夕刊:2020/08/25

日経平均株価は大幅上昇。オイルは続伸。大阪金は小幅高。ドル円は106円を行ったり来たり。

為替

ドル円は106.05円付近まで強含んだ後、105.87円レベルまで押し戻されている。前日からの米国金利上昇を背景にしたドル買い戻しが一巡しているほか、106円台では戻り売り圧力が強い。また、米国株先物が時間外取引で上げ幅を広げており、リスク選好のドル売りもドル円の下落につながっている。ポンド円は138.82円付近まで、ポンドドルも1.3109ドル付近まで上昇。EU(欧州連合)との貿易交渉に前進が見られないという理由で前日はポンドが全面安となっていたが、本日はその買い戻しが入っているもよう。豪ドル/ドルは0.7183ドル付近まで上昇。米国政府から、米中の第1段階貿易合意について双方が進展を確認したとの見解が示されたことが豪ドル買いとなっている。中国と米国の閣僚が25日午前に電話協議を行い、通商協議の「第1段階」合意を履行することで一致したと伝わっている。午後のドル円は106円ちょうど前後での推移。朝方株高の動きを受けて106円台を回復も、すぐに利益確定の売りが入り105円台に値を戻した。もっとも押し目は105円87銭までと限定的。その後は午後にかけてじりじりと上昇する展開で106円台を再び回復している。株高の動きが円安を誘っていろい、ユーロ円も124円台から125円20銭台まで上値を伸ばした。豪ドル円が75円台から76円10銭台に上昇するなど、全般にしっかりとした展開に。ユーロドルが朝の1.1780台から1.1811台まで上昇するなど、ドル円を除くとややドル安の展開で、リスク選好の動きが目立っている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比311.26円高の23296.77円。前引けは前日比392円96銭高の2万3378円47銭。東証1部の売買高概算は6億1488万株、売買代金は約1兆358億円。値上がり銘柄数は1706、値下がり銘柄数は396、変わらずは69銘柄だった。日経平均株価は大幅高。前日のNYダウが378ドル高と急伸。新型コロナウイルスに対する新たな治療法が認可されたことなどを好感された。この米株高の流れに乗り、東京株式市場も大きく買われている。幅広い銘柄に買いが入るなか、特に空運や陸運、機械など景気敏感株の上昇が目立った。午後は高寄り後は一段と上値を伸ばしたが、買い一巡後は上げ幅を縮小した。終盤にかけて上げ幅を縮小して、上ヒゲの陽線となった。23,400円台まで上昇して、2月21日以来の高値圏まで上値を伸ばした。

貴金属

金先限帳入値6590円(前日比+6円)銀先限帳入値89.8円(前日比+0.2円)白金先限帳入値3171円(前日比+41円)パラジウム先限帳入値7476円(前日比+66円)金、銀は総じて反発。金はニューヨーク安と円安を受け、まちまちで始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて地合いを引き締めた。銀はドル建て現物相場の上昇や円安を受けて堅調となった。ドル安が再開したが、ニューヨーク市場で株高・ドル高となったことを受けて戻りを売られた。米食品医薬品局(FDA)が、コロナ感染症治療での血漿治療法の緊急使用を許可し、株高に振れた。S&P500とナスダックが最高値を更新し、ドルが買い戻された。アジア市場では、米中の第1段階の貿易合意について、双方が進展を確認したと伝えられ、ドル安に振れたことが下支えとなった。当面は27日のジャクソンホール会合が焦点になっている。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融政策の枠組み見直しについて講演する予定であり、インフレ率目標導入が示唆されるかどうかが注目されている。午後に入ると、ドル建て現物相場の戻りは鈍いが打診買い先行ムードで複数の限月が10円超の上げ幅を維持して推移。しかし終盤に現物相場の軟化で期先が小安くなる場面があった。引け前は小じっかりと推移し、期先2月限を除き小高く引けた。円小幅安や現物相場の底堅さが支援材料。銀は期先2本が現物相場の下げ止まり感、円小幅安から買い優勢。高値を離れたが、0.2~0.6円高で引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが6円安~8円高、ゴールドスポットが8円高、銀が4.1円安~0.6円高。

石油

原油先限帳入値30580円(前日比+560円)ガソリン先限帳入値40840円(前日比+780円)灯油先限帳入値43100円(前日比+1010円)東京石油市場は上昇。序盤から24日の海外原油高から買い優勢となる限月が目立つ。原油先限は夜間取引の引け値と同水準で推移後、ジリ高となり、3万0500円まで上昇。閑散に売りナシ商状ながら、ほぼ高止まり商状。ガソリン、灯油は引き続き、まばらな商いのなか、序盤、2品とも先限が上昇。灯油は先限以外、出合いがなく取引が成立していないが、ガソリンは2番限以降は出合いのない期中11月限を除き大幅高。石油市場は総じて反発。為替が1ドル=106円近辺まで再び円安に振れるなか、前日の海外原油先物が小反発となったことに支援された。また、この日のドバイ原油の現物も堅調に推移している。主要3油種では、前日やや下げ幅が大きかった灯油の期先の需要期限月の上げ幅がやや大きくなった。前営業日比は、ガソリンが250~780円高、灯油が変わらず~1010円高、軽油が出来ずだが、名目値で500円高。原油が160~560円高。中京ガソリンは変わらず~500円高、灯油は変わらず~380円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値176.3円(前日比+1.5円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、上昇。寄り付きでは、上海夜間高や株高を好感し、買いが先行する展開となった。ただ、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが高値圏でもみ合いとなっていることから、やや伸び悩みをみせている。なお、今日、納会を迎えて8月限は、まだ約定していない。先限は、序盤に178.7円まで上昇し、7日の高値179.4円に接近した。産地相場も上昇を続けているうえ、上海ゴムも水準を引き上げており、上値を試す環境は整っている。7日の高値179.4円を上抜くと、いよいよ180円乗せを試すことになる。180円台には、現時点では特に目立った抵抗線が見当たらないことから、節目の185円、さらには190円を意識した展開になりそうだ。期先限月は上げ幅を縮小させる一方で、納会を迎えた8月限が大幅高となったことから、期近限月は地合いを引き締めた。TSR20は、出来ず。RSS3号8月限は、前日比4.7円高の170.7円で納会となった。大引けのRSS3は、前営業日比0.9~6.0円高、TSR20は同変わらず。RSS3号1月限は同1.5円高の176.3円、TSR20の2月限は変わらずの131.0円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は25590円(前日比+180円)とうもろこしは期中先が続伸。24日のシカゴ期近続伸、米国産コーンの作柄悪化から買い優勢。先限が2万3650円で頭打ちとなるなど、伸び悩んでいるが、堅調に推移。先限が2万3600円割れとなっているが、この後も150円超の上げ幅は維持か。近日中に先限が18日の高値2万3730円超えができるかがポイント。午後は伸び悩み、2万3600円台は維持できなかったが、堅調に引けた。前営業日比は変わらず~180円高。先限は同180円高の2万3590円。


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