夕刊:2020/08/26

大阪金は軟調で元気なし。日経平均株価は小幅安。オイルは反発。ドル円は106円台半ばで推移。

為替

ドル円は106.56円付近まで強含んだ後、106円台半ばでもみ合い。前日のロンドン市場からドル買いが進み、ニューヨーク市場中盤に一服したが、東京市場に入って再びドル買いとなった。材料難のなかで米国株先物の上昇が材料視されたもよう。ただ、前日高値を更新できなかったことから、その後は伸び悩んでいる。クロス円は全般に、東京序盤では円安に振れたが、日経平均株価の下げ幅拡大につれて、じり安となった。ユーロ円は序盤に126.14円付近まで強含む場面があったが、その後125円台後半に軟化。NZドル円は69円台後半でもみ合い。ニュージーランド証券取引所はサイバー攻撃を受けたため、前日に続いて本日の取引を停止した。しかし、為替市場への影響は限定的。午後は106円40銭前後での推移。昨日のNY市場で106円58銭まで上昇。その後少し調整が入って迎えた東京市場でも朝方に106円56銭を付ける動きが見られた。もっとも高値はそこまで。その後はやや頭の重い展開となり、午後に106円34銭まで値を落とす場面も。もっとも値幅的にはかなり限定的で、下値しっかり感も。朝の円安進行で前日海外市場の高値を超えて126円14銭まで上昇したユーロ円は、ドル円以上に調整が進み125円58銭まで。一斤上昇に対する調整が大きく入った。米10年債利回りが上昇したことでドル円を除いてドル買いが強まり、ユーロドルが1.1839から1.1807まで値を落としたことも、ユーロ円の重石に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比5.91円安の23290.86円。前引けの日経平均株価は前日比39円60銭安の2万3257円17銭。東証1部の売買高概算は4億2367万株、売買代金は約8349億円。値上がり銘柄数は649、値下がり銘柄数は1385、変わらずは129銘柄だった。日経平均株価は4日ぶりの反落。NYダウの下落に加え、日経平均株価は前日300円強上昇し新型コロナウイルスの感染拡大で2月に急落する前の水準まで値を戻したこともあり、上値では利益確定売りが出て頭を抑えられている。午後に入って、安寄り後は上昇に転じたものの、その後は前日終値付近でのもみ合いが続いた。手掛かり材料に乏しく、前日終値を挟んで小動きに終始した。5日移動平均線や10日移動平均線は上向きで推移している。

貴金属

金先限帳入値6570円(前日比-20円)銀先限帳入値89.3円(前日比-0.5円)白金先限帳入値3163円(前日比-8円)パラジウム先限帳入値 出来ず。金、銀は総じて続伸。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟調に上値を抑えられたが、押し目は買われた。銀は円安を受けて期先2本が堅調となった。好調な米住宅市場を受けて手じまい売りが出た。7月の米新築一戸建て住宅販売戸数は前月比13.9%増の90万1000戸となり、2006年12月以来約13年半ぶりの高水準となった。金ETF(上場投信)から投資資金が流出し、手じまい売り主導の調整局面を継続している。25日のSPDRゴールドの現物保有高は前日比3.505トン減の1248.873トンとなった。一方、8月の米消費者信頼感指数は84.8と、前月の91.7から低下した。雇用の悪化などを受けて先行き懸念が残っている。ドル安見通しが強く、当面はどのタイミングでドル安に転じるかを確認したい。金先限は日中取引で6612円まで上昇した。ニューヨーク安となったが、円安が支援要因になった。円相場は1ドル=106円台半ばの円安に振れた。銀先限は90.6円まで上昇した。午後に入ると、ドル高を受けて上げ一服となり、まちまちで引けた。銀は円安を受けて期先2本が高寄りしたが、ドル高を地合いを緩め、マイナスサイドに転じた。前営業日比は、金標準、金ミニが20~3円安、ゴールドスポットが14円安、銀が3.3円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値30910円(前日比+330円)ガソリン先限帳入値41440円(前日比+600円)灯油先限帳入値43800円(前日比+700円)東京石油市場は総じて上昇。25日の海外原油続伸、円安から買い優勢。原油先限は3万1000円で寄り付いたが後、概ね3万0900円台で推移。ガソリン21年3月限は4万1660円で発会し、その後、値動きなし、灯油の同限月は未だに出合わず。東京原油は堅調に推移。夜間取引で先限が3万1170円まで上昇。先限つなぎ足として3月9日以来の高値をつけた。日中取引は3万1000円で上げつかえたが、強地合いが緩むこともなく、3万0900円水準で推移。ニューヨーク原油時間外取引が弱含んでいるが、圧迫要因程度でほとんど弱材料にはなっていない。午後の石油市場は続伸。為替が1ドル=106円半ばまで円安に振れているうえ、前日の海外原油先物が続伸したことに支援された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引は小幅なもみ合い。また、この日のドバイ原油の現物は上昇した。主要3油種では、最終取引日が近い原油8月限のみ2ケタ高となったが、他限月は軒並み3ケタ高。また、製品の新甫3月限が発会したが、ガソリンは2月限に対して上ザヤ、灯油は下ザヤと季節性を映した展開。ただ、灯油新甫は約定せず名目値での帳入れとなった。前営業日比は、ガソリンが500~750円高、灯油が420~960円高、軽油が出来ずだが、名目値で300円高。原油が70~530円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は出来ず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値181.5円(前日比+0.0円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、期近主導で軒並み高。寄り付きでは、最近の産地高を好感し、買いが先行する展開となった。ただ、買い一巡後は、日中取引の上海ゴムが地合いを緩めていることもあり、伸び悩んでいる。新甫2021年2月限は、一時180.3円まで上昇し、2月28日以来の180円乗せとなった。現時点では、180円台に目立った抵抗線はみられないことから、勢いを持って買いあがった場合、節目の185円や190円を意識した展開となりそうだ。ただ、直近の上昇は、期近主導であり、期先の買い意欲が高まるには、新規の買い材料が必要だろう。午後に入って、日中取引の上海ゴムが地合いを緩めたことから、伸び悩む場面もあったが、終盤にかけて期近を中心に一段高となった。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比3.1~7.5円高、TSR20は同変わらず。RSS3号新甫2021年2月限は179.0円で発会後、181.5円で引けた。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23630円(前日比+40円)とうもろこしは3ケタ続伸。前日25日のシカゴが大幅続伸、円相場が1ドル=106円台半ばに下落、強気のテクニカル要因を背景に買い先行。先限は今月18日の高値2万3730円超えとなり、2万3840円まで上値を伸ばした。先限つなぎ足で3月6日以来、約5カ月半ぶりの高値をつけた。最も取組高の多い期先7月限は2万3640円まで上げ幅を拡大。シカゴ夜間取引は横バイながらも高止まりとなり、なお上値の余地が感じられる。天候相場の後半~終盤にかかる時期になり、豊作観測が後退。午後は期先3本は上げ幅を縮小。期先7、9月限は2ケタ高まで上げ幅を削って引けた。前営業日比は変わらず~260円高。先限は同40円高の2万3630円。


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