夕刊:2020/08/18

大阪金は大幅続伸。白金もしっかり。日経平均株価は小幅安でオイルも軟調。

為替

ドル円は105.64円付近まで下落。序盤から下げ幅を広げている。11月3日に予定されている米大統領選後の景気見通しがかなり不透明であることがドルを圧迫している。トランプ氏が勝利した前回の米大統領選で世論調査があまり役に立たないことが明らかとなっているものの、現職のトランプ米大統領に対し、バイデン候補が引き続き優勢であり、コロナ禍に見舞われている米経済を新政権が乗り切れるのか懸念されている。ユーロ/ドルは1.1897ドル付近、ポンド/ドルは1.3137ドル付近、豪ドル/ドルは0.7230ドル付近まで上げた。ドル円に連動し、ユーロ円は125.63円付近、ポンド円は138.72円付近、豪ドル円は76.25円付近まで下落。対ドルでの欧州通貨高や資源国通貨高よりも円買いが優勢。午後のドル円は105円60銭前後の安値圏での推移が続いた。前日の海外市場で106円割れを付けたドル安は、東京市場に入ってもう一段のドル売り円買いとなり、海外市場で下値を支えた105円90銭台の買いをこなして、昼ごろに105円50銭台まで値を落とした。安値から少し値を戻したものの、戻りは105円68銭までと、午後はドル安円高圏での推移が続いた。ドル全面安の流れの中で1.1897までと、1.19手前までの上昇を見せたユーロドルは1.1890前後のユーロ高ドル安圏での推移。午後は突っ込んだドル売りこそ押さえらえたものの、全般にドル安圏での推移が目立った。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比45.67円安の23051.08円。前引けの日経平均株価は前営業日124円32銭安の2万2972円43銭と続落。東証1部の売買高概算は4億6037万株、売買代金概算は7964億4000万円。値上がり銘柄数は754、対して値下がり銘柄数は1315、変わらずは93銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちで方向感を欠いたほか、外国為替市場でドル安・円高が進んだこともあって買い手控えムードとなった。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念に加え、米中摩擦の激化に対する警戒感が強い。先物を絡めたインデックス売りも全体の地合いを悪くした。前場の売買代金は8000億円を下回るなど閑散商状が際立っている。その後は軟調な推移を見せた。売り一巡後は下げ幅を縮小した。午後は下げ幅を140円超まで拡大して、一時23,000円の節目を割り込んだ。後場後半には、入ると下げ幅を縮小して引けた。

貴金属

金先限帳入値6783円(前日比+107円)銀先限帳入値94.8円(前日比+2.8円)白金先限帳入値3275円(前日比+33円)パラジウム先限帳入値7324円(前日比+7円)金、銀は総じて反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高に上値を抑えられたが、ドル建て現物相場の堅調を受けて押し目を買われた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。米ニューヨーク連銀製造業業況指数の悪化を受けてドル安に振れた。8月の米ニューヨーク連銀製造業業況指数は3.7と、前月の17.2から大幅に悪化した。事前予想は15。景気の先行き懸念からダウ平均株価が下落した。金ETF(上場投信)に押し目買いが入り、金価格を押し上げる要因になった。17日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比4.090トン増の1252.378トンとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の一段高を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが105~117円高、ゴールドスポットが109円高、銀が1.3円安~5.7円高。

石油

原油先限帳入値30620円(前日比-80円)ガソリン先限帳入値40600円(前日比-470円)灯油先限帳入値43600円(前日比-700円)東京石油市場は高安まちまち。石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が減産目標を遵守していることが明らかとなり、海外原油は反発したものの、円相場が1ドル=105円後半で円高・ドル安推移していることが重しとなった。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。日中取引開始後、東京原油先限は3万0660~3万0780円で推移。前日終値を挟んで動意は限定的。OPECプラスによる共同閣僚監視委員会(JMMC)は本日予定されていたものの、一日先送りとなり、19日に行われるもよう。ただ、7月の減産遵守率は報道のなかで明らかとなったほか、相場が安定していることから日量770万バレルの減産目標を年末まで続ける現行の合意に修正はない見通し。午後に入ると、ドル建て現物相場の一段高を受けて堅調となった。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが105~117円高、ゴールドスポットが109円高、銀が1.3円安~5.7円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値159.3円(前日比+0.8円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、小幅まちまち。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、買いが先行した。だが、日中取引の上海ゴムが軟化したことをから、売り物がちの展開となっており、一部限月がマイナスサイドに沈んでいる。本日は、期近が2.5円超の下落となっており、下げ幅の大きさが目立っている。これは、前日の取引で、4.6円もの上昇をした反動とみられる。産地価格が上昇していることから、日本市場も期近主導の上昇となっているが、前日の上げ幅は大きすぎたようだ。一方、期先は小動きとなっている。先週末に発表された中国の経済指標は、事前予想を下回る内容となった。先高期待も徐々に広がっているが、期先を積極的に買い進むような状況ではないだろう。午後の終盤になると、上海ゴムが再び地合いを引き締めたことから、期近2本を除いてプラスサイドを回復して引けた。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比3.0円安~0.4円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同0.4円高の176.9円、TSR20の1月限は変わらずの131.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23590円(前日比+110円)とうもろこしは、概ね堅調。先限21年9月限は、2万3730円まで上昇した後に値を落としながらも2万3600円台半ばを維持。序盤は買いがした後にシカゴ夜間の小反落を受けた転売が見られた後は限られたレンジ内での高下となっている。目先の買い一巡感が強く頭の重さを窺わせるが、底固い展開。今日は概ね堅調。先限21年9月限は序盤に7月10日の高値を上抜いて2万3730円の高値を付けたが、その後はシカゴ夜間が小安い足取りを演じたことで転売が見られている。午後は期先は買い優勢だったが、高値からは上げ幅を縮小した。


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