夕刊:2020/09/04

大阪金は小幅安。日経平均株価もダウに連れ安。オイルは軟調で為替は106円の前半で行ったり来たり。

為替

ドル円は106.06円付近まで弱含んだ後、106円台前半で重さがみられる。前日に106.00付近まで下落した後はショートカバーで下げ渋っているが、戻りは鈍い。米国雇用統計の発表を日本時間今夜に控えて、模様眺めの様相となっている。ポンド円は141.15円近辺、ポンドドルは1.3296ドル近辺まで上昇し、やや強含みの展開。前日は2日のベイリー英中銀(BOE)総裁の議会証言を受け、英中銀がマイナス金利を採用するのではとの思惑が再び広がり、ポンドは対主要通貨で弱含みとなっていた。その動きが一服し、買い戻しが優勢となっているもよう。午後の為替市場は、NY市場での米雇用統計発表を前に様子見ムードが強い展開となった。ドル円は106円台前半での推移が続いた。前日の海外市場でドル高が優勢となった後、ポジション調整のドル売りが優勢な流れに。ドル円は106円台半ば超えを付けた後、NY市場午後に106円00銭前後まで値を落とした。東京市場では106円10銭台を中心としたもみ合いが続いた。朝方少しドル売り円買いが優勢な場面見られたが106円06銭までの下げにとどまった。その後の高値も106円22銭までとなっており、狭いレンジの中での取引に終始、午後は106円13銭から22銭までとさらに狭いレンジで膠着する展開に。ドル円同様に昨日の海外市場で1.18割れから1.1865までとドル買い一服でのユーロ高ドル安が進んだユーロドルは、東京市場で1.1850を挟んでのもみ合いとなった。午後は1.1841-1.1853の狭いレンジでの取引に。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比260.10円安の23205.43円。前引けの日経平均株価は前日比224円58銭安の2万3240円95銭。東証1部の売買高概算は5億3109万株、売買代金は約9405億円。値上がり銘柄数は662、値下がり銘柄数は1401、変わらずは107銘柄だった。前日のNYダウが一時1000ドル超安と急落したことを受け、日経平均株価は前日比300円を超す下落でスタート。米株式市場ではアップルなど主力IT関連株が売られており、東京市場でも半導体や電子部品株などに売りが膨らんだ。ただ、下値には買いが流入し売り一巡後は下げ渋る展開となった。午後はマイナス圏でのもみ合いとなった。終値は前営業日比260.10円安の23,205.43円。米株安を受けて安寄りすると、安値からは下げ渋りを見せた。前日に6か月半ぶりの高値圏まで上昇したことで、利益確定の売りに押されやすかったものの、突っ込んだところでは押し目買いの動きに支えられた。

貴金属

金先限帳入値6613円(前日比-8円)銀先限帳入値90.3円(前日比-2.1円)白金先限帳入値3063円(前日比-35円)パラジウム先限帳入値7880円(前日比+196円)金は小反発、銀は続落。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目が買われたことを受けてプラスサイドに転じた。銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢となったが、金の下げ一服が下支えになった。欧州中央銀行(ECB)のユーロ高に対する懸念からドル高に振れたことが圧迫要因になった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、欧州中央銀行(ECB)の高官がユーロ高を懸念していると報じた。ユーロが1.20ドルを達成し、利食い売りが出やすくなっている。ただ米連邦準備理事会(FRB)のインフレ容認が実質金利を低下させることからドル安見通しに変わりはない。金の手じまい売りが一巡し、ドル安が再開すると再び買われるとみられる。午後に入ると、ドル安一服を受けて小幅安となった。銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、金の下げ一服が下支えになったが、午後に入ると、戻りを売られた。前営業日比は、金標準が10円安~1円高、金ミニが10円安~1円高、ゴールドスポットが11円安、銀が5.5円安~変わらず。

石油

原油先限帳入値29680円(前日比-290円)ガソリン先限帳入値41210円(前日比-380円)灯油先限帳入値42740円(前日比-460円)午前の東京石油市場は軟調。米株式市場が急落したことや米新規失業保険申請件数の改善が遅れていることを背景に米国の需要回復見通しが悪化した。今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油需要が減少したこともあって懸念が広がった。時間外取引でもニューヨーク原油は下落している。円相場は1ドル=106円前半と、前日よりもやや円高水準にあるが、動意は限定的。日中取引開始後、東京原油先限は軟調。2万9660円まで下げたものの、下値は限られている。午後の石油市場は続落。為替は1ドル=106円台前半で小動きとなっているが、株安に振れるなか、前日の海外原油先物が小幅続落して、このアジアの時間帯の夜間取引も軟調に推移してることに圧迫された。また、この日のドバイ原油の現物も軟調に推移している。主要3油種ともに軟調だが、下げ幅は大きくなくこう着感が強かった。なお、前日3万円台を割り込んだ原油先限は一度も大台に乗せることなく推移した。前営業日比は、ガソリンが590~320円安、灯油が460~280円安、軽油が出来ずだが、名目値で300円安。原油が330~160円安。中京ガソリンは1300円安~変わらず、灯油は1500円安~400円高。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値180.0円(前日比-4.8円)TSR20先限帳入値 出来ずRSS3号は、続落。寄り付きでは、前日の上海夜間安や米株の急落を背景に売りが先行した。ただ、売り一巡後は、下げ幅をやや縮小させている。TSR20は、出来ず。先限は、一時178.6円まで下落し、8月31日の高値205.5円から26.9円もの下落となっている。現時点では、182円前後まで戻しているが、終値ベースで180円を割り込むようだと、170円まで支持らしい支持も見当たらないことから注意したい。また、産地価格も高値圏で推移しているが、やや上値が重くなっている。産地では「値が荷を呼ぶ」ことも多く、産地動向から目が離せない。午後は売り物がちの展開となった。先限は、一時178.6円まで軟化した。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比8.3~4.3円安、TSR20は同変わらず。RSS3号2月限は同4.8円安の180.0円、TSR20の3月限は同変わらずの150.0円で引けた。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23510円(前日比-130円)とうもろこしは、下落。出合いがない期近11月限を除き、売り優勢。期中3、5月限の下げが目立ち、350円安。先限は日中取引で2万3510円で買い拾われ、下げ幅を縮小も2万3600円が抵抗線となり、2万3500円台半ば~前半で安もちあい。シカゴ夜間取引が小反発で推移しているが、先限の下支え要因程度にとどまっている。シカゴ市場は天候相場の終盤を迎えているが、8月に入ってからの米国産コーンの作柄悪化で9月の米農務省(USDA)で今年の生産高、収穫見通しが8月の数字から下方修正される可能性大。加えて9月は収穫の季節。降霜なども材料視される。午後は期先は下値堅く2ケタ安で推移したが、先限が引け前にジリ安となり、2万3510円と顔わせし、日中取引の安値で引けた。前営業日比は400円安~変わらず。先限は同130円安の2万3510円。


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