夕刊:2020/08/19

大阪金は引け際に緩む。日経平均株価はこじっかり。オイルは小幅安。

為替

前場のドル円は105.10円付近まで下げた。新型コロナウイルスの流行が収まらないことや、米大統領選のリスクを意識したドル売りが対主要通貨で続いているものの、米長期債利回りの下げが一巡すると、ドル円の下げは一服した。昨日、2018年5月以来の高値をつけたユーロドルは1.19ドル前半で上げ一服。ドル円に連動しクロス円は下げ一服。ユーロ円は125.93円付近、ポンド円は139.71円付近、NZドル円は69.67円までプラス転換した。午後のドル円は105.60円まで買い戻しが入る展開。午前までのドル売りが一巡したほか、クロス円での円売りも持ち込まれている。米国における新型コロナウイルスの新規感染者数は17日に約3万5000人となり、6月以来の低水準となった。安堵するような水準ではないものの、死者数の伸びは抑制されており、やや楽観的な方向に傾いたようだ。ドル円に連動し、ユーロ円は126円台を一時回復。ポンド円は139.95円付近まで上昇と、しっかりした動きに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比59.53円高の23110.61円。前引けの日経平均株価は前営業日比50円68銭高の2万3101円76銭と反発。東証1部の売買高概算は4億4742万株、売買代金概算は8334億8000万円。値上がり銘柄数は908、対して値下がり銘柄数は1110、変わらずは134銘柄だった。きょう前場の東京株式市場では強弱感が対立し日経平均は前日終値を挟み方向感の定まりにくい動きとなった。朝方は安かったものの、その後は下げ渋り前場後半はプラス圏で売り物をこなした。外国為替市場でドル安・円高基調にあることは警戒されているものの、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数やS&P500指数が最高値に買われた流れで徐々にリスクを取る動きが優勢となった。売買代金は低調で1兆円台を下回っている。午後は底堅い動きを見せて上昇に転じた。安寄り後は上昇に転じてものの陽線引けとなった。23,000円の節目を一時割り込んだものの、同節目近辺では底堅い動きを見せて堅調な動きとなった。

貴金属

金先限帳入値6750円(前日比-33円)銀先限帳入値93.4円(前日比-1.4円)白金先限帳入値3239円(前日比-36円)パラジウム先限帳入値7325円(前日比+1円)金は総じて軟調。金は1ドル=105円台前半の円高に加え、ドル建て現物相場が2000ドルを割り込んだことを受けて売り圧力が強まり朝寄り後は2ケタ安で推移していたが、円高に一巡感が強まるなか押し目を買われて下げ幅を縮小。銀はニューヨークの堅調にもかかわらず期先は金に追随安となった。ドル・インデックス指数は米国時間にかけて下落し2018年5月以来の水準まで低下した。米国では依然として新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、米議会で行われている追加支援策の協議が難航していることで米経済見通しに対する不安感が強まっていることがドルを手放す動きを促している。米経済の見通し不安感はリスク回避の動きを強めるため、金と同様に安全な投資先となる長期金利市場へと資金が流入することが見込まれるが、長期債へ資金が流れ込めば金利が低下することになり、長期低金利見通しがさらに強まることになる。今後の金利見通しに加え、安全な投資先に対する需要動向を窺うためにも19日じ実施される20債の大型入札の動向が注目される。午後に入ると、ドル建て現物相場の一段安から軒並み軟調に推移し、期先2本が30円超の下落で引けた。銀はニューヨーク高も先限が現物安、円高を受けて売り優勢。期先4月限は先限につれ安となった。前営業日比は、金標準、金ミニが33~17円安、ゴールドスポットが12円安、銀が1.4円安~3.9円高。

石油

原油先限帳入値30450円(前日比-170円)ガソリン先限帳入値40090円(前日比-510円)灯油先限帳入値43150円(前日比-450円)東京石油市場は売り優勢。前日の海外原油は高安まちまちだったが、円高やニューヨーク時間外取引の下げが重しとなっている。円相場は1ドル=105.10円付近まで一時円高・ドル安が強まった。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計では原油在庫が減少したことは好感されておらず、ガソリン在庫が増加したことが嫌気されている。午後は総じて続落、原油は当限を除き小幅安。前日の海外市場で一時1ドル=105円台前半まで円高が進展した為替は再び105円半ばまで戻しすなか、前日の海外原油先物は、小幅にニューヨーク原油安のブレント原油高となったが、この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は下落していることで、東京石油の上値は重くなった。この日のドバイ原油の現物も弱含みで推移している。主要3油種では、前日に続き製品の下げ幅が相対的に大きくなる一方、原油の下げ幅が抑制されて、クラックスプレッド(製品と原油サヤ)がさらに縮小した。なお、原油は当限が前日同様、唯一小幅高で引けた。前営業日比は、ガソリンが820~290円安、灯油が740~350円安、軽油が出来ずだが、名目値で100円安。原油が170円安~60円高。中京ガソリンは変わらず~200円高、灯油は10円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値176.5円(前日比-0.4円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、小幅安。寄り付きでは、上海夜間や円高を映し、売りが先行した。ただ、その後は、様子見気分が強く、きょうの安値圏でのもみ合いとなっている。産地相場は、供給不安を背景に地合いを引き締めているが、日本市場、上海市場ともの上値を試すような場面にはなっていない。産地の供給不安も、材料としては、新鮮味に欠けるうえ、新型コロナウイルス禍からの景気回復には、時間がかかるとの見方が広がる中、積極的な買いは入りずらくなっているようだ。取引終盤は上海ゴムが地合いを引き締めると、買いがやや優勢となり、期近2本は薄商い中、プラスサイドに振れて取引を終えた。大引けのRSS3は、前営業日比0.4円安~1.8円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同0.4円安の176.5円、TSR20の2月限は変わらずの131.0円、

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23330円(前日比-260円)とうもろこしは、概ね下落。シカゴコーンが前日の下落に続き、夜間取引で売り優勢で推移や、1ドル=105円台前半まで円高進行を受け、軟調に推移。先限は2万3230円まで下落。21年9月限の発会値2万3220円をかろうじて維持しているが、2万32000円台で低迷。出来高はさほど多くないが、21年9月限は発会値2万3220円近くまで軟化し、総強気ムードが後退。ただし先限つなぎ足では14日間の相対力指数(RSI)が57台で推移するなど、まだ強気。この後も戻りは弱く推移と予想。当面は21年9月限が発会値を維持できるかに注目。取引終了間際に円相場が105円台半ばに反落で下値を切り上げた。前営業日比は270円安~90円高。先限は同260円安の2万3330円。


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