夕刊:2020/09/02

本日、大阪金は反落。日経平均株価は反発。オイルは小幅高。ドル円は106円を挟む展開。

為替

午前中のドル円は106.13円付近まで強含み、前日高値106.15円近辺の更新を視野に入れている。米債利回りの上昇で、全般的にややドル買い優勢となっている。ユーロドルは1.1892ドル付近まで、ポンドドルは1.3366ドル近辺まで下落した。ユーロドルの1.19ドル割れを受けてユーロ円が126.09円前後まで下落するなど、ユーロは対主要通貨で弱含みの展開になっている。ユーロドルが前日に1.2ドル台に乗せた達成感のほか、レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事の「ユーロドルのレートは重要」という発言をしたことで、引き続き1.2ドルを超えるとECBがけん制して来るとの警戒感がユーロ売りにつながっているようだ。豪ドル円は77.79円近辺まで下落し、その後も戻りは鈍い。午前10時30分に発表となった豪州の第2四半期・実質国内総生産(GDP)が市場予想を超える悪化となったことが嫌気されている。午後はドル高が進んで迎えた。ドル円は前日のNY午前に指標結果を受けて106円15銭まで上昇。高値から調整も105円90銭台でのもみ合いとなって東京朝を迎えた。東京午前にも106円10銭台まで上昇も、前日の高値を超えず、午後は106円00銭台を中心とした推移が続いている。昨日の海外市場で一時1.2010台までと心理的節目として強く意識されていた1.20超えを示現した後、米指標結果などを受けたドル買いに1.1900台まで値を落としたユーロドルは、午前中のドル高進行に1.18台を付ける動きとなったが、1.19割れでの売りには慎重で、その後すこし値を戻し午後は1.1900台での推移が続いた。全般にドル高基調が継続も、金曜日の雇用統計を前に積極的なドル買いを仕掛ける動きも見られず。ユーロドルは1.20超えをいったん付けたことで一服感が出ているが、ユーロ売りを強める地合いにもならず。ポンドドルもユーロドル同様にNY市場での安値をわずかながら割り込む動きも1.3365近辺まで。午後は1.33台後半でのもみ合いに。クロス円はやや蚊帳の外。ユーロ円は126円20銭前後での推移。午前中にドル円の高値からの下げに際して126円10銭割れを付けたがすぐに値を戻して、午後は狭いレンジでもみ合いに。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比109.08円高の23247.15円。前引けの日経平均株価は前営業日比70円48銭高の2万3208円55銭と反発。東証1部の売買高概算は4億7991万株、売買代金概算は8831億6000万円。値上がり銘柄数は1030、対して値下がり銘柄数は1031、変わらずは110銘柄だった。きょう前場の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開。前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数が揃って上昇し、ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新したことを受け、主力株中心に出遅れ修正狙いの買いが流入した。米景気回復に対する期待が株高を後押ししている。ただ、国内政局などの動向を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は戻り売りに押され伸び悩んだ。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ一致した。午後はプラス圏でのもみ合いとなった。高寄り後はあまり上値を伸ばせず、その後はプラス圏で一進一退の動きとなった。水準的には最近のレンジ内でのもみ合いを見せることとなった。25日移動平均線は緩やかな上向きで推移している。

貴金属

金先限帳入値6705円(前日比-52円)銀先限帳入値95.3円(前日比-1.8円)白金先限帳入値3207円(前日比-18円)パラジウム先限帳入値7840円(前日比+151円)金、銀は総じて反落。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現物相場の軟調を受けて下げ幅を拡大した。銀もドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢となった。8月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は速報値から変わらずの51.7となった。2カ月連続で50の節目を上回り、製造業の景況感が回復基調にあることを示した。ただ8月のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値は前年同月比0.2%低下し、事前予想の0.2%上昇から予想外に低下した。エネルギー価格が急落した。一方、8月の米ISM製造業景気指数は56.0と、前月の54.2から上昇し、2018年11月以来の高水準になった。新規受注指数が大きく伸び、3カ月連続で上昇した。予想以上の米ISM製造業景気指数を受けてドル高に転じ、金の上値を抑える要因になった。午後は、円相場が1ドル=106円台前半に下落したが、ドル高で現物相場が1960ドル台前半に軟化したため、期近が70円超、期中から期先は50円前後の下げで推移。午後の取引は戻り鈍く、概ね50円超の下落で引けた。銀はニューヨーク小幅続伸にも現物安から期先2本が売り優勢。前営業日比は、金標準、金ミニが67~50円安、ゴールドスポットが73円安、銀が1.8円安~3.9円高。

石油

原油先限帳入値30870円(前日比+280円)ガソリン先限帳入値45510円(前日比+410円)灯油先限帳入値44390円(前日比+620円)東京石油市場は堅調。米ISM製造業景気指数が一段と上昇したことや、米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油や石油製品の在庫が減少したことが好感されている。時間外取引でニューヨーク原油が堅調に推移していることや、円相場が1ドル=106円前半で円安推移していることも支援要因。ただ、世界的に新型コロナウイルスの流行は収まっておらず、需要の下振れ懸念が根強いことから、石油市場の上値は限定的。午後は総じて上伸。為替が1ドル=106円水準まで円安に振れるなか、前日の海外原油先物が小幅高となり、このアジアの時間帯の夜間取引でさらに強含みに推移していることに支援された。この日のドバイ原油の現物は小幅なもみ合いとなっている。主要3油種では、灯油の期先中心に製品の上げ幅やや大きくなり、総じてクラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が小幅に拡大した。前営業日比は、ガソリンが230~470円高、灯油が変わらず~620円高、軽油が出来ずだが、名目値で500円高。原油が180~320円高。中京ガソリンは出来ず、灯油は600円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値196.1円(前日比-0.6円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、期先2本を除いて続伸。寄り付きでは、産地相場の上昇を背景に買いが先行した。ただ、その後は、期先は売りがやや優勢となり、先限はマイナスサイドに沈んでいる。ゴムRSSは、連日、産地高を背景に期近を中心に大きく水準を引き上げている。ただ、投機色が強いと言われる上海ゴムは、日本市場やタイ現物価格のような上昇はみられない。上海ゴムの中心限月の1月限は、1万3000元の節目に接近しているが、同水準では上値が重くなっており、2月21日の高値1万3160元を上抜けずにいる。天然ゴムの最大の消費国は中国であり、同国の投資家が、上海ゴムを積極的に買ってこないのは、気になるところではある。午後は、需給ひっ迫懸念を背景に一段高となったが、期先は売りがやや優勢となり、先限はマイナスサイドに沈んだ。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比0.6円安~8.7円高、TSR20は同変わらず。RSS3号2月限は同0.6円安の196.1円、TSR20の2月限は同変わらずの131.0円で引けた。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23710円(前日比-30円)とうもろこしは小幅高。序盤から前日のシカゴ高、1ドル=105円台後半の円安を背景に買い優勢。場中、シカゴ夜間取引が小幅続伸、106円台前半に円が下落しているが反応薄。見送りムードが強く、閑散に売りなしの中を堅調。シカゴ夜間取引が小幅高で推移し、修正安終了ムードも盛り上がりを欠く展開。先限は2万3800円超えとなると、2万3850円前後までジリ高となると予想するが、その気配は今のところ感じられず。この後はジリ高の可能性を残しながらも小幅高で推移か。午後は先限が軟化で方向性を欠く展開になり、期先7月限も小安く引けた。


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