが続いていたが、午後に入って若干調整の動きが広がり頭の重い展開に。午前中に126円47銭まで上昇したユーロ円は午後は126円20銭台を中心とした推移。ユーロドルが1.1820台でしっかりとなっている分、ドル円に比べると下値がしっかり。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は先日39.75円高の23289.36円。前引けの日経平均株価は前日比25円66銭高の2万3275円27銭。東証1部の売買高概算は5億3214万株、売買代金は約1兆681億円。値上がり銘柄数は1021、値下がり銘柄数は1032、変わらずは120銘柄だった。日経平均株価は小幅に上昇。為替相場が1ドル=106円90銭前後と円安基調にあるほか、前日の米国市場ではハイテク株が堅調でナスダック指数が上昇したことなどが好感されている。ただ、お盆で休みを取っている投資家も少なくなく、日経平均株価は前日終値近辺での小幅な値動きが続く方向感に欠ける展開となっている。午後は利益確定の売りに押されて上値は重かった。高寄りしたものの、前日までの3日間で900円超の大幅な上昇となったことで、利益確定の売りに押されて、上値の重い展開となった。高値から伸び悩んだとはいえ、大きな崩れはなく、一時マイナス圏に沈んだものの、すぐに買いに支えられるなど、安値圏では底堅い推移を見せた。

貴金属

金先限帳入値6709円(前日比+89円)銀先限帳入値92.6円(前日比+3.8円)白金先限帳入値3278円(前日比+78円)パラジウム先限帳入値7318円(前日比-2円)金、銀は大幅続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。米新規失業保険申請件数は96万3000件と、前週の119万1000件から減少し、3月半ば以来の低水準となった。ただ米議会での追加経済対策の協議が難航しており、先行き懸念が残っている。米民主党のペロシ下院議長は「共和党側が全体の規模で折り合う用意ができた時に協議に戻る」と述べ、規模拡大を提案している。ドル安に振れたことを受けて金ETF(上場投信)に投資資金が戻った。13日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比1.460トン増の1252.086トンとなった。ただ米10年債利回りが6月24日以来の高水準となる0.722%まで上昇した。260億ドルの30年債入札が低調となったことが背景にある。米国債の利回り上昇が続くと、ドルが買い戻される可能性がある。午後に入ると、ドル高が一服したが、戻りは売られた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが74~93円高、ゴールドスポットが94円高、銀が4.4円安~7.8円高。

石油

原油先限帳入値30600円(前日比-60円)ガソリン先限帳入値41360円(前日比-10円)灯油先限帳入値44830円(前日比-260円)東京石油市場は小動き。前日終値付近で上下している。昨日の海外原油は反落したものの、見慣れた水準で上下を繰り返しているだけであることから、国内市場の動意は限定的。来週、17~18日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの共同技術委員会(JTC)や共同閣僚監視委員会(JMMC)が行われることも模様眺めムードを後押し。円相場は1ドル=106円後半で推移し、前日水準とほぼ変わらず。日中取引開始後、東京原油先限は3万0840円まで強含んだ後、3万0570円まで下げに転じた。ただ、下値は限定的。午後の東京石油市場は総じて小幅安。為替が1ドル=106円台後半のもみ合いとなるなか、前日の海外原油が下落したことに圧迫されたものの、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引が強含みで推移していることもあり、下げ幅は限定的だった。とくに原油の下げ幅は2ケタにとどまった。また、原油は相変わらず期先2本にはETF絡みのロールオーバー(限月移行)の商いが入ったとみられ、出来高が膨らんだ。前営業日比は、ガソリンが400円安~190円高、灯油が260円安~150円高、軽油が出来ず、原油が90円安~80円高。中京ガソリンは1200円安~500円高、灯油は500円安~1000円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値175.6円(前日比+0.8円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、当限を除いて続伸。寄り付きでは、上海夜間が堅調に推移したことを受けて、買いが先行した。だが、買い一巡後は、上値が重くなっており、当限はマイナスサイドに沈んでいる。商いは盛り上がりを欠いている。7月の中国小売売上高、鉱工業生産高が事前予想より、弱い数字だったが反応薄。今日は、上海夜間高を好感し、序盤は買いが先行した。ただ、買い一巡後は、伸び悩みをみせている。この値動きは、昨日と全く同じである。昨日も、当限は、マイナスサイドに沈む場面があった。産地価格は上昇しているものの、ここから積極的に買い進むような状況ではなくなっている。当先のサヤ関係から、期先は下げ渋る場面もあるが、上値を追っての買いは入っていない。期先が再度、180円を試すには、新規の買い材料が必要のようだ。大引けのRSS3は、前営業日比0.1~2.3円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同2.3円高の175.6円、TSR20の1月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23210円(前日比+200円)とうもろこしは、期中先が3ケタ続伸。前日のシカゴコーン期近が2ケタ続伸となったことから序盤の取引で期先2本が300円超の上昇で推移。シカゴ夜間取引が小反落で上げ幅を縮小し、高もちあい商状だったが、午前11時過ぎから急速に上げ幅を削る展開。コーンは期中先が大幅高。12日まで閑散商いだったが、昨日の取引でレンジ相場を上抜き、出来高が増えてきた。午後は2万3200円台に戻し、引けまで2万3200円台でもみあった。納会日を迎えた期近9月限は取組高がゼロで出合いなし。前営業日比は変わらず~220円高。先限は同200円高の2万3210円。


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