夕刊:2020/08/24

日経平均株価は小幅高。大阪金は軟調。オイルも軟調。ドル円は105円後半で日中は終始動きなし。

為替

ドル円は小動き。ドル円は序盤に105.94円付近まで強含んだが、上値は重く、106円台回復には至らなかった。ユーロ円は124.98円付近まで強含んだが、124円後半で上値は重い。豪ドル円は午前9時30分ごろに75.72円近辺まで弱含んだが、その後は75.90円前後まで値を戻している。豪ビクトリア州において、これまで最大で6カ月の非常事態宣言の期間を、最長で1年6カ月まで延長することができる法案が可決。また、豪州のフライデンバーグ財務相が23日、9月末までに実質的な失業率が13%を上回るとの見通しを示したと報じられている。国内第2の都市メルボルンで新型コロナウイルスの感染第2波を受け、ロックダウン(都市封鎖措置)が再導入されたことが背景。しかし、これらのニュースに対する為替市場の反応は鈍い。午後のドル円は105円80銭前後での推移。週明けの東京市場は105円台後半での推移が続いている。前週末の海外市場ではドル高が優勢も、NY市場午後にポジション調整のドル売りが入り、105円台後半で週の取引を終えたドル円。週明けはほぼ同水準での推移から、オセアニア市場で少しドル売りが入ったものの、朝方はいったんドル買いの動きが優勢に。もっとも高値は105円94銭までと、106円手前の売りに上値を抑えられた。その後はいったんドル売りが優勢となり105円70銭割れ、ただ、先週末NY市場朝の安値に届かずと、押し目は限定的。その後は午後にかけてドル買い円売りの動き。午後の高値も105円90銭を超えてきたが、朝の高値には届かずもみ合いと、上下ともにレンジを超えるような勢いが見られず。ユーロドルは1.1800を挟んでの振幅。前週末NY午後のドル売り局面で上昇を見せたものの1.1800を付けきれずに週の取引を終えたユーロドル。朝方あっさりと1.18台に乗せたものの、そこからの買いは一息、その後は1.1800を挟んでの推移が続いた。午後に入って1.1780台まで調整売りの場面もすぐに値を戻し1.18台を回復という展開に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比65.21円高の22985.51円。前引けの日経平均株価は前週末比76円67銭高の2万2996円97銭。東証1部の売買高概算は3億8608万株、売買代金は約7833億円。値上がり銘柄数は908、値下がり銘柄数は1149、変わらずは115銘柄だった。前週末21日の米国株市場はNYダウが反発し、ナスダック、S&P500種指数は最高値を更新したが、日経平均株価の上値は重く小幅安でスタートした。ただ、午前10時以降は下値を拾う動きが強まり、日経平均は値を上げた。機械や小売り、情報通信、証券、化学などが高く、ゴムや海運、鉄鋼、空運などが安い。午後は売り一巡後は上昇に転じた。23,000円近辺で一進一退の動きが続いた。突っ込んだところでは買いに支えられやすいものの、上昇の動きも限定的となっており、方向感が出にくい状況となっている。また、日足チャートで見る限りはほぼ横ばいに近い動きとなっている。

貴金属

金先限帳入値6584円(前日比-24円)銀先限帳入値89.6円(前日比-2.8円)白金先限帳入値3130円(前日比+10円)パラジウム先限帳入値7410円(前日比+13円)金、銀は総じて下落。金はドル建て現物相場の下落を受けて優勢で始まった。その後は、ドル高を受けて軟調となったが、売り一巡後は下げ一服となった。銀はニューヨーク安を受けて軟調となった。欧米の購買担当者景気指数(PMI)を受けてドル高となった。8月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.6となり、前月の54.9から低下した。事前予想は54.9。特にサービスが失速した。一方、8月の米総合PMI速報値は54.7と、2019年2月以来の高水準となった。ただ27日のジャクソンホール会合を控えて米国債の利回りが低下し、ドル高が一服した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融政策の枠組み見直しについて講演する予定である。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服を受けて安値から戻した。銀はニューヨーク安を受けて軟調となった。前営業日比は、金標準、金ミニが36~19円安、ゴールドスポットが33円安、銀が3.1円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値30020円(前日比-400円)ガソリン先限帳入値40060円(前日比-350円)灯油先限帳入値42090円(前日比-860円)東京石油市場は原油、灯油が総じて下落。戻り鈍く軟調に推移。ガソリンは先限に続き、期先1月限がつれ高。21日の海外原油安から売り優勢だが、全体的に見送りムード。日中取引開始後、東京原油先限は3万0040~3万0190円でもみあい。午前9時半以降は3万0100円を挟んで推移。中国と並ぶアジアの新興消費大国であるインドの新型コロナウィルスの累計感染者数が300万人を超えた。8月の1日当たりの感染者数は連日、7万人近くを記録し、米国、ブラジルを抜き世界で一番多い。インドは今世紀に入り、高度経済成長に伴い、自動車市場が急拡大したが、昨年は販売台数が5年ぶりに前年割れとなった。今年は感染拡大の悪影響もあり、さらに苦戦を強いられている。インドの自動車市場は、中国よりも伸びしろはあると思われていただけに原油価格の上昇の足カセになる不安あり。午後の石油市場は総じて下落。為替が1ドル=105円台後半までやや円安に振れるなか、21日の海外原油先物が下落したことに圧迫された。週明けのアジアの時間帯の夜間取引が強含みで推移していることに下値は支えられた。主要3油種では、灯油の下げ幅がやや大きくなった。原油先限は3万円の節目を挟んだもみ合いとなり、引けはもみ合いレンジのほぼ中央だった。前営業日比は、ガソリンが390円安~変わらず、灯油が860円安~変わらず、軽油が出来ずだが、名目値で300円安。原油が400~80円安。中京ガソリンは500円安~90円高、灯油は800円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値174.8円(前日比+1.5円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、期近安・期先高。寄り付きでは、上海夜間安や最近の弱地合いを継続し、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことを受けて、期先3本は買いが先行し、プラスサイドに振れている。今日のゴムRSS3は、序盤に171.7円まで軟化する場面があった。ただ、引き続き、170円に接近すると、押し目を拾われる展開となっている。期近が163円前後で推移していることから、171円台というのは、少し下げ過ぎである。このため上海ゴムが地合いを引き締めると、期近は反応しなかったものの、期先は敏感に反応し、174.2円まで水準を引き上げる場面があった。期近が160円を割らなければ、期先の下値は170円前後となりそうだ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23410円(前日比+150円)コーンは、期中先が上昇。21日のシカゴ期近高、1ドル=105円台後半の円安から買い優勢。期先2本は2ケタ高で推移後、先限が上げ幅を拡大し、130円高の2万3390円まで上げ幅を拡大。シカゴ夜間取引が買い優勢となり、堅調に推移していることが支援材料。先限は21日の高値2万3370円をわずかに超えた。まだ中立状態で強気相場に再転換とは言えないが、取組高の多い期先7月限の2万3000円割れ不安が後退していることで先限での売りも手控えムード。午後から終盤にかけても閑散に売りなしで3ケタ高で推移。上げ幅を縮小したが、2万3400円台を維持した。シカゴ夜間取引が買い優勢となり、堅調に推移していることが支援材料。


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