夕刊:2020/09/15

日経平均株価は反落。大阪金は午後から値を伸ばす。オイルは小幅安。ドル円は105円半ばで推移。

為替

午前中の外為市場は、豪ドル円は77.26円付近まで、豪ドル/ドルは0.7312ドル付近まで強含んでいる。豪ビクトリア州のアンドリュース首相が、今週から新型コロナウイルス関連の規制を緩和すると発表。ほとんどの職場が再開されるとされ、好感した豪ドル買いが入っている。加えて、午前11時に発表となった中国の経済指標の好結果により、豪ドルは一段高となっている。ポンド円は135.42円近辺まで、ポンドドルは1.2815ドル近辺まで下落。英下院議会が開かれており、法案審議に関するニュースが早朝から断続的に伝えられている。政権の意向に沿った採決結果がある一方、英労働党が提出した国内市場法案を修正することが可能な法案は否決されており、先行き不透明感を嫌気したポンド売りが出ているもよう。ドル円は前日からのドル安の流れも相まって、105.61円前後まで下落。本日は5・10日(ゴトウビ)であるが、ドル需要は通常並みとされ、仲値にかけての上昇は105.73円前後までにとどまった。仲値通過後は弱含みとなっている。午後のドル円は106円60銭台での膠着相場が続いた。朝からのレンジは14銭にとどまっており、動きが見られない。その他通貨でドル売りの動きが広がっているが、米株先物の上昇などを受けたリスク選好でのドル売り円売りの流れとなっており、ドル円は方向性が出ず。ユーロは1.1899まで上値を伸ばした。1.19台での買いに慎重姿勢も午前中からのじりじりとした上昇基調が続いた。豪ドルやNZドルなどでの対ドル、対円の上昇も目立った。中国の小売売上高、鉱工業生産などの数字が予想を上回ったことで、対中輸出が大きい資源国通貨の買いにつながっている。豪ドルは午前につけた対ドルでの07270割れから0.7335前後まで上昇。豪ドル円は76円80銭割れから77円台半ば前後まで上昇。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は前日比104.41円安の23454.89円。前引けの日経平均株価は前日比132円00銭安の2万3427円30銭。東証1部の売買高概算は5億7709万株、売買代金は約1兆497億円。値上がり銘柄数は545、値下がり銘柄数は1531、変わらずは86銘柄だった。日経平均株価は軟調。前日の米株式市場はNYダウが327ドル高と上昇した。しかし、この日の東京市場で日経平均は値を下げて推移している。前日に日経平均は2月中旬以来、7カ月ぶりの水準まで上昇したことから上値では利益確定売りが膨らんでいる様子だ。為替は1ドル=105円60銭台と前日夕方に比べ円高水準となっている。午後は反動から利益確定の売りに押されて、マイナス圏でのもみ合いとなった。前日までに連日で上昇した反動から利益確定の売りに押された。23,500円の節目は割り込んだものの、25日移動平均線は引き続き上向きで推移している。

貴金属

金先限帳入値6690円(前日比+41円)銀先限帳入値93.4円(前日比+1.7円)白金先限帳入値3255円(前日比+55円)パラジウム先限帳入値7780円(前日比-26円)金、銀は総じて続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、ユーロの押し目が買われたことを受けて地合いを引き締めた。銀もニューヨーク高を受けて堅調となった。ワクチン開発に対する期待感を受けてリスク選好のドル安となったことが支援要因になった。英製薬のアストラゼネカは先週中断した新型コロナワクチンの臨床試験を再開した。また米ファイザーは、新型コロナウイルス感染症のワクチンが米国で年末までに一般向けに配備される公算が大きいとの見通しを示した。今夜から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まる。米連邦準備理事会(FRB)はインフレを容認する新戦略の方針を示しており、協議が進むとみられる。ただ株安が限られていることから今回の緩和強化は見送られるとみられている。米議会での追加経済対策の協議も難航しており、新たな措置は11月の米大統領選後との見方も出ている。午後に入ると、ドル建て現物相場の一段高から40円超の上昇となる限月が続出した。銀は総じて続伸。ニューヨーク高、現物高に支援され、期先2本を含む3本が買い優勢となり、期先は2円程度の上昇幅を維持。午後は金一段高に支援され、6、8月限とも93円台を維持して引けた。前営業日比は、金標準、金ミニが34~45円高、ゴールドスポットが41円高、銀が変わらず~2.1円高。

石油

原油先限帳入値27180円(前日比-290円)ガソリン先限帳入値27580円(前日比-450円)灯油先限帳入値40630円(前日比-270円)東京石油市場は軟調。回復してきた石油需要が季節的に鈍化する見通しであることが重しとなっている。コロナショック後の需要回復が一巡するとみられている。ハリケーン「サリー」が米メキシコ湾岸に上陸しようとしているものの、直撃を受ける石油施設は限定的であることから、供給不安は高まっていない。ただ、「サリー」はカテゴリー2まで発達しており、メジャーハリケーンとなる可能性もある。今晩は9月の米NY連銀製造業景気指数が発表される。毎月の製造業景気指数のなかで先陣を切る経済指標である。コロナショックを経た米国の製造業マインドの回復は一服しており、あまり注目度は高くないが、念のため目を向けておきたい。午後の石油市場は下落。為替が1ドル=105円台半ばまで円高に振れるなか、前日の海外原油先物が総じて小幅安で引けたことに圧迫された。この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引はもみ合いで推移し、また、この日のドバイ原油の現物もこう着した値動きとなっている。主要3油種はすべて軟調な展開。ガソリンの下げ幅がやや大きくなった。前営業日比は、ガソリンが700~420円安、灯油が320~220円安、軽油が出来ずだが、名目値で200円安。原油が410~290円安。中京ガソリンは出来ず、灯油は100円安~変わらず。

ゴム

ゴムRSS3号先限帳入値183.2円(前日比+4.1円)TSR20先限帳入値 出来ずゴムRSS3号は、軒並み高。寄り付きでは、上海夜間高や米株高を好感し、買いが先行する展開となった。その後は、今日の高値圏でのもみ合いとなっている。先限は、一時183.5円まで上昇し、9月4日以来の高値を付けた。目先は、185円の攻防となる。同水準を突破すれば、4日の高値186.5円を試すことになる。今週に入り、期近が調整安場面を迎える中、期先はしっかりとした展開となっており、10日は22.8円あった当先の逆ザヤが15円台まで縮小している。目先、期先のしっかりとした展開が続けば、185円突破あとは、190円円台回復を目指し、当先の逆ザヤも大幅に縮小しそうだ。午後は、今日の高値圏でのもみ合いとなっていたが、終盤、薄商いの中、期近に買いが入り、期近は一段高となった。TSR20は、出来ず。大引けのRSS3は、前営業日比3.7~6.1円高、2月限は同4.1円高の183.2円。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23830円(前日比-140円)とうもろこしは、期先3本が反落。夜間取引で先限が小反落、円相場が1ドル=105円台後半に上昇を背景に序盤から先限が売り優勢。シカゴ夜間取引が小幅安となり、先限が190円安の2万3780円まで軟化。下値を切り上げたが、2万3800円半ばで戻りを抑えられている。期先が修正安。先限のみ3ケタ安。期先5、7月限も売り優勢だが、先限につれ安とはならず。先限が2万3800円割れまで下落には違和感があったが、戻している。午後は再度、売り優勢も2万3790円で下げ渋った。シカゴ夜間取引が小幅安で推移が弱材料ながら、3、5、7月限は20~10円安と小幅安で引けた。前営業日比は140円安~60円高。先限は同140円安の2万3830円。


掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。